出張Bレポート <中津川>

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2010年10月3日(日) 今日は一日中雨との予報で、すんなり東京に戻る予定でしたが、午前中から陽が差し、好天になりそうな空模様です。

そんな陽気に誘われて、先回に続き中央西線を山深い方面へ・・・そうです、『中山道・東濃どんぶり街道(※小生が命名しただけですが)』探訪第2弾です。今日は、信濃路の入り口「中津川」・・・

「中津川」といえば、先ごろ弊社を寿退社されたTD(旧姓)さんが、甘い甘い新婚生活を送る“幸せな町”。そんな秘密の花園の近くに無断で侵入です・・・失礼します!

ひと気がない中津川駅です・・・

駅から繁華街(※それなりの)に向かうと、人口数に相応しくない人出です。・・・?何かイベントを開催している様子・・・

毎月第1日曜日は「六斎市」。 中津川じゅうの人間が集まってきます・・・?

「六斎市」・・毎月第1日曜日開催。“江戸時代の中津川宿として栄華を極めた頃を再び”との壮大な意図を持つ復活市です。(※少し空しい気がします・・・あっ、失礼!)

しかし、こういったイベント開催ばかりでなく、この町は、『地域活性化』に熱心で、様々な意欲的な取り組みが行なわれています。「ご当地グルメ」の売り出しもその一つで、小生の今日の狙いもそこにあるわけです。

が、目指したお店は12時からの営業(※現在11時30分)。仕方なく、食後のデザートに予定していたお店を食前に変更。しかも2連発です。(※えっ!信じられない!!)

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おふくろ

2010年10月3日(日) 今日の昼飯前のつまみ喰い は・・・

岐阜県・中津川 「 おふくろ 」

五平餅 一皿5本で ¥577

“五平餅”といえば、高速道路のサービスエリア等では定番です。弊社SK社長も、そういった所に来ると、“フランクフルト”に次いで購入頻度の高い嗜好品です。

何と、五平餅専門店です。

では、そんなSK社長も大好きな“五平餅”について説明です。

五平餅は木曽・伊那地方から岐阜、東海・三河・南信濃(いわゆる三遠南信地方)に伝わる郷土食。潰したご飯を串焼きにしたものである 一枚の「わらじ型」といえる扁平な楕円形に、ご飯を平たい竹または木の串に練りつけたものが最も一般的だが、地域によってバリエーションが多くある。※Wikipedia

中山道より南エリアに「わらじ型」「おにぎり型」「きりたんぽ型」が多い。また中山道の北エリアでは「だんご型」が多い。※中津川・恵那広域行政事務組合発行の「五平餅味栗毛」より

タレのベースに醤油を使うか味噌を使うか、ゴマとクルミを使うかエゴマを使うかは地域による。エゴマをベースに醤油と砂糖で仕上げるのは木曽地方中北部から飛騨地方にかけての特徴である。バリエーションは無数にある。※Wikipedia

神道において神に捧げる「御幣」の形をしていることからこの名がついたとするのが一般的である。実際、「御幣餅」と表記して販売しているところもある。また五平、あるいは五兵衛という人物(木こりであったり猟師であったり、また大工とするものもある)が飯を潰して味噌をつけて焼いて食べたのが始まりとする伝承も各地に形を変えて存在する。※Wikipedia

付け合せの漬物が、これまた絶品!

ここ中津川は、『だんご型』が一般的で、味も、甘辛しょうゆにクルミを混ぜ、焼き上げているので、香ばしい仕上がり。焼きたてなので特に美味です。(※以前冷めてしまったものを食したことがあるが、それでも香ばしいさを残している優れものです)

サービスエリアのものとは雲泥の差があります。昼飯前ではありますが、5本ペロリと完食です。

https://goo.gl/maps/1Hpaashv48VgDZbq5

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続いて、本来は“食後のデザート”に予定していた、この東濃地方発祥の高級和菓子の老舗を訪問です。

すや本店

2010年10月3日(日) 今日の食前のデザート は・・・

岐阜県・中津川 「 すや本店 」 

栗きんとん  ¥210 ×2ヶ

この季節が旬の高級和菓子「栗きんとん」。その老舗が軒を連ねる、ここ中津川でも老舗中の老舗といわれる「すや本店」。最高の「栗きんとん」が店内で味わえます。

「六斎市」が開催されている通りにあります。この囲炉裏端がイートインコーナーです。

栗きんとんは、岐阜県東濃地方名産の栗を使った高級和菓子である。

岐阜県加茂郡八百津町の緑屋老舗(明治5年創業)が製造したのが最初と言われている。その後、木曽路への玄関口である中山道の中津川宿・大井宿方面に伝わり、製造販売されるようになって、世に広く知られるようになった。※Wikipedia

