<1日目-2> 2012年7月12日(木)
この季節だけしか停まらない臨時駅「ラベンダー畑」に到着です。しかし、季節限定の暫定駅なだけあって、荒野の中にポツンとホームがあるだけです。
列車を降りた途端に、他の客たちの“傘花”が一斉に咲き乱れます。駅舎などは影も形もなく、当然小生の肩に重くのしかかる荷物を預けるコインロッカーなんぞは存在しません。小生・・・重い荷物を背負い、傘で雨を防ぎながら、目的地をひたすら目指します。
-300x225.jpg)
雨風を防ぐものが何もありません。重い荷物を 持って、歩き続けるしかありません・・・
中富良野町(なかふらのちょう)https://goo.gl/maps/wLCeFdMWhULXnJoC9
上川地方南部に位置する、空知郡の町。町名の由来は富良野地区の中部に位置することから。富良野地区を代表するラベンダー園ファーム富田がある。※Wikipedia
歩くこと10分、目的地である中富良野の一大観光地「ファームとみた」に到着です。
でも、“ファーム”といっても、牛や馬が飼われているわけではありませんヨ。一面のラベンダー畑が売りの“観光施設もどき”です。

入場は無料。
今まさに満開の時期を迎えています。紫色のじゅうたんを敷きつめたように匂い立つ大地・・・想像するだけでワクワクしてきちゃいますヨ。今回の楽しみの一つでもありましたネ。もちろん、“喰らうこと以外”という注釈はつきますが・・・
すでに、駐車場には大型観光バスが何台も止められていて、多くの観光客が訪れているようです。小生、お土産販売の立派な建物を避け、ラベンダー畑に直接侵入です。
ファーム富田(ファームとみた)
北海道空知郡中富良野町にある農園。主にラベンダーを中心とした花を呼び物に、春から秋にかけて開園する。園内にはドライフラワーを使用した土産屋や資料館も位置しており、営業時間内は入園無料である。所在地は北海道空知郡中富良野町北星。
1976年5月の日本国有鉄道のカレンダーにファーム富田のラベンダー写真が紹介されると、徐々に観光客やカメラマンが訪れるようになった。また、その後にドラマ「北の国から」で放送されると、観光地として一躍有名になった※。
※1981年10月9日-1982年3月26日金曜日22時からの連続ドラマ「北の国から」、全24話中の第17話の1場面。
自分の浮気が原因で五郎(田中邦衛)と離婚することになった令子(いしだあゆみ)だが、北海道・富良野から純(吉岡秀隆)と蛍(中嶋朋子)を自分の手元に引き取ろうといろいろ画策する。が、それは無理だと悟った令子は、最後の想い出として、家族4人で「ラベンダー畑」にやって来る。そのロケ地が「ファームとみた」です。※Shouseipedia




園内ではおよそ15ヘクタールのラベンダーが栽培されているほか、そのほかにも多くの花が栽培されている。花畑はそれぞれ花人の畑、倖の畑、春の彩りの畑、秋の彩りの畑、彩りの畑、トラディショナルラベンダー畑に分かれている。



