<1日目-2> 2010年10月7日(木)
天気は、どうやら晴天に向かっているようです。ソルマックが効いたのか、気分の方も幾分良くなってきました。では、今日の観光第2弾と行きましょう!
釧路駅から汽車(※クドいようですが、北海道ではそう呼びます)に乗り、『摩周湖』まで参ります。えっ!釧路の観光といったら、『釧路大湿原と丹頂鶴』でしょう、と思っている方いませんか?・・・
ではお答えしましょう!「以前先輩たちと訪れたときに、完全制覇しております!」ですヨ。ですから、今回はカットです。どうしても・・・というのなら、ご自分でお訪ね下さい。定期観光バス(釧路湿原半日コース)が便利です。

釧路駅13:20発のJR釧網線「足湯めぐり号」で出発です。でも「足湯めぐり号?」・・・
列車は、ゴトゴトと釧路湿原の中を進みます。摩周湖観光の基点「摩周駅」まで1時間半の“のんびり旅”です・・・
摩周駅に14:45到着。この駅で20分ほど停車のアナウンス。「えっ?そんなに長く??」小生は下車なので、一向に構いませんが、他の乗客は・・・あれっ?みんな降りてる・・・どこかに向かっている。摩周湖観光ではなさそうです・・・
小生は摩周湖行きバスのチケット購入です。でも出発まで40分あります。それでは駅周辺の探索だ!とばかり駅を出ます。
するとどうでしょう。摩周駅のすぐ脇に人だかりが・・・良く見ると、足湯につかって「ワイワイ」はしゃぎ合っています。主におばちゃん観光客たちです。


小生も、折角なので、その輪に参加です。『ああ、気持ちイイ・・・』小生、あまり温泉は好きではない、というか関心がありません。(※そう言えば、旅Bには一度も登場していませんネ)時間があったので試しに、です。
が、そういう自分勝手さを許さないのが世の常。おばちゃん達に盛んに話しかけられます。返事を返さないわけにはいきません。それが、この小さなコミュニティのルールです。
東京のリタイア夫婦あり、釧網線沿線の地元民あり、いろいろな人達の一瞬の絆が結ぶ集いです。
小生の乗ってきた電車が出発しようとしています。すると、すぐ横のおばさんが、「あれっ?お兄ちゃん、乗らネエのか?」 『お・おにいちゃん?小生が・・・?』・・・「ええ、摩周湖に行くんです。」「ああ、そうか・・・」
そのおばさんに聞いたのですが「足湯めぐり号」は、この先網走まで間、足湯がある駅には必ず停車して、乗客に足湯を楽しんでもらう、という趣向だそうで、なるほど納得です。
・・・
摩周湖行きの路線バスの出発となりました。このバスは、路線バスと言っても、通常のものとは違い、摩周駅から摩周湖第1展望台、第3展望台と巡り、また摩周駅に帰ってくる、云わば、「観光路線バス」ともいうべきもの(※但し10月11日までの営業。以降は冬時刻に)。
ですから、運転手さんに加え、ガイドさん“もどき”(※ガイドさんコスチュームではなく、町役場の職員ユニフォーム。しかも、かなりの高齢の女性)も一緒です。が、お客さんは乗務員と同じ数、つまり2人しかいません。小生ともう一人、先ほどの足湯の集いで一番賑やかだったおばちゃんです。
まずは、このおばちゃんのご紹介からです。
① 年齢は62歳。群馬県館林在住(※日本で一番暑い地域のひとつ)。もちろん群馬弁バリバリ。本人は標準語と思っている。
② 息子さんが仕事で摩周へ転勤となった。
③ 館林は暑いので、避暑のため7月から摩周に来ている。
④ それを利用して、道東の各所へ出かけている。
⑤ 特に、摩周湖はお気に入りで何度も行っている。今朝も行ったが、霧の摩周湖で「とっても良かったワ!」とのこと。
⑥ でも一番良いのは、夜の摩周湖。満天の星空がおだやかな湖面に映り、それはそれは美しいとのこと。しかし車と懐中電灯は不可欠だとか。
⑦ 道東の景観を見て、とても感動するのは、歳のせいだと何故か思っている。
⑧ 館林もそろそろ涼しくなってきたので、帰らねばならないと覚悟している。
こんなところかな。変なおばさんに違いありませんが、メチャ善人です。このベテランさんと二人で摩周湖観光です。
第1展望台到着後、ワンボックスのタクシー(※もちろん無料)に乗り換えて第3展望台へ。 何故バスで行かないのか不明ですが、駐車場の広さや効率の関係か?
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摩周湖
摩周湖(ましゅうこ)は、北海道川上郡弟子屈町にある湖。日本でもっとも透明度の高い湖の一つで、世界ではバイカル湖についで第2位。 2001年には北海道遺産に選定された。急激に深くなっていることとその透明度から青以外の光の反射が少なく、よく晴れた日の湖面の色は 「摩周ブルー」と呼ばれている。
北海道東部、阿寒国立公園内に位置する。日本の湖沼では20番目の面積規模を有する。約7000年前の巨大噴火によって生成された窪地に水がたまったカルデラ湖であり、アイヌ語では「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」という。
湖の中央に断崖の小島カムイシュ島がある。周囲は海抜600m前後の切り立ったカルデラ壁となっており、南東端に「カムイヌプリ(神の山)」摩周岳・標高858m)がそびえている。
湖内は阿寒国立公園の特別保護地区に指定されており、開発行為や車馬・船の乗り入れは厳しく規制されている。※Wikipedia

