チョイ旅B 信州 Vol. 4

2.アーカイブス

辰野町の「宮木駅」には11:40着で、駅前のお店に直行です。もちろん今日の昼飯です。

テンホウ辰野店

2010年11月14日(日) 今日の昼飯 は・・・

辰野町 「 テンホウ辰野店 」

ほたる丼  ¥700

辰野町が「どんぶり街道の会」に参加するにあたって、新しく開発したというご当地グルメ “ほたる丼”です。

ほたる丼とは、長野県辰野町のご当地グルメの一つである。

それまで町を代表する名物料理がなかったため、町内有志「信州辰野名物ほたる丼の会」が立ち上がり、新たに開発した丼料理で、地鶏の照り焼きと半熟目玉焼きをのせることを定義付けている。辰野町がゲンジボタルの里として有名な町であることからネーミングされた。※Wikipedia

この店は、完全にラーメン屋です。ラーメンのメニューが何十種類もあります。次々にお客も入って来ていて、地元の人気ラーメン店のようです。

ここでは、小生の注文したものは、所詮外道であり、自然後回しになっているようです。最初は大人しく待っていましたが、あまりにも遅くなったので、“嫌味なオヤジ”が顔をもたげます。

「まだ?・・・いつまで待たせるつもり?」当然東京弁イントネーションで、です。今までの経験上、地方人を委縮させるには、この東京弁が一番です。(※名古屋弁や大阪弁ではダメです。あまりに人間味が出過ぎて、効果がありません。)

狼狽したおばさんが厨房に飛んでいきます。「すいません。もうすぐ出来ますので、もう少々お待ち下さい。」周りも一瞬緊張感が走ります。 ひとり疎外感を感じつつも、我慢して待ちます。そして、辰野町が誇る「ほたる丼」の登場です。

何故これが「ほたる丼」?・・・納得いかないまま食します。味も納得できません。 普通の鶏の照り焼きと半熟玉子。それにキャベツ中心のサラダ・・・

全体の味付けは、鶏の照り焼きの延長で甘辛しょう油味。再びの疑問です。『これが何故ほたる丼?』・・・(※早く喰って帰ってヨ!) 多分、地元の鶏と玉子を使用し、見た目も半熟玉子で“ほたる”らしく飾っている・・・でも待てよ。この辰野町は、別に地鶏で有名な訳でもなく・・何故?・・・考えているうちに終了です。

店内はますます込み合ってきています。店の人に、小生の質問に答える余裕はなさそうです・・・黙って退散と致します。

https://goo.gl/maps/sacRX9VGXJBUkN7C7

・・・

外に出ると、通りの並木の紅葉があまりに綺麗だったので、「辰野駅」まで歩くことに。

「ラーメン屋」の前とは思われない  美しい紅葉の並木

辰野駅」から再び飯田線に乗り込み、「岡谷駅」で中央線に。今回の『チョイ旅B』の最終地点「上諏訪」に向かいます。

「上諏訪駅」到着が14:36。やはり“信州は山の中”です。この時間でも、すでに辺りは夕刻の香が漂い始めています。急がなければ・・・ 『旅B』お馴染の湖上遊覧船の乗り場まで。

諏訪湖(遊覧船観光)

https://goo.gl/maps/Djs82vcz3aweHHTR6

諏訪湖(すわこ)は、長野県岡谷市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町にまたがる湖。 1922年(大正11年)2月11日、日本初のフィギュアスケート公式試合が下諏訪リンクで行われている。※Wikipedia

長野県中部の諏訪盆地に位置する。面積は県内最大。糸魚川静岡構造線の断層運動によって、地殻が引き裂かれて生じた構造湖(断層湖)で ある。※Wikipedia

かつては毎年のように分厚い氷が湖面をおおい、湖面ではワカサギの穴釣りをはじめ、アイススケートなども行われていたが、近年は全面氷 結の頻度が減少している。また、氷も薄くなっており、スケートなどを行うのは危険である。しかし、ワカサギの穴釣りを楽しむ観光客がた くさん訪れる。※Wikipedia

武田信玄が死に際して「自分の死を三年間秘密にせよ。遺骸は甲冑を着せて諏訪湖に沈めよ」と遺言したという説が広く流布されており、『甲 陽軍鑑』にも同様の記述がある。このため諏訪湖には古くから信玄の水中墓伝説があった。※Wikipedia

