<4日目> 2012年7月15日(日)
いつものように早起きして、いつものように駅まで駅弁購入に出かけます。
北海道の夏の朝・・・爽やかさ満点の気分です。空気がうまいッ!気温もそれほど高くもなく低くもなく、半袖シャツでちょうど良い感じです。気温のお話が出たところで、ここ帯広を含む十勝地方の気候について言及してみたいと思います。
一言で言って、十勝地方は、北海道にありながら“内地的気候”であるというのが大きな特徴です。つまり、日中はけっこう気温が高いということです。今朝もTVでNHK北海道の気象予報士が、「帯広は28℃まで気温が上がる」と言っていましたし、他の地域とは明らかに異なった気温を示しています。

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この地方は、一般的には“大陸性気候”というのだそうですが、日高山脈などの地形的特徴がそれを作り出しているとのこと。ですから、真夏には内地並の30℃を越えることも多いそうです。
実は小生も、一昨日の十勝地方への越境以来、それを強く感じており、北海道漫遊にしては“汗かき歩行”を強いられています。
しかし皆さん、聞いて下さい。驚きますヨ。夏にこれだけ暑くなるのに、何と!冬には、氷点下30℃まで冷え込むらしいです。

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1年の気温差が60℃・・・こんな過酷な場所でも、人は生きていけるのです。人間が“恒温動物※”という証拠ですネ。へび年生まれの小生には絶対無理だと思います・・・(※干支は関係ないでしょ!)
※体温調節能力があり、外気温に関係なく、ほぼ一定の体温を維持できる動物。哺乳類・鳥類がこれに属する。
そうこう考えを巡らしているうちに、駅構内に到着です。駅弁屋の前に立ちます。昨日確かめた通り、お店はすでに営業しています。それを教えて下さった駅弁屋のおばちゃんも、昨日に続き店頭でスタンバイされています。
小生、リサーチ済みですので、迷いはありません。「これ下さい。」『おお、昨日のアンタか』と言いたげな表情のおばちゃんがのたまいます。「うん・・200円おまけしておくヨ。」「えっ?・・・何だ、昨日の売れ残りか・・・」「違うヨ。ちゃんと朝作ったものだヨ・・・」「あっホント。ありがと。」と、お金を支払って来た道を戻ります。
でも・・・きっとウソだと思います。昨日の売れ残りに違いありません。だって・・・その時おばちゃんの目、泳いでいたもんネ・・・
帯広駅 駅弁
2012年7月15日(日) 今日の朝飯 は・・・
帯広駅 「 ぶた八 」
駅弁:ぶた八の炭焼あったか豚どん
¥1,200→¥1,000

やはり、帯広は「豚丼」がご当地グルメの代表なんですネ。飲食店ばかりでなく、駅弁にまでそのメニューは及んでいます。
この「ぶた八の豚どん」は、その中でも最も有名な駅弁となっています。やっぱ“あったか”が良いのでしょうネ。でも、駅弁で温かい?・・・電子レンジでチンするのかな?・・・おばちゃん、小生にはそんなサービス、してくれなかったし・・・??
ホテルに帰って判明致しました。容器の側面に付いている“ひも”を引っ張ると、化学反応で温まる寸法なのです。小生、早速ご指示通りに“事を済ませて”待ちます。

確か・・・この技術※はかなり前からあったように記憶しております。お酒パックの“燗する時”とかに良く使われていましたネ。
※生石灰(酸化カルシウム)と水による反応で、熱(水蒸気)が発生する。
しかし、今ではあまり見かけなくなりました。電子レンジが普及して必要がなくなったのでしょうか?それとも、コストの関係なのでしょうか?あるいは、捨てる時の廃棄物が問題なんでしょうか?・・・まあ、課題は色々あると思いますが、コンビニ弁当への転用なんか面白いと思うのですがネ・・・
我ながら良いアイデア?と自画自賛しているうちに、自動加熱完了となりました。大量の湯気とともに弁当の蓋を取り去ります。美味しそうな匂いが周りに立ちこめます。

ホッカホカだけあってメチャ美味そうです。それでは、付属の追加用タレでご飯まで黒くして、かっ喰らいます。
昨夜の「ぱんちょう」の“元祖もの”と比較して・・・
①焼きが強い感じで焦げ目が目立つ。

