序文
7月の『旅B(初夏篇)』でお約束した通り、今年の夏は『旅B』ダブルヘッダーの豪華版でお送りします。(※誰かお願いした?1回でも十分なのに…)『初夏篇』の意思を受け継いで、いよいよ『晩夏篇』の登場で~す!(※意思?…ただ喰い歩くだけでしょ)
とはいえ、今回の大きな目的の一つに“避暑”が挙げられることは事実です。というのも、先回の『チョイ旅B(モリゾー君、灼熱地獄地帯を行く篇)※サブタイトルが変わってるヨ』で受けた、心と体の痛手から中々抜けられない上、東京では9月に入っても連日の “残暑”が続いています。そんな暑さに対するトラウマから、毎日身の細る思いで、戦々恐々と暮らしている現状だからです。(※それにしては…最近少し太ったんじゃないの?)今の小生には“涼しい環境”が絶対的に必要なのです。

そこで、今回も「北海道」に狙いをつけたわけです。いかに地球温暖化の影響で“北海道が内地並みに暑くなった”とはいえ、それは真夏の時期だけのことであって、“秋”は急速に訪れると聞いています。
それに、先回の『初夏篇』で、小生、若干の心残りがありました。えっ?帯広の六花亭本店の限定菓子か?って?・・・イイエ、そんな局所的な事柄ではありませんヨ。もっと重要な『ご当地グルメ・エリア』のことです。
さあ、ここで皆さん、北海道の地図を開けてみて下さい。えっ?「Yahoo!地図」でイイか?って?・・・あのネ、「Google マップ」でも「マピオン」でも、何なら小学校時代の帝国書院の地図本でも構いません。とにかく「北海道」が分かるものを見て下さい。

それでは、まず中央部を拡大して下さい。「旭川」「美瑛」「中富良野」「富良野」の辺り・・・
そうです。先回の『初夏篇』で旅BしたJR富良野線沿線地域です。
そして今度は、その富良野線の西側「那英山(なえいやま)」を挟んでJR根室本線沿線をご覧下さい。「芦別」「赤平」「歌志内」・・・函館本線に沿い「美唄」「深川」「旭川」・・・丁度だ円を描くように鉄道が通っています。
小生の心残りは、ズバリ!先回未訪問のこの地域にあるのです。『初夏篇』では、せっかく近くまで来ていたのに、時間的な制限及び胃腸的な制約で、泣く泣く諦めた経緯(いきさつ)があるのです。
ですから、今回の“夏のツイン企画”『晩夏篇』でフォローしたいと思うのは、ごく自然な成り行きですネ。(※別にそうは思いませんがネ。身勝手な思考回路なんだナ…)
しかし・・・これには少し問題があるのもまた事実です。それは、以下の2点に集約されます。
①この地域は、“旧炭鉱町”地帯で観光スポットが全くない。
②訪問地域が多く『初夏篇』より過酷な“食べ物摂取”が予想される。
まあ、②は良いとして(※全部食べる気なのネ…)、①は、8月の『チョイ旅B(小生の灼熱地獄見聞録)※またまたサブタイトルが変更されてますが…』に続き“NON観光地巡り”では、会員の皆さんに申し訳ないですからネ。(※別にいいですヨ。)
そこで、そんなお楽しみを後半に多くご用意できるプランと致しました。具体的に申し上げますと・・・
「旭川」→「深川」→「芦別」、根室本線を戻って「赤平」「美唄」まで。ここで宿泊です。
そして、函館本線を西へ・・・訪問回数の多い「札幌」をぶっ飛ばして、一気に「小樽」に入り、そこで約1日半の観光三昧です。
如何ですか?後半に北海道の一大観光地「小樽」ですヨ。素敵なプランでしょ。皆さんのご期待通りの展開となるはずです。えっ?あまりにも突拍子がない?・・・また何か違うことを考えているじゃないの?ですか?・・・心外です。皆さんのため、心ならずも観光地を巡るのですヨ。でも・・・正直・・・ちょっとだけ“喰いモノ”探訪も予定してますが・・・(※ああ、ヤッパね…)
それから、今回は遠慮がちに“2泊3日”の短縮バージョンです。えっ?何故?って?・・小生だって、あまり平日に休みを取るのは会社の皆さんの手前、気が引けますからネ。(※いてもいなくても会社の業績にあまり影響がないのを知らないようです…)
それでは、夏の豪華part2企画『’12旅B(晩夏篇)』の開幕で~す!
<1日目-1> 2012年9月7日(金)
夏のツイン企画に相応しく、先回の『初夏篇』と同便の飛行機(JAL1103)で、当たり前のことですが、同じ「旭川空港」に到着です。
ただ、先回と大きく違う点は、旭川地方はこれ以上ないというほどの晴天で、おかげで滑走路にランディングする寸前、先回訪問の「美瑛のパッチワークの丘」はもちろん、ピラミッド型の展望台までがハッキリ見えました。(※『12.07.12-15 旅B初夏篇Vol.1』参照)
でも・・・「パッチワークの丘」の印象が随分違います。2か月前・・・大雨の中、地上から見たその風景は、薄ぼんやりとした片田舎の田園風景という感じでしかありませんでした。「パッチワークのパッチ」とは、ひょっとして・・・オッサンが冬場にはく“パッチ=股引(ももひき)”のことを指すのではないか?と疑うほどでした。
それが・・・晴天の日に飛行機から見る光景は、まさに“布片を縫い合わせて作る1枚の大きな美しい布-パッチワーク”そのものです。何と美しく感動的なのでしょう。
気候や季節によって多少左右されますが、やはりこういったものは「ナスカの地上絵※」と同様、空高くから眺望して何ぼのモンです。地上に這いつくばって見ても、何の価値もありませんネ。
※ペルーのナスカ川とインヘニオ川に囲まれた乾燥した盆地状の高原の地表面に「描かれた」幾何学図形、動植物の絵。あまりにも巨大な絵が多く、空からでないとほとんどの地上絵の全体像の把握が難しい。※Wikipedia