左:諏訪湖上から見る紅葉の上諏訪温泉
右:諏訪湖に浮かぶ初島は人工島で、 諏訪湖祭湖上花火大会の 打ち上げ場になっている。

20分程の遊覧船「すわん」での観光ですが、小生、正直飽きました。

何故こういう観光船は、全国どこでも“スワン”や“亀”なのでしょう?もう少し発想を変えて、例えば・・・兜を模した「信玄号」とか、諏訪大社を模した「御柱号(おんばしらごう)」とか、その地域に合わせた特徴を持たせられるはず・・・残念至極です。

https://goo.gl/maps/hdUsKuZPtQ5XipaN9

・・・

まだまだ夕飯の時間には早いので、整備された「諏訪湖畔公園」を散歩です。

湖畔沿いに広がる湖畔公園は、約16万m2の広大な敷地内にスポーツ広場や多目的広場、モニュメントや彫刻などがあり、諏訪湖を臨む美 しい景色にも恵まれています。

噴き上がる間欠泉。 時間が決められていて イベント的に行われている。

のんびりできる足湯や、地上高く吹き上がる間欠泉を観賞できる間欠泉センターもあり、諏訪湖開きや諏訪湖音楽の夕べなど様々なイベントも行われるため、県内外から多くの人々が訪れます。※諏訪市観光協会HP

徐々に秋の黄昏が迫っています。それにつれ諏訪湖がオレンジ色に染まっていきます。あまり特徴がない湖と思っていましたが、これは美し い・・・感動です。

団体客の集合場所になっている モニュメント。 映りこんでいる空と湖が美しい。

上諏訪駅方向に帰りつつ、今回の『チョイ旅B』のフィナーレを飾る、B級グルメ探訪です。

秋月そば本店

2010年11月15日(月) 今日の晩飯 は・・・

上諏訪 「 秋月そば本店 」 

信州みそ天丼 ¥900 +生ビール¥680

「信州・天竜川どんぶり街道」の起点となる“諏訪の信州みそ天丼”。生ビール片手に御対面です。

信州みそ天丼とは、諏訪市のご当地グルメの一つで、天ぷらに味噌ベースのたれをかけた天丼のことである。※Wikipedia

「信州みそ天丼」の条件は、下の2つ。

①みそダレに、全国でも有数の味噌産地である諏訪の味噌をベースに使う。

②天ぷらには、諏訪(又は信州)の旬の食材を一品以上使う。

※信州諏訪みそ天丼会HP

信州味噌の甘辛だれをかけて食べます。中のご飯の中にもかけられています。

これは、なかなか美味いです。味噌文化華やかな場所(※名古屋地方)居住歴が永いから、という訳ではなく、甘辛の信州味噌のタレと天ぷらのバランスが絶妙で、普通に美味しいです。いやむしろ、普通の天丼の少し多目の天汁に比べ、ご飯に適量 天ぷらにも適量という味噌ダレ加減で、こちらの方が正解のような気がします。

天ぷらの食材も、「諏訪湖のわかさぎ」「赤エビ」やこの周辺で獲れたや「春菊」等の野菜類で(※女将さんの説明)、『信州みそ天丼』の条件をはるかにクリアした、まさに“地産地消”を地で行くものです。美味しかった!ご馳走様!

 https://goo.gl/maps/ojRmtoE1xcack6kn7

・・・

「上諏訪駅」17:22発の「特急スーパーあずさ28号」で新宿に向かいます。帰りも再び「あずさ号」です。

でも、この『旅B』の最初でお話したように、もうキッコロさんには触れません・・・がしかし、キッコロさんの存在を汚してしまったような・・・何か罪悪感が残ります・・・

そこに駅構内の案内放送が流れます。「只今、岡谷駅手前のトンネル内に人が入った模様で、全線運転を見合わせています。しばらくお待ち下さい。」その放送が何度も何度も繰り返されます。

by
トムセン少佐

小生思いました。『これはもう、キッコロさんの祟りに違いない。いやそれどころか、トンネル内に入ったボケ老人(※小生の憶測)こそ、キッコロさん本人ではないのか?』そう考えずにはいられない悪夢です。

しかも、順次流される案内放送の内容からかなりの時間、待たされそうです。その内容とは・・・時間経過とともに・・・

①現在、現場近くに停車している電車の乗務員や近くの駅の駅員、それに警察が現場に向かい捜索を始めた模様。(※おおっ!早く見つけて欲しいナ・・・)

②現在捜索中で、まだ見つかってはいないが、そのトンネルは6kmもあるので、かなりの時間を要する見込み。(※ええっ6km!こりゃダメそうだ・・・両端から入ったとしても3kmの捜索か?・・・)

③(かなりの時間経過の後)「只今、警察がその人の身柄を確保した模様。トンネル内から退去し次第、運転を再開します。」(※やはり日本の警察官は優れているね。ご苦労様、おまわりさん!)

