<1日目-2> 2010年11月13日(土)
「駒ヶ根」から飯田線を上っていきます。まずは「宮田村」です。『紫輝彩丼』というB級グルメを売り出し中とか。

しかし、駅を降り立つと、そんな雰囲気はどこにもありません。それどころか人を全く見かけません。嫌な感じとは正にこのことです。
店を探して、そろそろと歩きます。えてしてこういう場合、急に犬に吠え立てられ、腰を抜かすのがオチです。 ・・・歩くこと5分、目指すお店を見つけました。
が・・・何か変です。営業をしている空気感がない。・・・むしろ“夜逃げの後”といった感じで、B級ホラー映画チックに静寂を保っています・・・『ダメだ、こりゃ!』他の店を探す気力も薄れ、駅に戻ります。
駒ヶ根市でもあの体たらく。宮田村では仕方ないか…『紫輝彩丼』の存続を願うばかりです。
・・・
今日の宿泊地「伊那市」に到着したのが16:43。町はすっかり夕景色です。駅近くのホテルに向かいます。
しかし、地図で示した場所にあったのは洋品店。5階建てのビルではあるのですが、ホテルの雰囲気がありません。が、確かにここのはず。仕方なく裏にまわってみます・・・

ああ、ありました。ホテルの入り口です。どうやらこのビルは、1~2階が洋品店。3~5階がホテルという複合施設?になっているようです。ホテル名が「第一ホテル島田屋」・・・やはり伊那も疲弊している・・・?
チェックインを済ませ、『旅B』お馴染の明日の朝食用パン探しに向かいます。
しかし、この「伊那市」にはベーカリーが2軒しかなく、しかも、その1軒がすでに営業時間を終えています。選択する余地はありません。 暗い道をとぼとぼと歩きます。『青森の大間を思い出すな・・・』と考えているうちに、その店に到着です。
想像しているよりはるかに“おしゃれな佇まい”。期待が膨らみます。でも、詳細は明日の朝食で・・・
さて、いよいよ夕飯です。ホテル(らしきもの)の前にあるバス停から「伊那バス」で「大学前(※信州大学のこと)」まで20分の道程です。
このバスは、そこから先、かなり遠くまで行って、再び同じ道を帰ってきます。その間30分あまり。それまでに夕飯を完了しなければなりません。
何故って?・・・それが終バスだからです。漆黒の闇に染まった中を、必死で店を見つけます。暗いことが幸いしてすぐ発見です。灯りを放っているのがそこだけだった、ということです。で、・・・
青い塔
2010年11月13日(土) 今日の晩飯 は・・・
伊那市 「 青い塔 」
元祖:伊那ソースかつ丼 ¥980

昼飯に続き、晩飯も「ソースかつ丼」です。“伊那ソースかつ丼”の元祖、「青い塔」。
駒ヶ根とどう違うのか・・・楽しみです。

伊那伝統の味「ソースかつ丼」は、昭和21年に伊那町の中心市街地に開業した飲食店「青い塔」の店主が始めたソースかつ丼(愛称「ひげ のとんかつ」で当時有名)が人気となり、伊那地域に広まって「伊那名物ソースかつ丼」として、今日に至っています。元祖とも云えるこのお店は、現在2代目の店主が伝統の味を守っています。 ※伊那ソースかつ丼会HP

美味い!甘めのウスターソースにコクがあり、味わい深いです・・・
ただ、駒ヶ根のものと何処がどう違うのか、小生にはさっぱり分かりません。「駒ヶ根」と「伊那」、どちらがこの地域の元祖なのか?
発祥の年から見ると、「駒ヶ根」が昭和3年、「伊那」が昭和21年と、「駒ヶ根」に軍配が上がるのですが、どちらにしろ、東京あたりで誰かが食べたものを真似ただけと思われます。
とてもこの地域で純粋に発祥したとは・・・断じてここは、そんな土地柄ではありません!
でも、「ソースかつ丼」としては美味しいですヨ。特に、辛いだけの「前橋ソースかつ丼」に比べたら、それは抜群です!
・・・
ただこの店は、丁寧に料理することがモットーのようで、小生の食事完了時間がちょうど終バスの時刻と同じとなりました。
こうなれば、ご禁制の「タクシー使用」です。「あの~、タクシー呼んでくれませんか!」「えー?・・・」返事なしです。
おばちゃん、かなりお忙しいようで、外へ出て見つけることにします。が・・・そこには暗闇が・・「そういえば、バスで来る時、近くにスーパーらしき店舗があったはず。そこでひょっとしたらタクシーが見つかるかも・・」
その店舗名は、『ニシザワショッパーズ信大前店』※現在はニシザワ信大前食彩館。しかし、こんな辺ぴな場所にタクシーが止まっているはずはなく、スーパーの中にも、その類の案内もなしです。
仕方なく、携帯でタクシー会社を検索し、漸くのことでタクシーに乗り込みます。皆さんも、夜にこういった地域にお出かけの際はご注意くださいネ。(※こんな時間に誰がそんな所に行くか!)
タクシーは快調に走ります。(※信号が少ないから)しかし、ホテル(もどき)に向かっているのではありません。繁華街(※たかが知れてますが)にあるお店を目指します。今日の〆のためです。(※まだ喰うのかヨ?) で・・・
萬里
2010年11月13日(土) 今日の〆 は・・・
伊那市 「 萬里 」
元祖ローメン ¥680+生ビール¥680

