
今年の季節の移ろいが、イントロなしの突然であったように、小生の『旅B』も「夏篇」から「秋篇」へ唐突の移行です。(※な~に言ってやがんでェ、手前(てめえ)で勝手に計画して行っておきながら、その言い種は無い(ねえ)だろう。 ゴ、ゴメンなさい。つい魔が差して・・・若気の至りです・・・?)
そうです。小生、少々反省です。(※少々?)あまりにも期間を置かない計画に、体も財布ももうボロボロです。もちろん弊社東京営業部のOZ君を始め、皆さんにも内緒です。(※ですから、今回はお土産を買ってきません。デヘヘ)
でも、もう過ぎてしまったことです。諺にも「覆水(ふくすい)、盆にかえらず」という言葉があります。すべてを受け入れて、前向きに行きましょう!???
というわけで、皆様からのお赦しも頂いたところで、早速『旅B ’10秋篇』を始めることと致します。今回は、観光シーズンが終わろうとしている北海道の「釧路・根室」の放浪です。
ただ、このコースは、以前札幌出張の後に、弊社横浜営業所のHE先輩と、弊社を定年退職されたOS先輩と旅したことがある場所。その際、先輩方のことを慮り(おもんばかり)、後ろ髪を引かれる思いで断念した“ある場所”の訪問と、当時は興味がそれほどでもなかった「B級グルメ」を中心に、今回は旅B(たび~)します。ご期待下さい。
では、「ヨーイ・・・スタート!!」
<1日目-1> 2010年10月7日(木)
先回の『夏篇』は雨に泣かされる場面もあったので、今回は『秋篇』らしい晴天の“爽やかお天気”を望んでいましたが、どうやら小生が向かう道東地方は曇天続きの予報です。“せめて最終日だけでも晴れて!”との微かな希望を抱き、いつものように羽田空港から釧路行の朝1番便で向かいます。
ここで、『旅B』に欠かせない「羽田空港」。その省略しがちな「空港へのアクセス」について、(最初で最後の)説明を致します。(※特に馴染みの薄い名古屋地方の方に後学のため、、?)
通常、羽田空港へのアクセスは、
①浜松町からのモノレール使用
②横浜・品川等京急沿線駅からの電車利用
③各拠点からのリムジンバス(京成、京急)
④高い駐車料金覚悟のマイカー使用
の大きく4つに分かれます。

小生は、このうちの③リムジンバスが一番便利。東京メトロ東西線の葛西駅前(※小生のマイタウン西葛西の隣駅。自宅から歩いても10分あまり)から30分足らずで到着です。
自宅から40分という気軽さ。このことが、期間を置かない、無謀な『旅B』計画をしてしまう大きな要因ともなっているような・・・?
そして、何より覚えておかなければならないこと。それは“利用する航空会社”によりターミナルが違うということです。
つまり「第1ターミナル」は、JAL及びそのグループ会社。「第2ターミナル」はANA及びそのグループ会社。さらに今月(10月)31日からは国際線が本格就航で、「新国際ターミナル」が増え、しかも、その各ターミナルが結構離れた場所にある関係上、お年寄りや田舎者には、やっかいなこととなりそうです。お気をつけ下さい。
・・・
飛行機は順調に飛行。途中まで晴れ渡っていたので、夏に『チョイ旅B』で出かけた「会津磐梯山」(※そうです。あの本社キッコロさんの性格のように、表と裏のある山です)「猪苗代湖」「裏磐梯」がはっきりと見えて、出だし快調!といったところです。
しかし、山形上空にさしかかると、雲海だけの世界に変貌してしまい、この先の成り行きを暗示しているかのようです。
小生の乗った「JAL 1145便」は、思った通りの曇天の『たんちょう釧路空港』に定刻に到着です。かなり寒そうです。この服装で大丈夫かな?(※小生は、長袖シャツに上着着用。念のため薄手のカーディガンも用意)

ここからリムジンバス(阿寒バス)で釧路駅に向かいます。いつもですと、何の記述もなく、あっさりと「釧路駅に到着です!」と省略するところですが、皆さんに是非ご紹介したい出来事、というか人物にこの後遭遇したのです。
それは、バスの運転手さん。リムジンには珍しく女性(中年)です。まず、小生との最初の接触。「あの~、このバス、何時に出発?」「いや~、決まってないの。ロビーに人がいなくなったら出発します。」乗客の乗り残しを避けるためとは思いますが、何とも、親切というか、のんびりしているというか・・・何処の空港でも容赦なく出てしまうのが常ですが、珍しい光景です。
さらに・・・「大丈夫、お客さん。タバコ吸ってくるだけの時間あっから(北海道弁で)・・」「??・・・」何故タバコ吸いと決めつけるの?ヤニで黄色くなっている歯を見られたのか?思わず手で口を押さえる小生です。
飛行機到着から30分。ようやく、ようやく出発です。バスは軽快にターミナルを離れます。
すると、何か変・・・スピーカーから女性の生の声。ガイドさんが乗っている訳ではなく、その声の持ち主は間違いなく先ほどの運転手さん。 通常は案内テープが流れ、その後は自動で停留所を知らせる仕組みですが、このバスは違います。・・・