皆さんも、もし「旭川空港」に飛行機でいらっしゃることがあれば、ランディング前に是非窓から覗いて見て下さいネ。得した気持ちになれますヨ。
但し、飛行機が南側から侵入した時に限りますからネ。ご注意下さい。えっ?飛行機の中では方角が分からない・・・って?そんな時のため、方位磁石を必ずご持参下さい。「100円ショップ」で売っていますから。それから、コンビニで「恵方巻き」を購入した時も、おまけで付いてくることがありますからネ・・・念のため・・・
・・・
先回と同時刻に空港の外に立っていますが・・・陽ざしは確実に“夏”です。肌を刺す熱射は、あの「熊谷地方」を思い起こさせます。ウ・ウ・ウ・・・

しかし、空気にはすでに“秋の冷気”が忍び込んでいて、風が心地よい気分を運んでくれます。まあ・・・要するに“日陰なら涼しい”ということなんですが・・・
ここからリムジンバスで「旭川」に出ます。先回の「美瑛方面」とは違って、ビジネスマンや観光客の大半を運ぶ“主流派リムジン”です。
が、この“主流派”が問題です。メインの路線なので颯爽と走る・・・と思いきや、ノロノロ走行を社是としているようで、こんな真っ直ぐな、車のいない道路を制限時速内での~んびりと進みます。