②味付けも濃い。(甘辛醤油)
③別添のタレで更に濃味にできる。

④豚肉の旨味は遜色なし。
というわけで・・・小生の好みでーす!美味いです。これはこれでGOOD豚丼ですネ。 (※やっぱ、あんたは豚好きですネ・・・???)
・・・
今日、最終日はゆっくりのスタートとなります。「帯広駅」午前10時8分、根室本線を東に30分ほど参ります。
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「池田」という田舎町に「池田ワイン城」という観光スポットがあるとのことで、“ワインのお城”というところに少しだけ興味を抱きやっ て来た次第です。それに、他に時間潰しできる所が見つかりませんでしたし・・・??
駅から何もない田舎町を歩くこと10分、見えてきましたヨ。中世のお城を彷彿とさせる「池田ワイン城」です。

小高い丘の上に建つ、中世ヨーロッパのお城を思わせる池田ワイン城は、全国的にも名高い十勝ワインを造っています。ワイン工場の見学や製品の購入なども出来ます。
この丘から見る十勝平野の広々とした風景は、隠れた夕陽のスッポトとして有名で、日が沈む時間にはとても綺麗で幻想的な風景を見ることができます。 ※みるくる北海道タウンHP
小生、早速「見学コース」を進みます。階段を下りて、地下の「熟成室」に入ります。

1年間を通して温度15℃、湿度80%に調整されている地下室には、多くの“ワイン樽”がもの言わず静かに横たわっています。


しかし・・・不思議です。というのは、先ほどお城の玄関先には多くの観光客がたむろしていたのに、ここに誰も来ていません。妙に静かなのです・・・まあ、気にしないで次に向かうことにします。
が・・・階段を上がると、驚きの光景が飛び込んできます。そこは、製品の販売フロアです。観光客のほとんどは直接ここにやって来ているようです。ワイワイとお土産品を漁っています。

小生、そういったものには全く興味がないので、ここを通過して次のコーナーに進むことにします。しかし・・・「見学コース」はここで途切れています。これにて終了のようです。『何だ、地下貯蔵室だけかい!』
どうやら「見学コース」とは名ばかりで、善良な人々を「販売フロア」に誘い込むトラップになっているようです。ヘヘン!小生、そんな手には乗りませんヨ、っだ!
そこで、エレベーターに乗りお城の屋上に参ります。そこは展望台にもなっていて、周りの景色が一望できるとか。

確かに眺めは良いのかもしれませんが、これには条件があります・・・晴天であること、です。皆さんには、いつものことなのでまだ申し上げていませんでしたが、今日は『旅B』らしい“大曇天日”です。今にも雨が降り出しそうな天気です。ですから、遠方の山々が霞んでしまって、とても絶景とは思えません。




ここでの特筆事項といえば・・・隣に解体中の錆びついた古い「大観覧車」があることです。多分、景気の良い頃、業者の執拗な勧誘に負けたか?東京お台場あたりの観覧車を見たここのオーナーが、欲の皮を突っ張らせて建てさせたものか?・・・小生、このお城全体から醸し出される雰囲気からして、後者のような気がします。
でも、こんな辺鄙な人口の少ない地域に観覧車は変でしょ。大体、そんなものに乗ったところで、見える景色は山ばかりですヨ。それに・・・皆さん、想像してみて下さい。辺りがすっかり暗くなった時の観覧車の姿を・・・暗闇に異様に点滅するイルミネーション・・・
見学しているのは、山のヒグマ君かエゾシカさんだけです。それに観覧車に乗っている人はどうですか?・・・灯りひとつない暗闇の中を箱に閉じ込められたまま、ただ乗っているだけ・・・まるで“棺桶”に入っているようです。
現在の観覧車取り壊しは、火を見るより明らかだったはず・・・何故気づかなかったのか?・・・自業自得です。でも、その損害を回収するため、あんなに販売に躍起になっているのはどうかと思いますヨ・・・
・・・
次にこの「ワイン城」に隣接した「DCT garden IKEDA」という施設に入ります。もちろん無料ですヨ。この「DCT」とは、“ドリームズ・カム・トゥルー”というバンド名の略のことです。何か・・・吉田美和なるメンバーが、ここ池田町の出身だそうで、その因縁でこの施設が建てられたとのこと。