パンプアップごりら
「今走っている道路の両側の木はケヤキで、紅葉には少し早いかな?あと1週間くらいで赤く色づくはずです。皆さんには残念です・・・」という“観光案内もどき”とか。
「釧路駅までは、50分はかかります。いや?途中道路工事しているので1時間は覚悟しておいて下さい。でも釧路駅から汽車(※北海道では電車のことを汽車という)に乗られる人、大丈夫ですヨ。根室方面は〇時〇分発、網走方面は・・・」という“交通案内もどき”とか、ず~としゃべり続けています。
そして最後に・・・「何か、ご質問のある方はいませんか?」ときた。よせばイイのに、何処かのお爺さんが質問です。「〇〇に行くにはどうしたらイイの?」「ああ・・〇〇ですか?・・・そーしたら、この先の“大楽毛”で降りられて、道路反対側のバスに乗り換えれば大丈夫。1時間に1本は出ていますので、そんなにお待ちになることはないと思いますヨ。」ムム・・・乗り換え案内までも・・・
それで運転の方は大丈夫なの?心配になってきます。案の定、釧路の町の近くで道路工事で渋滞している中、後ろから救急車がけたたましいサイレンで近づいてきた時に「あら、どうしたらイイのかな?このままで大丈夫かな?」とか呟いています。それもマイクを通してハッキリと、です・・・
でも、それもこれも、このおばちゃんがとても親切で良い人である証拠で、もし、この人が近所に住んでいたなら、誰もがきっと好きになるに違いありません。機会があれば、このおばちゃんの歩んできた人生をじっくりお聞きしたいくらいです。釧路人の印象、「良」です。
運転手さんの予想に反し、40分で釧路駅に到着です。現在時刻は10時30分過ぎ。早速荷物をホテル(※会員である釧路東急インです)に預け、朝飯と昼飯の中間に位置する「アヒル飯」といたします。(※この「アヒル飯」は、小生の世界だけに存在するもので、決して世間で言いふらしてはなりませんヨ・・・誰が言うか!)
和商市場
2010年10月7日(木) 今日のアヒル飯 は・・・
釧路・駅周辺 「 和商市場 」
勝手丼 ¥1,850 ※再訪です。
<白飯:「 露風庵 」¥200 具材:「 佐藤商店 」¥1,650>

「和商市場の勝手丼」、釧路観光では絶対的存在の超有名グルメです。

釧路和商市場(くしろわしょういちば)は、北海道釧路市黒金町のJR釧路駅西方にある公設の卸売市場。
1954年に結成された釧路で最も歴史ある市場で、「わっしょい、わっしょい」という活気あふれる掛け声と、「和して商う」ことから名付づけられた。鮮魚をはじめカニ、塩干(えんかん)、青果、花、薬、そば、珍味、菓子、漬物、食品、精肉、茶、雑貨、寿司など百店舗近くが店を並べている。
また、ご飯にお気に入りの魚介類を買って載せ、自分好みの海鮮丼を作って行く勝手丼のサービスでも有名。※Wikipedia
・・・
勝手丼(かって丼)とは、北海道釧路市に存在する和商市場の名物とされる丼物。
貧乏旅行中のライダーが市場を訪れた際に、懐事情を推しはかった鮮魚店の主人がライダーに市場内の総菜屋で白飯のみを買ってこさせ、 その上に海産物を少しずつ載せて提供したことが発祥である。これが口コミで広がり、現在の形につながった。
現在も同様に総菜屋から器と白飯を購入し、市場内の店で好みの具材を購入し載せて食べる。自由に組み合わせを選べ、市場に並んでいる新鮮な魚介類を具材にできる。具材は別会計であり、各店によって価格とラインアップが異なる。
具材は切り身や刺身一切れごとのバラ売りで用意されている。生の刺身、魚卵が多いため海鮮丼や生ちらしにする客が多い。酢飯を販売している総菜店もある。生魚が苦手な人向けに焼き魚やきんぴら、フライなどの総菜も用意されている。※Wikipedia
まず、惣菜屋さんから白飯を購入します。器の大きさで値段が違い、小生が買った店では、「100円」「150円」「200円」「250円」「300円」の5種類。酢飯にすると+50円。小生は、この後の昼食?を考え、丁度真中の200円のものに。もちろん白飯です。(※酢飯は味付けが難しいので出来不出来がある。)


次に具材を購入し、ご飯の上に乗せて完成させてもらいます。その類の店は市場内に多く、観光客が減った季節でもあり、平日でもあり、時間も早かったので、小生ひとりがターゲット状態で、身動きできないくらいです。