安全運転なので、別に気にすることはないんですが、小生、今日の予定を事前公開した通り、スケジュールがたて込んでいます。次々にこなして、ぎりぎりセーフ!という綱渡りの行程なのです。それが、この体たらくです。イライラ・・・
・・・
案の定、旭川駅で電車に乗り遅れてしまいました。過疎路線ですので、1時間以上は次の電車がありません。
仕方がないので、路線バスに切り替えることにします。しかし、今回は旭川のバスに乗ることはないと考えていましたので、系統路線や時刻を調べていません。しかも、現在「旭川駅」及びその周辺は再開発事業(駅ビルにイオンが出来るとか…)が進んでいて、バスの乗り場が散在してしまっているようで、全く分からない状況です。(※元々バスターミナルが存在しないようですが…)
そこで、勝手知った「旭川駅」(※昨年の旅B夏篇で来ていますからネ。)の観光案内所で聞くことにします。が・・・これがまたいけません。のんびりムードが色濃く漂っている感じです。二人の“おネエさん案内人”がこのコーナーを取り仕切っているのですが、一人の観光客に対して、二人がかりで仲良く“女子高校生チック”に応対しています。次に控える小生のことなど、まるで関心がないようです。イラ・イラ・・・

ようやく前の客の片がついたようで、小生の方に関心が向いた感じです。そこで、すかさず手前まで歩み寄り「あの~、新旭川に行きたいんですが、どこからどのバスに乗ったらイイんですか?」と手短に質問です。
すると、案内人の片割れが、すばやく駅周辺のマップと時刻表を取り出し、「ハイ、○○行のバスにお乗りください。次は〇分です。その後はしばらくありません。乗場は「SEIBU」の向こう側からです。」と、トントンと小気味よく説明完了です。
『なんだ・・・君たち、やればできるんじゃないの』と・・・再評価している場合ではありません。バスの発車時刻〇分までわずか1分しかありません。乗場までは、どう急いでも3分はかかる距離にあります。
ということは・・・小生がそのバスには乗れない、ということを意味しています。『・・・そんなことを教えてくれたって・・・何考えているんだヨッ!!』と怒鳴りたいところですが、おネエ様方のご様子を窺っていると、それは“せんないこと”のように思えてきます。根本的に・・・“人生に流れる時間”、というか・・・“生活の中で呼吸するリズム”というか、東京とは全く違うような気がします。北海道では1日が48時間・・・そんなスローテンポな時が支配する世界なのです。
・・・
駅前から心ならずも“ご禁制のタクシー”で向かいます。折角ですので、目指すお店に横付けと参りたいと思います。
店前の駐車場に到着が午前10時55分。営業開始まで5分ほどあります。店の中で待たせてもらうつもりでしたが、お店の方は“断固拒否”の表情です。
外で待つことしばし・・・すでに午前11時を数分過ぎています。せっかちな小生の忍耐もここが限度です。「いいですか・・・」と店の中に入っていって着席です。お店からの反応がないまま、小生、堂々と注文です。
が、驚いたことに先客がいます。かなり前から店の中で待っていた様子です。マンガ本に夢中になっているバ🔴面をした地元のお兄ちゃんです。『な~んだ・・・それだったら小生にもそう案内してヨ!・・・』この辺りが北海道です。人工密度が低いせいか、人とのコミュニケーションが苦手のようです。でも・・・これが東京なら大騒動となるところですヨ。でも、小生の注文は確実に店側に伝わったようなので、久々のクレーマーおじさん登場は見送りです。で・・・
ひまわり
2012年9月7日(金) 今日の昼飯 は・・・
旭川・新旭川 「ひまわり」
“元祖モルメン(正油)” ¥800