実は、小生、学生の頃、夏休みを利用して一度訪れたことがあります。遠い古(いにしえ)の話ですが・・・その時の摩周湖の水の色が正に「摩周ブルー」で、とても美しく「この世のものとは思われない・・・」と感動したものです。
今回は、季節や時間(16:00頃)が違うせいか、水の色が普通の湖と変わらない感じで、覚悟はしていたものの、少しガッカリです。 おばちゃんによれば、「摩周湖は、季節や時間により色々な表情をみせてくれて、とても魅力的!」だそうです。
そのお話の通り、この季節この時間でしか見られない景観、『夕陽が摩周岳やカムイシュ島にあたり、日が暮れる前の荘厳な佇まいを見せている・・・』
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後ろに目をやると、『屈斜路湖、硫黄山が、暮れなずむ夕陽を受けて、光り輝いている・・・』と、まあこんなところでしょう。小生的には満足です。

第1展望台に戻り、違う角度での夕暮れの摩周湖を眺め、満喫したところで、バスで帰還です。
摩周駅でおばちゃんにお礼を言い、「いつか館林でお会いするかもしれませんネ・・・」と再会を願いながらのお別れです。おばちゃんの幸せを本当に祈りながら「バイ、バイ」です。

この時間になっても、昼飯のあのスパカツのせいで、胃腸がすっきりしない。このままでは、夜の『B級グルメ』探訪に支障がありそうだ。 仕方なく、駅構内にあった、“胃腸に効能”と書かれてある『飲料用温泉』を飲んでみる。気のせいか、幾分楽になる。でも、硫黄臭さが口に残り、これはこれで気持ち悪っ! (※勝手にしろっ!)
再び、釧網線の汽車で釧路駅に帰って来たのが18:30。ホテルで一旦休憩です。
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炉ばた
2010年10月7日(木) 今日の飲み は・・・
釧路・栄町 「 炉ばた 」
“元祖炉端焼きで一杯” ¥4,300 ※再訪です。

先輩たちと以前訪れたときには、あまりに多く飲み食いしたため(※合計で3万近かった)、帰る際にこの店のおかみさん(焼き手でもある有 名な高齢女性、まあ老婆)から、わざわざお礼の挨拶があったくらい。(※一切しゃべらないのでも有名)
エエ歳こいたオッサン3人、ほんま、ヨ~やるわ!でしたが、今回は、一人ということもあり、すぐ次が控えている(?)こともあって、実に品良くまとめさせて頂きました。
炉端焼き(ろばたやき)は、宮城県仙台市で発祥し、北海道釧路市で発展した飲食店の店舗や給仕の形態、および、そこで出される料理のこと。
客の目の前の囲炉裏端において、炭火で魚介類や野菜を焼き、長いしゃもじ(掘返べら)で料理を運ぶ。この形態の店は、昭和40年代には全国に1万店以上あったと言われる。※Wikipedia
・・・
仙台市の歓楽街「国分町」にある「炉ばた」という店名の店において、採れた野菜を囲炉裏端で焼いて客に出していたのが発祥とされる。 その後、「炉ばた」の一番弟子が大阪府で、二番弟子が北海道釧路市栄町で、ほか3名の弟子が東北地方の青森県や福島県などで炉端焼きの店を出した(大阪の店は既に閉店)。
釧路の弟子は仙台と同様に「炉ばた」という店名で店を出し、釧路港で揚がる魚介類も焼いて出すようになった。
この釧路の「炉ばた」のメニューを踏襲した形で、日本各地に炉端焼きの店が広がったとされる。
炉端焼きには仙台発祥と釧路発祥の2つの俗説があるものの、以上の経緯は両店で共通認識となっている。※Wikipedia
小生が注文したものは、今が旬の釧路名産「さんま」、おばちゃん店員さんお薦めの「銀だら」、それに「なす」と「ししとう」の4品。