④(なかなか運転が再開されません・・・)「只今、捜索に出た電車の乗務員が列車に戻っているところです。電車に戻り次第、運転を再開します。」(※その乗務員は遠くまで捜索にでたのかな?まあ大人なんだから、再開しても構わないんじゃないの?・・・)

by
TK4(たかし)

⑤(さらに20分程経過)「只今、運転を再開した模様です。トンネル内に異常がないかどうか、徐行運転での再開ですので、列車到着には、もうしばらくお待ち下さい。 尚、「スーパーあずさ号」につきましては、先行します普通列車がつかえておりますので、 当駅到着には、少し時間がかかります。列車到着は、19:10頃の予定です。

(※は、はーん?JR東日本め、2時間以内の遅延を目指して必死にやってるな・・・というのも  皆さんご存知の方もいらっしゃると思いますが、2時間以上の遅延の場合は、特急券は全額払い戻しになるからです。)

結局、列車はちょうど2時間遅れの19:22に到着。その間(2時間とちょっと)、説明はしませんでしたが、小生、しんしんと冷え込むホームにおりまして、身も心も凍てついてしまった次第です。

『馬鹿だな』と思われる方もいらっしゃると思いますが、案内放送で「いつ再開されるか分からないので、放送が聞ける場所でお待ち下さい。」と何度も何度も繰り返していましたので、そうしたまでです。(※案外生真面目な面もあるでしょう?なに?馬鹿正直?・・・そうとも言いますね)

ただ、防寒の手段がなかった訳ではありません。駅構内には『足湯』が設置してあるのですが、そこは若い女性観光客で満杯状態。仕方なく待つことに・・・

ホーム脇にある足湯。図々しい女性陣に 占領されています・・・トホホ

が、1時間過ぎても変化がありません。『おまえら、いくら足湯だからといって、逆上(のぼ)せるっちゅうに!』

若いネエちゃんというものは、実に図々しい。足をお湯から出したり入れたりの体温調整です。顔が“信州のりんご”のように真っ赤になっているというのに、一向に退こうという気配がありません。寒風に身を縮めるより他ないようです。トホホ・・・

そうかと思うと、ホームのこちらでは、東京からの出張族らしきサラリーマン4、5名が、ベンチを中心に輪になって、大きな声で話しあっています。

話材はもちろん“会社の悪口”。その輪の中央には、何と酒とつまみが・・・ほとんど『新橋状態』です。が、それはそれで、寒さ対策にはなっています。こういう場合の一人旅は、実に身に滲みるものです。『早くお家に帰りたいな・・・』(※帰っても一人なのに?・・・)

色々なドラマが生まれた1番線ホーム。 凍てつく寒気が身にしみます。

・・・

「上諏訪駅」を出た「スーパーあずさ号」は、凄まじいスピードで走り続けます。やはり払い戻しは絶対避けたいようです。

ここで小生、ふと頭を過ぎったことがあります。『あのJR福知山線の脱線事故も、こんな状況だったのかな?・・・』不吉です。

またこんな事も考えました。『もし、“あずさ”で事故に遭ったら、社内で結構受けるかな?特にキッコロさんには・・・』滑稽です。

いろいろな思いが行過ぎる中、列車は再び速度を落とし始めます。『あれ?・・・』駅でもない所に停車です。車内放送が語ります。「この先の大月駅で人身事故が発生した模様です。 大変お急ぎの所、誠に申し訳ありませんが、もう暫くお待ち下さい。」・・・ムムムッ

『これは、完全に“キッコロ様の祟り”だ!小生の数々の不敬をどうかお許し下さい!』・・・

その願いが届いたのか、幸いにして列車は間もなく発車となり、JRも“払い戻し”を諦めたのか、スピードも抑え気味の走行です。

しかし、車内放送では、その払い戻しについての説明が1度あっただけで、『列車、大変遅れまして、誠に申し訳ありません』の一点張り。JRのさもしい根性が見え隠れします。昔の国鉄はこんなではなかった。もっと潔かった・・・(※そりゃそうだ。親方日の丸で利益追求に無関心だったからネ。・・・ちなみに小生の亡父は国鉄職員でしたが・・・チャンチャン)

2時間半遅れの22:00に「新宿」に到着です。後日の払い戻しのための段取りもつけ、急いで自宅まで急行です。自宅到着が23:00。明日からの仕事がきついな・・・(※たいした仕事もしないくせに・・・図星です。)

結局、今回の『旅B』で制覇できた「どんぶり街道」ご当地グルメは4つ。残り5つです。 再びのチャレンジを期して就寝です。

『よし!今度は春だ!!』どこまでもおめでたいオッサンです。

<チョイ旅B 信州>完了

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