まず、耳慣れない“ローメン”の説明からです。
ローメンは、炒肉麺(チャーローメン)とも呼ばれ、マトンなどの肉と野菜を炒め(炒肉)、蒸した太めの中華麺を加えた長野県伊那地方の 特有の麺料理である。ラーメン用のスープを加えるものと、加えないものがあるが、ラーメンとも焼きそばとも異なる独特の風味の料理であ る。※Wikipedia

1955年に、伊那市の中華料理店「萬里」の主人であった伊藤和弌(いとう わいち)が、地元の製麺業者服部製麺所社長の服部幸雄の協力を得 て創作した。
伊藤は東京・横浜で料理人として修行し、郷里の伊那に戻って小さな中華料理店を開いた。当時は冷蔵庫がまだ一般的でなく、仕入れた生麺を翌日まで保存できないため、麺を蒸すことで日持ちさせる技法を考案する。
この蒸し麺独特の風味を活かして伊藤の創作した料理が、ローメンである。
初期には、炒めるという炒肉麺(チャーローメン)と称して販売されたようである。最終的には普及の過程で「チャー」がとれ、「ローメン」という名称が定着した。
地元の新たな郷土料理として定着したことから、1994年、伊那市もローメンを町興しのきっかけに取り上げ、ローメン委員会(現「ローメンズクラブ」)を設立、萬里本店近く には、2004年にローメン発祥の地の記念碑が建立された。
地元では6月4日を「蒸し」と読ませる語呂合わせでローメンの日とし、普段より安くローメンを商っている。※Wikipedia
※この「ローメンクラブ」は、「信州・天竜川どんぶり街道の会」には所属していません。独自の活動で、伊那B級グルメを誇っています。
「萬里」は大衆中華居酒屋。きれいな店内ではありません。地元の“酒飲み”がワイワイやっています。
“レバ刺し”やら“焼き餃子”やら、そそる料理がリストアップされています。が、小生、先ほどの「ソースかつ丼」で、結構お腹も充実しています。狙う料理の単品注文です。「ローメン!」・・・「それと生ビール・・・」やはり、この雰囲気の中、お酒なしではチョットね・・・
「ローメン」の登場です。テーブルに添付されている説明書通りに準備です。
〇最初にソース・酢をひと回しづつおかけ下さい。
〇お好みにより、ゴマ油・七味唐からし・おろしニンニクをかけても、おいしく食べられます。
〇以上の分量は、お好みに応じて増減させて、よくまぜてお食べ下さい。
♪ うま伊那(いな)ローメン ♪ おいし伊那(いな)ローメン

まず一口食してみます・・・甘い、甘過ぎます。急いでソースと酢を追加投入です。
それでも、どこかに甘さが残る。しかも、蒸し麺は、日持ちをさせるためとはいえ、腰は完全になく、ポロポロとした食感。
解説にあるように“ラーメンとも焼きそばとも異なる独特の風味”の美味しくない料理です。ビールで流し込んで、さっさと退出です。
♪ もう行きたくな伊那(いな)ローメン ♪ 食べたくな伊那(いな)ローメン・・・
夜の町をブラブラ歩きます。猫の額ほどの繁華街は、土曜日だけあって、ほどほどに込んでいるようです。
どこの店にも「ローメンあります。」「ソースかつ丼あります。」の張り紙が・・・ご当地B級グルメの興隆を願って、町全体で頑張っているようです。

「頑張れ、伊那市!B1グランプリ優勝を目指して!アルプスが崩壊してしまう前に・・・」
<今日の歩数> 残念ながら、万歩計を家に忘れてきてしまい計測不能
<チョイ旅B Vol.2> 終了



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