午前11時10分を過ぎると、次々にお客が入ってきます。地元の人気ラーメン屋さんのようです。メニューも大きくは“普通の「ラーメン」”と“店の名物「モルメン」”しかありません。では、その「モルメン」とは一体何なのか?・・・説明からです。
「モルメン」とは、ホルモン・ラーメンのこと。しっかり処理された柔らかいホルモン、そして6種類(キャベツ、ニラ、にんじん、たまねぎ、もやし、きくらげ)の野菜を炒め、ラーメンにのせた当店イチオシメニュー!ジューシーに焼き上げたホルモンが、豚骨と鶏ガラでじっくり煮込んだ濃厚スープと旭川ならではの細い縮れ麺に絡み、相性抜群!栄養バランスの採れたスタミナつく1杯となっております。※ひまわりHP
「モルメン」は、“正油(※醤油のこと)、味噌、塩、辛いの”の4種類。スタンダードなのが“正油と味噌”とのこと。“辛いの”にも興味がありますが、ここは正統派“正油”で参ります。
でも皆さん、この名称・・・何か変じゃありませんか?解説によれば、「ホルモン・ラーメン」とのこと・・・??だったら「ホルメン」が正しいのでは?・・・こんなところにも・・・よく言えば、“北海道人の大陸的おおらかさ”、正確に表現するならば、“北海道人のイイ加減さ”がよく表れていますネ。
そのもう一つの象徴的な出来事があります。・・・料理の出される順番です。後から入ってきた客の“普通のラーメン”は比較的早いのですが、入店2番目の小生の「モルメン」がなかなか出てきません。もう15分は待ちぼうけです。
そんな北海道人のイイ加減さやのんびりムードを口の中でブツブツとなじっているところに「モルメン」が湯気を立てて登場です。
その“こってりとしたお姿”にクレームも忘れ、食べることに没頭です。

毎度言うようですが、小生、ラーメンに興味がありません。よって、その良し悪しも分かりません。“麺だ、スープだ”と知ったかぶりするつもりもありません。

ただ、この「モルメン」・・・美味いです。「旭川ラーメン」として培った深い味わいのスープと縮れ麺のマッチング。その単調さを破壊する「豚ホルモン」の深い旨味・・・すべてが計算しつくした完成度があり、ラーメンながら?結構美味しいです。

でも、これで“ラーメン好き”になったのか?と問われれば・・・答えはNo!です。やっぱ、「ホルモン」が生まれつき?好きなだけかもしれませんネ・・・
・・・
徒歩で10分、昭和チックな駅舎の「新旭川駅」に到着です。旅Bの始めから色々トラブルがありましたが、これでプラン通り修正完了です。業界用語で「On Timeに戻った」という訳です。この後、次々に襲ってくる?「ご当地グルメ」の制覇に気力充実です。
「新旭川」から「旭川」まで鈍行で戻り、そこから函館本線を特急で西に向かいます。ただ“特急利用”といっても、たかだか15分余りの乗車です。えっ?何でそんな短い区間なのに特急なんか使うの?いつもなら、あんたは鈍行オンリーでしょ?って?・・・お答えしましょう・・・それには、この地域特有の事情があるのです。以下の2点です。
①この路線は、各駅停車(鈍行)の運行が、多い時間帯で1時間に1本、昼間の少ない時間帯なら2時間に1本しかありません。それに引きかえ、特急は早朝や夜間でも最低1時間に1本、その他の時間帯なら1時間に2~3本も運行しています。つまり、この路線は地域住民のためにはなっていないということが言えます。
②そのためJR北海道では、「特急」を「特急=長距離・指定席中心(自由席が少ない)」と「エル特急=短中距離・自由席中心(指定席は1両のみ)」という基準で区分し、地域住民にも利用しやすい工夫をしているのです。
その結果、この路線では、実に7割ほどが“エル特急”運行となり、通勤列車として、あるいは生活路線として活用されているのです。
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ただ・・・いくら“自由席中心で指定料金が免除”といっても、特急料金には変更がなく、当然、鈍行よりはかなり高い運賃となってしまうことは否めません。
それに、この地域は旧炭鉱町が多く、経済的にはもうこれ以上地盤沈下しようがないほどの疲弊の極みに達している地帯です。
そんな貧乏な人々に、更に追い打ちをかけるような酷い仕打ち・・・やはり、“地域間格差”は、確実に存在している・・・日本が抱える大問題を肌で感じた瞬間です。
でも・・・小生、こう考えます。“この自由圏の世界では、経済の日向と日陰は必然の結果。どうしても避けて通れない致し方ない事実です・・・貧乏人の皆さん!この現実(格差)を受け入れるしか方法がありません。毎日のささいなことを楽しみに一生我慢して暮らしましょう!それしか道はないのです!!”(※けっこう自分の事を分かっていらっしゃるようで、少し安心しましたヨ…)
小生がこの地域に住まう貧乏人にエールを送っている間に「深川駅」に到着です。(※あれ?やっぱ自分のことを全然分かっていないようですネ…それならキッパリ言わせてもらいますけど…ここの人達は決して裕福とはいえないけれど、その代わりに溢れるような“家族愛”があります。残念だけど、あんたは…両方ともない…)
で・・・(※ムム、もう喰いモノに意識がいってしまっている…)
和風レストラン ふじ屋
2012年9月7日(金) 今日の昼飯② は・・・
深川 「和風レストラン ふじ屋」
深川そばめし:そばめしセット ¥900