通常の開花時期として、4月中旬ごろよりクロッカス、5月よりスイセン・チューリップ、6月よりハマナスやシャクヤクなどが見られるようになり、ラベンダーが開花し始めるのは通例6月の下旬ごろが目安とされている。8月中旬ごろになると冬にかけてグリーンハウスの運営も始まり、ハウス内に栽培されているラベンダーやゼラニウムなど各種植物を見ることができる。※Wikipedia
ラベンダーの花は確かに満開です。他の花畑も極彩色で彩られ、その美しさを競っています。美しいです。普通なら?大感激ものです。
しかし・・・雨が次第に激しくなってきています。おまけに風も出てきたようです。その災難を傘で防ぐので精一杯の状況です。しかも、背中には重い荷物です。普段の軽々とした思うような動きができません。花を愛(め)でるだけの余裕がないのです。
でも・・・多くの観光客がそれにめげることなく楽しそうに園遊されています。小生も、気を取り直して“園内徘徊”開始です。
そういえば、ここで“美しい記念写真”を撮る予定でした。そのタイトルも『小生と紫の精』・・・すでにイメージは固まっています。あとは画角を決めて撮影するだけです。しかし、この雨の中です。いつもの三脚を使えそうにありません。そこで、観光客の人にシャッターを押してもらうことにします。
小生、そのお願いをするため、ある集団に近づきます。が・・・日本語ではない!・・・紛れもなく中国語です・・・その人たちに何の咎(とが)があるわけではありませんが、小生、一歩も二歩も後退です。仕方なく他の人を探します。
が・・・何と!驚くことに、園内は中国人ばかりです。これは嘘でも誇張でもありません。日本人が一人もいないのです。小生、再び10歩も20歩も後ずさりです。
でも皆さん、不思議だとは思いませんか?・・・江戸情緒満点の「浅草」や温泉天国の「別府」ならまだしも、ここは北海道ですヨ。それも、雄大な大陸的な風景が魅力の地域です。別の言い方をすれば、“さも中国大陸にいるようなスケールのでかさ”が売りで人気を得ているわけです。
それを・・・??この中国人たちは何をするため、この地に異常発生しているのでしょう?あんた達の自宅の庭先から見る風景と何処がどう違うというのでしょう?・・・小生には、到底その意味が理解できません。ああ、いけません・・・頭が段々痛くなってきました。
雨、風、そして中国人の大集団・・・“三大苦”とは正にこのことです。記念撮影どころではなくなりました。早急なる「ラベンダー畑」からの脱出が必要のようです。
そこで小生、『せめて雨と風だけでも逃れたい』と思い、テラスのある建物に避難です。でも・・座ることは不可能です。満席状態だからです。正確に言えば、観光客とその人の荷物で椅子は完全に占拠されてしまっているのです。
『何か全員中国人っぽいな・・・』接触を回避して、お土産売場をうろつきます。店員さんは日本人のようで、ちょっと安心です。
すると、軽食・飲料のテイクアウトコーナーで、“らしきモノ”を発見です。他にこれといった興味をそそるものもないので、購入することにします。で・・・
ポプリ舎
2012年7月12日(木) 今日の2時のおやつ は・・・
中富良野・ファーム富田「 ポプリ舎 」
ラベンダーソフトクリーム(コーン) ¥250

小生の『旅B』では、最近よく登場する“ソフト”です。薄紫色をしていて、いかにも「わたしゃ、ラベンダーよっ!」と主張しているかのようです。
小生、絵柄を考慮し、山裾に続く「ラベンダー畑」をバックに商品撮影です。不思議そうにそれを見ている他の観光客たち(中国人か?)を 尻目に、躊躇なくパクつきます。
ソフトクリームを喰らうには、いささか涼し過ぎる気候です。しかし、そんなことは委細構いません。
強烈なラベンダーの香が小生の鼻腔を襲います。紫色の自己主張です。さも『他の観光ソフトとは出来が違うゼ!』と訴えかけているようです。でも、所詮香料の威力だけです。“ラベンダーが美味しい野菜”とは今まで聞いたことがありませんし。少しマシな程度ですネ。
・・・
その後、ファーム入口付近の庇(ひさし)のあるスペースに移動して暫し待機です。時間が余っているので、次なる行動プランを練っているのです。『さて、どうする?・・・』
すると、小生の前を大集団の観光客が行き過ぎていきます。互いに大声でわめき散らしながらの賑々しい行軍です。本人たちは、決して“わめいている”意識はないと思いますが、これが普通の“中国語会話”なのです。元々騒がしい言語なのです・・・
これで、小生、心が決まりました。『何をおいても、ここを立ち去ろう!』・・・ということで、携帯電話でタクシーを呼び入口で待ちます。すぐ横の大駐車場では、観光バスから次々に“騒音集団”が降り立ち、園内に吸い込まれていきます。・・・ふ~っ。