右:小分けにして販売されている具材。 たくさんの中から好きなものを
どこも値段、質とも同じようなので、イートインコーナー?に近いお店で済ませます。おばちゃんの「そりゃ、釧路といったら“さんま”“いか”でしょう。あと“ほたて”ネ。・・・」という丁々発止のお薦めで、結局具材だけで合計で¥1,650となり、完全に予算オーバーです。(※以前訪問時にOS先輩は合計で¥3,000近くなったことを思えば、まあイイか・・・)


もちろん魚は新鮮です。不味いはずがありません。活気ある市場の一角にひとり座り、黙って(※当り前!)“勝手丼”をしみじみ味わう。・・・「ああ、旅B・・・やっぱエエわ・・・」今回の『旅B』も幸先良しです。
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しかし、そんな旅情に長く浸っている暇はなく、次なるターゲットの昼食場所(※まだ食べる気?ハイ、今度は歴とした昼飯です。)へ突進です。もちろん徒歩で。
途中にある釧路市内唯一の観光スポット「幣舞橋」で、一旦休憩(腹ごなし)です。
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幣舞橋(ぬさまいばし)は、北海道釧路市にある橋。国道38号が通る。釧路川を越え、同市北大通と同市大町を結ぶ。
全長124m、幅33.8m。日本初の橋上彫刻「四季の像」があり、釧路を代表する観光名所の一つ。釧路十景に数えられる。現在の橋は5代目(1977年竣工)。
アイヌ語の「ヌサオマイ」(幣場※祭壇があるところ)に基づくとされる。※Wikipedia


奥に見えるのが左「MOO」と右「EGG」

ここは、“気象フリーク(※そんなのあるの?)”のオタクにとっては、聖域とも言うべきところ。NHKのお天気カメラでも再三登場するし、特に「津波警報」が発令され、まさに太平洋側に押し寄せようとする時には、必ず登場する観測地点。
「到達時刻は過ぎておりますが、釧路港・幣舞橋の水位は依然上がっておりません・・・」固唾を呑んでテレビを見守る小生たちに、肩透かしを喰らわすようなアナウンサーの滑舌(かつぜつ)の良い実況。『気象庁もオーバー過ぎるじゃないの?』誰もが一度は思った感想。それがこの橋なのです。
・・・
レストラン泉屋
2010年10月7日(木) 今日の本当の昼飯 は・・・
釧路・末広町 「 レストラン泉屋 」
元祖:スパカツ ¥900


“スパカツ”は、北海道釧路市周辺で食べられている地域限定食。『熱々の鉄板に、大盛りのミートソーススパゲティと大きなトンカツがのった』凄まじいもの・・・「レストラン泉屋」が発祥。※関心空間より
解説にあるように、これは凄まじい食い物です。熱々の鉄板に山盛りのスパゲッティ、そこから転げ落ちそうになっている大きなトンカツ、さらに、その上から「これでもか!」と言わんばかりにかけられたミートソース。
そのソースが鉄板に触れ、バチバチッと大騒音をたて、「ヘン!食べられるものなら食べてみろよ!」的なお姿で前に供されます。連続の2度目の食事にしては、見た目だけでも・・・でも、果敢に挑戦です。

食べてみて感じたこと。
① 熱すぎて、あまり味がしない。
② しばらくすると、ソースの味がクド過ぎて喉を通らない。
③ 食べれども食べれども、その量がなかなか減らない。
④ ギブアップしようかな、と諦めかけるのだが、愛想の悪いネエちゃん店員達を見返したくて思い直す。
⑤ あと少し。気力だ!気合だ!完食だ!!
⑥ 少し気持ち悪くなってきた・・・
⑦ 帰りにドラッグストアでソルマック液状を買おう・・・
と、まあこんな具合です。
総括すれば・・・「こんな店・・・ムムム」です。しかし、前のテーブルの若いおネエさん(※後姿しか見えないので正確さに欠けますが)は、小生よりもっと量の多い「ランチスパ」なるモノを貪り喰い、どうやら完食しそうな様子です。冬眠前の栄養の蓄えなのか・・・後姿がヒグマに見えてきました・・・
と、手元が狂ったのか、爪楊枝入れを落としてしまい、辺りは“爪楊枝の海”。・・・「おネエさん、ゴメンなさい!落としちゃった!!」「!!・・・」一瞬にしてその表情に苦々しさが表れます。「ふたを開けっ放しにしてあったから・・・」言い訳をしつつ、片付けることもなく、即座に退散です。『まあ、この店に一生来ることはないので・・・まあ、イイか』
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mono777
本格的に気分が悪くなってきました。こんな状況は『旅B』史上初めてです。ドラッグストア及び薬屋さんを探しつつ、駅まで戻ります。
<旅B Vol.1>終了



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