実は、小生、母がこちらの出身なので、「栗きんとん」には昔から接する機会が多く、当然この「すや」も以前に母に連れてきてもらった記憶があります。

そのときの、あの朽ち果てた?店頭と違って、今は“昔の裕福な商家”をイメージした観光チックな立派な装いに変わっています。

小生の推理では、先代の職人魂の権化と言われていた頑固親父(※ホントにそうです)が亡くなって、それを継いだ息子が商魂逞しく商売を拡げていった結果なのでしょう。俗世に流された、とも言えます。

ただ、これも推測ですが、次に継ぐ息子が遊び好きなことが多く、いずれ、その放蕩息子に店を潰される結果になることも世間ではよくあることで、ホント将来が案じられます・・??(※まあ、小生にとっては、どうでも良いことですが・・・)

小生の母のように品の良い和菓子です・・・?

店内の囲炉裏を模したスペースで、出来立ての「栗きんとん」を食することもでき、“食前のデザート”?にはもってこい?となりました。

https://goo.gl/maps/BTY77iiAiL371kkb6

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そうこうするうちに、12時も過ぎましたので、本来の“昼食場所”へ移動です。

平林とんかつ店

2010年10月3日(日) 今日の本当の昼飯 は・・・

岐阜県・中津川 「 平林とんかつ店 」 

かつ丼(並):しょうゆカツ丼 ¥840

先ほども述べましたが、ここ中津川は『ご当地グルメ』にも力を入れているようです。

中津川や木曽地方はもともと五平もちで知られる、しょうゆ文化の土地。その培ってきた“しょうゆ”を生かしたB級グルメを育てようと、 「中津川しょうゆだれ倶楽部」なる団体が結成され、『しょうゆかつ丼』を売り出そうと熱心に活動しています。

手前の玄関が住居用。奥がお店の入口です。何とも頑固親父ならではの店構え。

その「しょうゆかつ丼」を味わおうと、中津川では老舗のトンカツ屋さん「平林とんかつ店」にやってきたわけです。しかし、オーダーをしてみてビックリです。・・・

「あの、しょうゆかつ丼下さい。」「・・・うちは、しょうゆかつ丼じゃないんですヨ。」「じゃあ、普通の玉子とじですか?」「いいえ、そうじゃなくて、うちのは特製しょうゆたれで、今中津川が盛んにやっている“しょうゆかつ丼”とはちょっと違うんです。」

その後のおかみさんとの会話で全貌がおぼろげながら分ってきました。つまり・・・

  • この「平林とんかつ店」は「中津川しょうゆだれ倶楽部」に加盟していない。よって、“しょうゆかつ丼”とは呼んでいない。(※多分、ご主人が職人気質の頑固もの)
  • しかし、他の“しょうゆかつ丼”と同じく、しょうゆだれのカツ丼である。
  • 但し、60数年継承の秘伝のタレで、当主以外門外不出の、おかみさんも知らない製法・材料でできている、この店独自の深い味わいのカツ丼 とのこと。(※他店のポッと出のものとは違う、伝統のしょうゆダレですヨ!と言いたげである)

以上のお話から、小生がこの「しょうゆかつ丼」について総括してみると・・・

〇「しょうゆかつ丼」は、町起こしのための新しいメニューではなく、「五平餅」に代表される、この地方のしょうゆ文化に根付いている昔からあるモノで、それらを統一したネーミングに揃えて売り出そうとしている。

〇ただ、そういった動きにこの老舗の「平林とんかつ店」は賛同できないで(※ご主人が頑固者だから)、独自の道を進んでいる。

〇しかし、モノとしては同じである。・・・てな感じかな?

ここで、「しょうゆかつ丼」について、小生の調べた知識で簡単に説明です。(※くどい!)

「しょうゆかつ丼」とは、この地域に昔から存在する料理。しょうゆ文化に相応しいしょうゆだれのカツ丼です。

どんぶりご飯の上にカツを置き、そこに“そばつゆ”にトロミをつけた特製ダレをかけたもの。新潟市のカツに醤油をくぐらせただけの「たれかつ丼」とは違う。※小生pedia

感想は・・・トンカツはやや薄いが、その分タレがよく滲みこんでいて美味。ただ、しょうゆダレは・・・ソースやケチャップの気配も感じたが・・・・そこは秘伝。分りません。

https://goo.gl/maps/bpYm34YDkpRaJHRU8

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