深川駅前にある小奇麗な「和風レストラン」です。でも“深川”と言っても、“東京の深川”とは何の縁もないですからネ。えっ?そんなこと分かってる・・・ああ、左様ですか。では、話を前に進めます。
最近、この「深川」に、あの“じゃらん”と結託して新規開発した『ご当地グルメ』があるというので、やって来た次第です。
その名も「深川そばめし」。カレーや焼きそばを得意とする“じゃらん”にしては、一風変わったもののようで、期待が持てますネ。
「深川そばめし」は、北海道深川市で提供されているご当地グルメのおにぎりである。深川市が地元産の米とそばをPRするために、じゃらんの協力のもとに開発された料理。そばつゆで味付けしたおにぎりで、中には油で揚げたそばの実が入っているのが特徴。現在市内6店舗と道の駅「ライスランドふかがわ」で道の駅弁として2種類提供されている。
料理の定義は下記のとおり。
- 深川産そばと深川産米のおにぎり
- おにぎりには油で揚げたそばの実を入れる
- おにぎりの味付けにはそばつゆを使う
「深川そばめし」定食の掟は、
- 「深川そばめし」をつける
- 深川産のハーフ蕎麦を付ける
- 副食については、深川産の食材を使用した、副食を1品つける
- 価格は1,000円以内とする ※Wikipedia
小生の注文は「深川そばめしセット」。上記説明でいう“定食”部門に属する、ソバまでついた豪華版です。しかし・・・注文から20分も経過しているのに、まだ出てきません。お客は、小生を含め数名しかいないというのに・・・どうも、こののんびりムードに馴染みません。イライラが募ります。小生、この土地に暮らすことは絶対に不可能です。もし、そんなことにでもなったら・・・3日で脳血管が破裂してオダブツ間違いなしです。そんな悲劇的な己の最期に思いを巡らせているうちに、注文品の到着です。

かっ喰らう前に、店のメニュー案内に従い、その内容を紹介しますネ。
おむすび(深川そばめし) 三角 -バター醤油味 丸 -そばのかえし※で味付け。その中にそばの実を揚げた物をいれてある。
※醤油に砂糖、味醂(場合によっては日本酒など)を加え、しばらく寝かせたもの。これを出汁で割ると“そば汁”になる。


そば 6(小麦粉)対4(蕎麦粉)の割合※。海苔の文字はカルシウムで書かれているので食べられる。
※「生めん」については、不当景品類及び不当表示防止法に基づく「生めん類の表示に関する公正競争規約」が定められており、その中で「そば粉30%以上」の製品について「そば」との表示が認められる。また、「良質のそば粉50%以上」含まれているものについては「高級、純良、特選、スペシャル等、その他これらに類似するものとして公正取引協議会で指定する文言」の表示が認められている。

