<2日目-1> 2011年10月15日(土)
時刻は午前6時少し前、これ以上の眠る努力は無駄なようです。少し早いですが、完全起床と致します。
相変わらずの“咳と鼻水”です。どうやら風邪第2ステップに入っていることは確実のよう。ただ、熱はないようで(たぶん?)唯一の救いです。これなら、第2日目も、どうにか持ちこたえられそうです。養生第一の1日とはなりますが・・・
『旅B』恒例の朝の散歩は止めにして、あまり空腹感は感じませんが、少し早い朝飯!とします。(※あんたは一体何者?) で・・・
金萬 ターミナル店
2011年10月15日(土) 今日の少し早い朝飯 は・・・
秋田市 「 金萬 ターミナル店 」
金萬(生)10ケ ¥525 ※前日購入

秋田人が誇りに思っている、秋田土産の代表格“金萬(きんまん)”です。(※ただ、秋田以外の方々にはあまり知られていませんが・・・)

その秋田の誉れ“金萬”の、お土産用のパックしたものと違う、“生バージョンのモノ”です。ここ秋田でしか売られていないとのことで、早速朝飯用?に購入したわけです。 (※最近増えていますネ、甘いものの朝食摂取。糖尿病は大丈夫かな?-まったく問題ありません。今のところですが・・・)
金萬は、卵入りの白あんを、ハチミツ風味のホットケーキのようなカステラ状の皮で包み、ふっくらと丁寧に焼き上げた秋田では有名なお菓子です。一般的に秋田銘菓といったら、多くの人がこれを挙げると思われます。一口食べるとほんのりと上品な甘さが広がり、飽きのこない優しい味です。「28個食べました!」というCMが流れるほど、子供でもパクパクいけます。※秋田県HP

10個ペロリ、です。と言っても、1個がかなり小さいので、皆さんが思ってらっしゃるほど量的に多くはありません。それに、PRコピーにありますように、全体的に甘さを抑えた上品なものなので、ほんとパクパクいけちゃいます。
少し甘い朝になりましたが、体調不良の小生に活力を与える栄養補給となったわけです。 (※あんた、昨日から十分過ぎるほど栄養を摂っているでしょ!)
※閉店 近くの駅ビルに「トピコ店」があります。
・・・
しかし、皆さん、この秋田人の誇り“金萬”について、秋田人も知らない面白いことが分かりました。
それは・・・“金萬”は、この秋田だけでなく、全国各地に存在するということです。名前こそ違いますが、北は北海度から南は九州鹿児島まで、かなりの数に上ります。
例を挙げますと、札幌の「とうまん」、東京の「都まんじゅう」、横浜の「みやこまん」、浜松の「カステラ饅頭」、名古屋の「文化饅頭」、京都の「ロンドン焼」、四国の「都まん」、山口の「川棚まんじゅう」、鹿児島の「金生饅頭」などなど、名称だけで24種類、製造元30社ほど全国各地に散在しているのです。
この原因は何か?・・・それは、この“まんじゅう”の作り方にあります。手づくり要素を一切排除した「自動まんじゅう製造マシン」で作られています。(※客寄せとして、その製造工程をわざわざ見せている店舗もあるとのこと。)
その製造マシンこそが、福岡県の城野鉄工所が製作したもので、その販売先は日本中に広がっています。(※現在は、愛知県の森川フードマシンという会社が販売している。)そんな因果関係から、全国にこの手の“饅頭”が多く存在することとなったわけです。
皆さんの周りに、秋田県出身の人がいたら、その“事実”を教えてやって下さい。きっと、腰を抜かさんばかりに驚くことと思いますヨ。何せ“秋田の誇り”と信じて疑わない人達なのですから。
あっ!もっと効果的なことを思い付きました。・・・秋田人への東京土産に、浅草・中村屋の「都まんじゅう」を買っていくとか・・・考えるだけで、ワクワクしますネ。何処かに秋田人はいないかな?・・・(※あんたは、風邪なんかじゃなく心の病です。絶対!)
秋田市脱出予定が午前10時過ぎ。まだまだ3時間程あります。通常ですと、わけもなく市内を徘徊するところですが、今日のハードスケジュールに備え(※!!)、ホテルで体を休めることにします。
しかし、宿泊した町の地理をつかめなかったのは初めてで、心残りです。 ああ・・残念!(※あんたは、Google Mapか…)
・・・
午前10時24分、「秋田」から奥羽本線を南東に下りていきます。

-JR東日本701系電車
鈍行列車に揺られること50分、花火で有名な「大曲(おおまがり)」に到着です。
「花火を見に来たの?」そんな季節外れの頓珍漢(とんちんかん)な質問をされる人は誰もいないでしょう。そうです。勿論、「ご当地グルメ」探訪です。
しかし、大曲の駅前・・・誰もいない・・・相当疲弊が進んでいるようです。
和ダイニング ふじ
2011年10月15日(土) 今日の昼飯① は・・・
秋田・大曲 「 和ダイニング ふじ 」
大曲カレー旨麺(うーめん) ¥630