その中には、ドリカムの衣装や小道具が多数陳列してあり、ファンにとっては“ありがたい”スポットとなっています。小生は、そんな手合い(連中)ではないですが、暇つぶしには好都合と考えて入ったまでです。
かなり狭い空間に所狭しと衣装が飾ってあります。小生、館内を何となく写真撮影しようとします。
すると、怖い顔をしたオバチャン係員が飛んできて、小生に抗議します。「ここは写真撮影禁止です!!」「???」別に貴重な古美術品でもないのにネ。せいぜい芸能人の衣装でしょう?どれほどの価値があるというのか?・・・

♪ねぇ どうして すっごくすごく好きなのに・・・♪
ホント、LOVEが足りないネ。それに小生、芸能人を有り難がる田舎者ではないので、とっとと退散させて頂きます。気分の悪い中、午前中の観光は終了です。
・・・
「帯広」に帰りついたのが午後12時30分。世間はすっかり“ランチタイム”となっています。小生も、目指すお店に向かいます。
住宅街を歩くこと20分、お店発見です。有名店なのにあまり混んではいないようです。これはラッキー!早速入店して注文完了です。
あじ福 東店
2012年7月15日(日) 今日の昼飯 は・・・
帯広 「 あじ福 東店 」
元祖中華ちらし ¥800

「えっ、中華ちらし?・・・中華風なちらし寿司のこと?」皆さんの質問の声は、確かに小生に届いていますヨ。そこで、この「中華ちらし」 のことから説明しますネ。
中華ちらし(ちゅうかちらし)は、北海道帯広市で食される料理。ご当地グルメの一つでもある。1970年に帯広市で誕生した料理。 名前が似ている「ちらし寿司」「五目ちらし」の一種ではない。全くの別物である。
帯広市内では、約30軒の中華料理店のメニューに含まれ、海老・イカ・インゲンマメ・ハム・鶏卵・もやしなどの具材を油で炒め、甘い醤油タレで味付けし、それをご飯の上に載せ、紅ショウガ・和からしを添える。
セット品で、塩・胡椒で味付けした酸味の強いスープ。もしくは、わかめスープと、小皿に沢庵漬けが盛られて出され、スプーン・箸を使って食する。
帯広市内では「ちらし」と省略されて呼ばれる場合がある。
帯広市の中華料理店「あじ福」で開発され、1970年メニューに掲載された。※Wikipedia
解説にあるように、この「中華ちらし」、決して“ちらし寿司”の類ではなさそうで、むしろ本格的“町のJapanese中華屋さんメニュー” のようです。
この「あじ福 東店」が発祥のお店ですが、市内にはもう1店舗、支店にあたる「みなみ店」があります。それと・・・驚くことに「味福」という別の店もあり、やはり「中華ちらし」を扱っているらしいです。
でも、発祥店「あじ福」とは何の関係もない“類似品にご注意下さい!”的お店で、実は「寿司正」という寿司屋の経営する「中華屋さん」なんです。知らない人は発祥店”と信じ込んでいるようですヨ。漢字表記で分かりづらい所がミソで、実はこれで「あじゃふく」と読むんです。何か・・・そんなのありですかネ?・・・
ただ、地元の貧困層には人気が高く、料理のボリューム満点さが魅力のようです。あと、中華屋なのに「寿司」も扱っている所も、そういう類の人たちを引きつける要因となっているようですネ。皆さん、気をつけましょう!
とはいえ、この「あじ福 東店」は“発祥の本店”といえども、決して立派な美しい?お店ではありません。ただの・・・田舎町の大衆中華 屋そのものです。まあ、そういう意味では“50歩100歩※”というところですかネ・・・
※多少の違いはあっても本質的には何も変わらないということ。大した違いがない様。自国を善く治めているつもりであった恵王から「なぜ隣国の民は我が国に移らぬのか」と問われ、孟子は「戦で五十歩逃げた兵が百歩逃げた兵を笑ったとしたらどうでしょうか」と 例えて治道の要を説いた。(ことわざ図書館より)
厨房でのジャージャーという軽やかな音が止み、小生の前に「中華ちらし」が正体を現しました。