これを順に、焼き手である“お婆ちゃん”が囲炉裏で焼いていくのですが、さほど待つこともなく、お客のペースに合わせて出されます。『う~ん、しみじみ、美味い!』

薄暗い店内、囲炉裏の前のお婆さん、炭火のパチパチと爆ぜる音、お客同士の静かな話し声(※店内BGMはなくTVの静音のみ)、すべてがパーフェクトマッチです。これぞ、『ザ・ろばた焼き』。満喫です!!
そう言えば、先回は店内に観光客が溢れかえり、囲炉裏端(テーブル)につくのに30分以上待たされ、出される料理も遅れがち、自然、お 客同士の話し声も大きくなり、注文も我先にという有様(※言い訳になりますが、このことがたくさん注文してしまった大きな要因となったことは確実で す)。まるで貧しい大家族農家の囲炉裏端といった具合で、とても『北の港町の情緒』とは縁遠いものでした。
やはり、観光するならシーズン最終盤が狙いです。みなさんも計画される際にはご一考を。くれぐれも「オフシーズン」にはならないように ネ!
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鳥松
2010年10月7日(木) 今日の飲み(はしご) は・・・
釧路・栄町 「 鳥松 」
“元祖ザンギで一杯” ¥1,630

『夏篇』の函館で食べられなかった北海道B級グルメ“ザンギ”に漸(ようや)くのご対面です。しかし、カウンターだけの狭い店内です。 居心地悪いな・・・
ザンギは、北海道で広く用いられる呼称であるが、一般的な唐揚げとは違い、鶏肉を醤油とニンニクで味付けをし片栗粉及び小麦粉で揚げたものである。一部の北海道民は、標準語の「唐揚げ=鶏肉のザンギ」と考えているが、ザンギは北海道独特の物、名称であり厳密には唐揚げとは別物である。※Wikipedia
語源には、諸説ある。中国語の「鸡」で鶏の唐揚げを意味する「炸鶏(ザーチ)」との説が有力である他、「千斬切(せんざんき)」とする説もある。※Wikipedia
ザンギ(鶏肉)の発祥地については、釧路市の焼き鳥店「鳥松(とりまつ)」と函館市の高級中華料理店「陶陶亭(とうとうてい)」が発祥の地とされる。
鳥松では、1960年頃から「ザーギー」というメニューで提供したのが最初で、骨付きザンギを特性ダレを付け食する(現在も営業中)方式。
陶陶亭は、戦前(1937年)から営業し、提供されていた。 という説である。しかし、陶陶亭は、廃業後火事により店舗が消失しているため、詳しい事情については不明であるため、発祥地に関しては、釧路説と函館説で二分されている。現在、陶陶亭を独立した 元料理長が、函館市若松町の中華料理店「王さん」で営業しており。そこで、函館発祥のザンギを味わうことは可能である。※Wikipedia
(※先回の「旅B夏篇」にあったように、「王さん」は閉店しており、今では味わうことは不可能となった。)

しかし・・・“ザンギ”は・・・「鳥の唐揚」ですヨ。小生の味覚では区分できません。ただ、この店特製のタレに付けて食べると結構美味しいです。中華調味料系?とは思いますが、詳細については謎です。
この店は、ご主人とおかみさんの二人でやっているようですが、多分夫婦仲が・・・?のようで、最悪の雰囲気です。お互いしかめ面で不機嫌そうにしています。
特におかみさんは、お客に対しても同じ扱いで、『わたしゃ、金輪際笑わないよ!』的な態度です。
よせば良いのに、小生、そのおかみさんに質問です。「ザンギと鶏の唐揚は違うんですよネ。」「・・・同じだけど(フンッ)・・・」忙しいんだから話しかけるナ、と言わんばかりの応対です。
釧路人も、朝の親切な運転手のおばさんから、この「鳥松」の鬼瓦(※あっ失礼!)まで、いろいろ生息しているのネ・・・
『元祖の店だからと驕っていると、あの函館の「王さん」のような惨めな事になるヨ。』この言葉が喉元まで出かかったので、早々に会計を済ませ、ホテルへ退散です。
『旅B ’10秋篇』第1日目の終了です。明日は早朝より「日本最東端のまち・根室」を目指します。『旅B』史上、最も早い活動開始となりますので、さっさと寝ることにします。現在午後10時少し前です。少し早いようですが・・・(爆睡)
<本日の歩数> 11,700歩
<旅B Vol.2>終了



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