大根サラダ イタリアンドレッシング。そばフレークがかけてある。

飛竜頭餡かけ 飛竜頭は、豆腐をつぶし、その中に野菜を入れて揚げた物。それに餡をかけてある。トッピングは、ねばり長芋・とりのそぼろ・百合根のチップス。

「飛竜頭餡かけ」以外、全てソバが関与している、正に“ソバつくし”定食ですが、聞くところによると、ここ「深川」は、蕎麦の生産量が日本で2番目※だとか。※日本一は、北海道幌加内(ほろかない)町
それを自慢するための『ご当地グルメ』だったんですネ。でもまあ、方向として間違っていませんネ、エヘン。
では・・・味見と参ります。まずは、何はさておき「深川そばめし」からです。
「深川そばめし」:バター醤油味・そば汁味とも、薄くもなく濃すぎることもなく丁度良い加減の味つけで美味いです。更にそれを増幅させているのが“お米”そのものです。上質なものを使っているらしく、“米”の旨味が半端ないです。そして最大の特徴である中に入っている“油で揚げたそばの実”。プチプチと口の中で弾ける感触が最高のハーモニーを奏でています。メチャ美味いです。ただ・・・その最高品を包み込んでいる海苔は最低品ですネ。べちゃりとしていて噛み切るのに一苦労する安物です。いくら海のない内陸地とはいえ、これでは・・・??完成形を目指して頑張ってほしいものです。
「そば」:64(ろくよん)蕎麦だけあって、ごく普通の出来です。小生、46(よんろく)が賞味の限界点ですので、これは“ソバっぽい”というだけの代物です。海苔に書かれている文字だけは光っていますが・・・
「大根サラダ」:こちらも“そばフレーク”が全体を引き立たせています。その香ばしさとポリポリとした感触が、大根そのものの食感と相まって、ごく普通のドレッシングさえも美味しく感じさせる魅力があります。
「飛竜頭餡かけ」:その名前から多大な期待を持たせますが、極々普通の出来です。特に今回は付録的対象外品ですので、小生もその評価を避けさせて頂きます。
「そば茶」:食事後に出るお茶ですが、何やら深川人には好評らしいです。確かに香ばしさはありますが、だからどうなの?的なただのお茶ですネ。お粗末様!

・・・
「深川駅」から再びエル特急で「滝川駅」まで西行です。今度は更に短く10分程度乗っているだけです。理由は先ほど申し上げた通りで、釈明いたしませんヨ・・・
そして、そこで根室本線に乗り換え、いよいよ南下を開始します。目指すは「富良野地方」の西域。ここで音楽スタート!♪あ~あ、あああああ~あ、ああ~あああああ~♪
えっ?「北の国から」はもうイイ!ですか?・・・折角、この根室本線にまつわる「蛍と母令子の悲しい別れ」のお話をしようと思っていたんですがネ・・・そんなに皆さんが毛嫌いされているのなら、小生、泣く泣く止めておきますが・・・(※あんた、ホントあのドラマのようにウジウジ生きてますネ…)
そんなことはどうでもイイと感じるほど、列車内が異常に暑いです。北海道でこんな暑さに出くわすとは・・・その主な原因は列車そのものにあるようです。旧国鉄時代の古い起動車だからです。冷房設備はなく扇風機が天井に疎らに配置されているだけです。しかも驚くことに、窓を閉め切ったままで走行しています。“蒸し風呂状態”になるのは理の当然です。でも、不思議なことに誰も窓を開けようとしません・・・
北海道人は、暑いのが嬉しいのでしょか?それとも、長い厳冬時の習慣で窓は開けてはいけないものと思い込んでいるのでしょうか?・・・小生、ポジション的に窓を開ける動作の出来ない場所に座っているので我慢するしかありません。小生だけ、滴る汗を拭いながらの30分の苦行です・・・ここで前言を訂正したいと思います。“3日でオダブツ”と申しましたが“2日で確実にあの世行き”です。アーメン・・・
<’12 旅B晩夏篇 Vol.1>終了



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