・・・中華料理の「もやし野菜炒め」がご飯に雑然とかかっている感じです。予想してた“ちらし”という彩り鮮やかな整然としたものでは ありません。中華料理らしい、といえばそうなんですが、これで何で『ご当地グルメ』なのでしょうか?・・・その真相を求め、口の中にか き込みます。

うん?・・・美味いじゃないの。これは中華の味付けではありませんネ。独特の脂っこさがありません。むしろサラリとした仕上がりです。

しかも、やや甘めを強調した醤油ベースの“日本的炒め料理”の範疇に入ります。海老やもやし等の具材の旨味もプラスして、癖になる美味 しさがあります。特に、玉子焼きの甘みが更にアクセントになっていて、メチャメチャ美味しいです!
これは大変失礼致しました。この「中華ちらし」、全国の『ご当地グルメ』の中でも、最上級の逸品ですネ。参りました。
・・・
さて、お腹も満足したところで、路線バスで次なるターゲットに向かいます。えっ?観光?・・・いいえ違います。もちろん“夕飯”ですヨ。誰が何と言おうと“夕ごはん”です!・・・
路線バスで「十勝ばんえい競馬場前」を1区先に進んだところで降車です。住宅街にある「豚丼のお店」を目指します。昨夜と今朝に続く「豚丼」連続摂取と相成ります。えっ?やはり“豚の血”は争えない?・・・失礼な!決してそういうことではありません。
というのは、この“夕飯”が、今回の『旅B』の最後の摂取となるからです。要するに、小生この後、何も口に入れることはない!ということです。でもまあ、デザート程度はあるかもしれませんがネ・・・???
ですから、「帯広ご当地グルメ」に相応しい「豚丼」を選択したのです。それに、こんなに間隔のない摂取にも理由があります。その目指すお店の営業時間です。
お昼の部は午前11時から午後3時までで、その後は午後5時からの再開となります。小生、今日中に東京に帰るつもりですから、午後5時以降の入店ではとても飛行機の時間に間に合わなくなります。
そこで、心ならず?も、少し早い夕飯としたのです。小生の苦しい胸の内をお分かり頂けたかと思います。えっ?やっぱ分からない?大喰らいのコンコンチキですか?・・・でも、当事者にしか分からないことってあるんですヨ。 (※絶対分からん!!)
豚丼の鶴橋
2012年7月15日(日) 今日の少し早い夕飯 は・・・
帯広・柏林台東 「 豚丼の鶴橋 」
黒豚丼 ¥850
&とうふわん ¥100

午後2時だというのに、店内はほぼ満員です。小生、カウンターの片隅に席を指示され、それに従います。でも、その席からは厨房が丸見えで、これはこれで絶好の調理のビューポイントになっています。
というのも、「黒豚丼」の真相が掴めるからもしれないからです。この「黒豚丼」、その名の通り“真っ黒な色の豚丼”です。でも、何故こんなに黒いのか?そして、何故ここまで黒くする必要があるのか?・・・
1節には“タレを焦がしているので黒い”との意見があります。でも、それでは焦げ臭いだけで誰が考えたって美味しいはずがありません。
ところが、お昼を大きく過ぎているのに、これほど多くのお客が詰めかけています。つまり、大多数が美味しいと感じている、ということで す。そんな不思議な謎を解明しようと必死で厨房を見つめます。
が、そんなことはどうでもイイ、と思わせるほど異様な光景が厨房の中で展開されています・・・
この店は“家族経営”の典型的な運営形態をとっています。つまり、ご主人と思われるオヤジさんと店内への配膳を仕切る女房の女将、それに調理担当の息子さんと雑用係りの嫁さん。
そして・・・ここが異様さの一番の肝でもありますが、その息子夫婦に最近出来たと思われる幼子のポジションです。
調理担当のパパの背中におんぶされているのです。赤ちゃんの健康状態は大丈夫なのでしょうか?・・・心配になってしまいますが、まさに“家族総出”とはこのことです。
更に、ある傾向がその異様さに拍車をかけています。家族総出ではありますが、オヤジを除いて誰一人しゃべらないのです。寡黙と言う程度ではありません。一切会話なしでコミュニケーションしています。幼子さえ泣きもしません。
もっともオヤジがその分一人でしゃべっていて、「そこの器を下げて!」とか「そこにお客さん、座ってネ。」とか、家族であろうがなかろうが何かと指示を与えてきます。
そんな不思議で異様な雰囲気の中で、息を殺して待っていると、小生の「黒豚丼」と「とうふわん」がのんびりと女将によって運ばれてきました。さあ、早く喰らって早く退散しよう!