あまり立派でない?ビジネスホテル「富士」の1階にある和風レストラン、というか、食堂そのものです。
この店で一気に2つの「ご当地グルメ」制覇を目論んでいましたが、1つはやってない、とのこと。「うちも、始めなければとは思っているんですが・・・」という内容のことを秋田弁で弁解しています。
仕方ないので、“カレー旨麺”だけを注文です。でも・・この大曲では2軒(はしご)となります。かなりきつくなりそう・・・

1980年代、今のアラフォー世代がティーンだった頃、まだ活気に満ちあふれていた頃の大曲の駅前商店街で、ある食べ物が若者達の間でブームとなっていました。それが「カレー旨麺(うーめん)」です。
時は流れ、少年はおじさんになり、元気だった中心市街地もいつの間にか廃れてしまった今、「カレー旨麺」を「大曲カレー旨麺」として復活させ、町も人も活力を取り戻すきっかけになればと、アラフォー世代が中心に復活の運動を始めました。
中華麺+和風だし+カレーの奇跡の出会い。一度食べたらあら不思議、たちまち貴方もコイツの虜。チビッコも大人も、小腹がすいたら召し上がれ。それが大仙大曲の知る人ぞ知る伝説のB級グルメ、『大曲カレー旨麺』なのです。※FOOD PROあきたHP


うどんの汁(つゆ)の中に中華麺、しかも、中途半端な量のカレーが入っている・・・何とも不思議な食べ物です。
ただ、汁の味付けは、やや甘めのダシの効いたもの。小生の好みです。中華麺も左程悪くはない普通の出来です。
これはこれで“あり”なのですが、カレーの存在が何とも稀薄です。“カレー旨麺”というには、主張がなさ過ぎですネ。大量のうどん汁にかき消されて、何事もなかったかのようです。
でも、それは許されるとして、一緒に出てきている“ご飯”は何なのか?どうやら、ご飯とのセットものになっているようですが、小生、もう1つのミッションのことを考え、できるだけ摂取量を少なくしたいのです。
「食べなきゃイイじゃない!」と、皆さん、そう思われているに違いありません。しかし、しかし、貧しかった昭和20年代後半生まれの者にとって、白いご飯を残すことなど考えられません。
茶わんにご飯粒を残すだけで「そんなもったいないことしたら、目がつぶれるヨ!」と教えられて育った世代です。今さら生き方の変更など無理というもの。一粒残さず完食です。「ごちそうさま!」
・・・
さて、携帯の「食べログ」の登場です。ちゃちゃっと検索、即行動です。で・・・
和台所 花
2011年10月15日(土) 今日の昼飯② は・・・
秋田・大曲 「 和台所 花 」
大曲の納豆汁セット ¥798

が、誰もいません… 「花火」の数より 少ない人口か?…
こちらも、あまり高級でない?ビジネスホテルにあるレストランです。(※こちらは先ほどのお店よりは“レストランらしい”?店内です。)
しかし、困ったことに、こちらは『ご飯や小鉢、季節のフルーツが皆さんに漏れなく付いてますヨ!』と、セットものを堂々と謳っています。
『単品ではいけないのかな?』小生の心の動きを見透かしたように、この町には相応しくない、やや派手目のおネエさんがのたまいます。
「単品もございますが」「いや、いいです。」体調のせいか、小生、心にもないことを言ってしまいました。この古い世代特有の“みみっちいことを恥とする”とする性分がもろに顔を出した、とも言えます。(※本当は、みみっちい男のくせにネ。) 待つ間、後悔しきり となったことは言うまでもありません。

納豆汁は北東北で昔から愛される家庭料理・郷土料理です。地元で採れた山菜やキノコをふんだんに入れた味噌仕立ての汁に、すり鉢で磨り潰した納豆を溶かします。
山菜やキノコは春・秋のシーズンに山で採ったものを塩蔵しておき、昔は納豆も各家庭で作っていましたので、冬が厳しい雪国ならではの保存食です。また冠婚葬祭や元旦など大切な時の食卓・お膳には欠かせない行事食でもあります。
地域によって具材・味付け、濃さはかなり異なります。大曲の納豆汁は山菜・キノコを豊富にいれるのが特徴。東北一の鍋を決める山形県天童市の平成鍋合戦で第十四代鍋将軍の栄冠に輝きました。※FOOD PROあきたHP


素朴な“味噌の、汁もの”です。磨り潰した納豆の風味も残っていて、ぬるぬるとした感触は独特です。ただ、具材の山菜やキノコ類が多すぎます。これだけで、十分お腹満足になってしまいます。(※たとえ、この納豆汁が最初の食事であったとしても、です。)
それに加え、けっこう多めのご飯と小鉢のきんぴらゴボウなどの副菜・・・気が遠くなりそうな量です。えっ?ついに残したかって?いいえ、思う存分完食です。ゲップ・・・これは失礼!
<’11旅B秋篇 Vol.3>終了



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