しかし、見事に真っ黒です。恐る恐る黒い塊を口に入れてみます。

・・・不思議なことに焦げ臭さは一切ありません。豚肉を焼き上げる時に出るコゲの感じがあるだけです。やや癖があるものの、醤油タレの旨味が凝縮していて豚肉を更に美味しくしています。
それで、タレだけ少し舐めてみます。・・・かなり煮詰めてあるのかコクがありますネ。

でも、煮詰めるだけではここまで黒くはならない・・・と考えていると、厨房ではお嫁さんが容器にタレを継ぎ足そうとしています。その手には「醤油びん」、更に足元には多くの醤油びんが並んでいます。
ハハン・・・小生、分かっちゃいました。この黒いタレの正体は、甘辛味の醤油を煮詰めて、それから瓶などで長時間寝かせているのです。それでこのコクが生まれたわけですネ。
ただやはり・・・少し癖のある独特の味わいですので、好きな人には病みつきになる魅力がありますネ。
総括すれば・・・昨夜の「ぱんちょう」は誰もが美味いと感じる万人受けのするお店で、ここ「鶴橋」は、全員〇というわけにはいきませんが、突出した大ファンが存在する特異な店と言えますネ。
あと・・・ちなみに情報としてお伝えしておきますが、「黒豚丼」の元祖はこの「鶴橋」ではありません。帯広市街地にある「新橋」という店が発祥です。
ですが、人気は断トツに「鶴橋」があります。そこで、選択したわけなんですが、結果的に正解だったと思います。「オヤジさん、ご馳走様でした!」
・・・
これにて『旅B初夏編』のグルメ探訪は完全終了となりました。あとは、観光スポット徘徊と・・・デザートが残っているだけです・・・??
この後、近くにある「帯広競馬場(別名:十勝ばんえい競馬場という)」を観光です。この見学も今回の『旅B』の最後となります。でも、時間がたっぷりありますので、ゆっくりのんびり参りたいと思います。あっ、ご心配なく、ちゃんとデザートタイムは残してありますヨ。
帯広競馬場(おびひろけいばじょう)


北海道帯広市にあるばんえい競馬の競馬場である。道営競馬(現・ホッカイドウ競馬)が初めてレースを開催した、「道営競馬発祥の地」である。 かつてはホッカイドウ競馬とばんえい競馬を併催していたが、ホッカイドウ競馬が撤退したため現在はばんえい競馬のみ開催されている。※Wikipedia
「帯広競馬場」といえば、 “ばんえい競馬”で有名です。小生、馬券購入はG1※のみと決めています。どんな競馬にも“一攫千金”を夢見ている輩ではありません。
※グレード制とは、競馬および公営競技における競走の格付け制度の1つである。グレード制では、各競走をレベルや重要度の高い順にグレード1、グレード2、グレード3と格付けされ、G1、G2、G3というように「G」+数字という形で略表記される。競馬ではグレード制における最高峰の格付けはグレード1である。
ですから、今回は場内散策(※入場料は¥100)に留めておきたいと思います。それに、この“ばんえい競馬”を題材にした日本映画『雪に願うこと』が印象的な作品でしたので、その情感も味わいつつ見学することにします。
ばんえい競走(ばんえいきょうそう)とは、競走馬がそりを曳きながら力と速さを争う競馬の競走である。
現在、日本国内の公営競技(地方競馬)としては北海道帯広市が主催する「ばんえい競馬(ばんえい十勝)」のみが行われており、世界的にみても唯一となる形態の競馬である。
ばんえい競走では一般的な平地競走で使用されているサラブレッド系種などの「軽種馬」を使わず、古くから主に農耕馬として利用されてきた体重約800-1200kg前後の「ばんえい馬(「ばん馬」ともいう)」が、騎手と重量物を積載した鉄製のそりを曳き、2箇所の障害が設置された直線200mのセパレートコースで走力と持久力を競う。
ばんえい競馬の一番の見せ場はレース中盤から後半にかかる第2障害である。この第2障害の越え方がレース戦略上最も重要となる。 馬にとっても第2障害は一番の正念場で、障害を越えられずにひざをついてしまう馬や力尽きて倒れこんでしまう馬もいる。
第2障害を越えた後も、最後の直線やゴール前で止まってしまう馬もいるため、ゴール直前の逆転劇もあり、勝負の行方は最後まで予断を許さない。
その特殊な競走形態から人間が歩いても追いつく程度の速度で展開するため、ファンも馬と一緒にスタンドを移動しながら声援を送る光景がみられる。これは高速で展開する平地競走や他種公営競技には見られない、ばんえい競馬ならではの特徴である。※Wikipedia
パドックで見る馬は、やたらデカイです。中央競馬のサラブレッドと違って、スマートさは皆無です。

でも・・・そのつぶらな瞳は同じで、とてもキュートです。心なしかレース前の緊迫感で何かに怯えているような表情が気にかかります。

レースがスタートしました。競争の展開は、解説にあるとおりに進んでいます。
①ゼイゼイという馬の荒い息、

②第2障害前の一瞬だけの休息、

③坂を駆け上がるお馬さんたちの悲鳴・・・

④それを、ワアワアと歓声を上げてバカの集団のようについて歩く観客たち・・・

これは、まさに“動物虐待”そのものです。こんなことは今すぐ中止にすべきです。動物愛護協会は何をしているのか!犬猫だけが動物ではないゾ!悲しむべき現実です。
それと・・・小生、その裏に更に大きな悲劇が隠されていると考えます。それは・・・中央競馬と違って、ここの競馬場は馬の頭数が絶対的に少ないはずです。だから、毎週土曜日曜日の開催日には、必ずお馬さんは出走させられるはずです。これはまるで・・・アルバイト不足に悩む居酒屋のヘビー勤務ローテーションのようです。
これでは、お馬さんたちの疲労やストレスは相当なレベルに達していると予想されます。やっぱ動物虐待に間違いありません。断固中止を要請します!
えっ?世のサラリーマンも同じようなもの?・・・そうですネ。小生のストレスと疲労もかなりのものですからネ。 (※ストレスとか疲労とか、あんたには縁のない言葉ですヨ!ってんだ!!)
・・・
帯広の繁華街に戻ってきたのが午後4時半です。お楽しみのデザートのお時間となりました。早速お目当てのお店に直行です。
その名も「六花亭本店」です。そうです。北海道土産の代表としてあまりにも有名ですネ。あなたも「マルセイバターサンド」を一度はお口に入れた経験があると思います。
『でも・・・六花亭って札幌が本店では?』そんな皆さんの浅はかな考えを、今から木端微塵に打ち砕きたいと思います。では、どうぞ!
六花亭製菓株式会社(ろっかていせいか)は、北海道帯広市に本社(本工場)を構える菓子メーカーである。
坂本直行(さかもと ちょっこう)による草花の絵をモチーフにした包装紙が有名。また、現在の主力商品であるマルセイバターサンドは北海道銘菓として人気が高い。
六花亭の前身は、千秋庵(※函館にある和菓子店)の一店舗である札幌千秋庵から1933年に暖簾分けした帯広千秋庵である。
1977年5月に千秋庵の暖簾を返上して六花亭に屋号を変更した。六花(りっか)は東大寺管長の清水公照が命名したもので、六角形の花、すなわち雪の結晶を意味する。そのままでは読みにくいため「ろっか」とし、下に亭を付けている。
帯広市内に1979年に製餡工場、1988年に和生および洋生工場を、1998年には中札内村にマルセイバターサンドの一貫製造ラインを備えた「六花亭中札内ファクトリーパーク」を建設するなど生産設備の増強を進める一方で、21世紀に入っても売上の過半を占める札幌へは片道5時間のトラック輸送を続けている。
これは、製菓は根気の必要な作業であるため十勝を離れるべきでない、という同社のポリシーに基づく。 2010年3月の時点では、グループ売上高は188億円であり、東京都に支店を持たない製造業としては日本一である。※Wikipediaより抜粋
皆さん、如何ですか?まさに“目から鱗(うろこ)が落ちる※”とはこのことですネ。
※《新約聖書「使徒行伝」第9章から》何かがきっかけになって、急に物事の実態などがよく見え、理解できるようになるたとえ。(kotobank)
札幌の洋菓子屋とばかり思い込んでいた「六花亭」が、実は帯広が本社だったなんて・・・でも無知な自分を責める必要はありませんヨ。博学で知られる小生でも最近までこの事実を知りませんでしたからネ。何も心配はいりません。あなたは“パー・プー”なんかじゃありませんヨ・・・
えっ?でも、帯広本店だろうが新千歳空港だろうが、売っている商品に変わりはないでしょ!ですか?・・・えらく断定的なご意見ですネ。 でも、そこが皆さんの底抜けの甘さなんです。
確かに「六花亭」は工場生産ですから、どこのお土産屋で買っても、そこに製品的差異はありません。が、しかし・・・ここからは他言無用 でお願いしますが・・・この「帯広本店」でしか購入できないものがあるんだそうです。
その謎の品とは・・・「サクサクパイ¥140」と「ゆきこんチーズ¥150」です。ともにお土産品と言うより“テイクアウト用”として販売さ れています。
というのも、この2つ、賞味期限が異常なほど短いからなんです。何日間というものではありませんヨ。何と!「サクサクパイ」が3時間、 「ゆきこんチーズ」が2時間・・・“その場で食べなきゃイヤイヤ!”的お菓子です。
ですから、輸送時間のかかる他地域のお土産店での販売は当然不可能ですし、工場に近いこの「本店」でしか存在しえない“幻の品”なので す。もちろん小生、その2品を目当てに乗り込んだわけです。

“本店らしく”4階建ての立派なビルです。かなり「マルセイバターサンド」で儲けているようですネ・・・

その1階部分が販売店になって いて、「六花亭」の全製品が、まるで“高級洋菓子?”のように陳列されています。その店内には、昨夜の「ぱんちょう」に引けを取らない 多くのお客です。

えっ?もちろん無断撮影ですヨ。
そして、そのフロアの一角を占めて、スタンディング形式のイートインスペースがあり、製品の試食などが出来るようになっています。小生 も、ここで先の2つを頂く予定ですヨ。では、早速購入と参ります。
丁度その前が「テイクアウト販売」の窓口になっています。が、・・・気になるPOPが目に入ります。
『本日売り切れ』・・・明らかに“店員さんによる手書き”と分かる、汚くて大きな文字で書かれています。このフロアの雰囲気に相応しく ないかどうかは別にして、その文字たちは小生に酷い事実を告げています。
チクショー!こんなに長く帯広に滞在していたのに、何故、朝の欠品無用の時間帯に来なかったのか?何故、あんな「十勝ワイン城」なんか に行ってしまったのか?・・・全くもって“後悔先に立たず”の典型的例です。
仕方がありません。小生も大人です。ここは潔く諦めることにします。
でも、これから・・・百貨店の「北海道展」などの催事に、もし六花亭さんが出展していたら・・・必ず訪問して「サクサクパイとゆきこん チーズ、ありますか?」と質問してやることにします。それでなきゃ、腹が納まらないですヨ、ほんとに・・・ (※どこが大人ですか?子供で もそんな嫌味なことはしませんヨ!)
・・・
落胆を抱え込んだまま、「帯広空港」から東京に帰還です。マイホームタウンの「西葛西駅」に着いたのが午後10時過ぎ・・・『ああ、腹減 ったな。サンクスでパンでも買っていくか・・・』小生の飽くなき“食欲”は、真夏に向けて衰えることをしりません・・・
『よし!こんな惨めな結果では、皆さんに申し訳が立たない。今年は例外として『夏篇』を2回にしよう!そうだ、今回が『初夏篇』なら次 回は『晩夏篇』だ!!決行・決行です!!』
ということで、今年に限り『旅B夏篇』は2回開催となります。どうか、皆さん・・・お楽しみに!!・・・???
<今日の歩数> 19,082
<’12旅B初夏篇>完全終了




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