・・・
およそ5分ほどで、タクシーは「中富良野駅」に到着です。この駅は「ラベンダー畑駅」と違って、ちゃんと駅舎もあり、風雨もしのげそうです。

しかし、肝心の列車がありません。この駅舎内で1時間ほど待たなければならない羽目に陥りました。近くに喫茶店もなさそうです。仕方なく待合いスペースで待つことに。
そこには、すでに5組ほどの観光客が手持ちぶさたの様子で、静かに次の列車を待っています。若い女性ばかりです。小生も、その仲間に入れて頂きます。
しばらく無言が続きます。誰一人、声を発する人はいません。皆、雨の日の憂鬱さを引きずっているようです。
でも小生、今は平穏な心を取り戻しています。先程の「ファームとみた」で募ったイライラ感は既に解消です。ただ、隣の若い女性観光客に話しかけるのははばかられます。“変なおじさん”と思われてしまいますからネ。
そこで、待合いスペースの片隅にある「臨時観光案内所」のおばちゃんに話しかけます。テーブルと椅子だけの簡易案内所です。
小生、まず今日の雨について質問です。「ここは、こんなに雨が多い地域なんですか?」「いいえ・・・」から始まって、静かだった駅舎内に人間の声が響きます。小生とそのおばちゃんとのやり取りを要約すると次の通りです。
① ここは雨が少ない地域だったが、地球温暖化のせいか、数年前から雨が多く降るようになった。“蝦夷梅雨(えぞつゆ)”という呼び名は 知らないとのこと。
②おばちゃんは、この季節だけボランティアでガイドをしており、近所の主婦4人でこの案内所を回している。
と、いうところで、小生たちの会話に誘引されたのか、他の観光客が割って入ります。しかし・・・?何故か英語での質問です。おばちゃんは流暢とはいきませんが、正確な英語で質問に応えます。
すると、堰(せき)を切ったように、次なる組がおばちゃんに質問です。やはり英語です。おばちゃん、要領よく答えを返します。そして次々に・・・と言う感じです。それも一段落して、小生が話に戻ります。
おばちゃんによると、今ここにいる人達は、全て中国か東南アジアの観光客であるとのこと。小生の経験した「ファームとみた」の“中国化”の話も含め、明快な答えが返ってきました。
「この中富良野や美瑛は、中国や韓国のドラマのロケ地で度々使われていて、彼女たちはその探訪のためやってきているのだ。」とのこと。そう言えば、中国ネエちゃんや中国おばさんがやたら多かった印象です・・・
これで、ようやく“ファームとみた・中国人の謎”が解けましたヨ・・・それにしても、ここにいる人達もそうだったんですネ。驚きました・・・
そういえば、日本人とは若干服装のセンスも違いますし、洗練されたお顔立ちの人もいませんしネ・・・でも、これは小生の人種的偏見では決してありませんヨ。事実をそのまま皆さんにお伝えしているだけですからネ。誤解のないように・・・ (※人種差別だっ!あんただって、ロクな服装でないし、決して洗練されたお顔立ちとは言い難いですヨ。)
最後に“ロケ地つながり”で、あの栄光のTVドラマ「北の国から」について質問です。すると「ドラマが終わってもう随分となりますから、そういった観光客は最近ではもうほとんど見かけなくなりましたネ。」とのこと。
あの素晴らしい“人間愛の物語”が人々の記憶から消え去られようとしています。何と悲しいことなんでしょう。“日本の心”は何処へ行ってしまったのか?・・・
・・・
午後3時50分、待ちに待った列車が動き出します。

-国鉄50系客車
雨の憂鬱さと悲しい気持ちを乗せたまま、10分ほどで列車は、その「富良野駅」に到着です。ここで、BGMスタートです。係りの方、お願いします!
♪あ~あ、あああああ~あ、ああ~あああああ~♪

頭の中をテーマ曲が流れる中、「富良野市」について解説です。
富良野市(ふらのし)
北海道上川地方南部にある市。ラベンダーとテレビドラマ「北の国から」の人気により一躍北海道を代表する観光都市の一つとなった。ワールドカップの開催で有名になった富良野スキー場もある。
大雪山国立公園の一部である十勝岳連峰と、芦別岳などの夕張山地に挟まれた富良野盆地に位置する。石狩川支流の空知川と富良野川の合流点に市街地が広がっている。北海道のちょうど中央に位置し、「へその町」として知られている。
市域の7割は山林。市の南東部には、1899年(明治32年)にひらかれた東京大学演習林もある。布部川上流の麓郷の森はドラマ『北の国から』の舞台としても有名である。 ※Wikipedia
小生の“愛のメッカ”であり“心のふるさと”でもある「ふらの」・・・ああ、あなたに再びお会いできる幸せな日が来ようとは・・・
実は小生、数年前この地に初めて昇殿(=訪問)させて頂き、3日間の滞在で「北の国から」の聖地(=ロケ地)巡礼で全ての時間を費やしました。その時流した心の汚れを落とす清らかな涙・涙・涙・・・小生、終生忘れることができません。
ここ「富良野駅前」に立つと、その感動が甦ってきます。が、今回は、その感情を完全封印致します。目的が違うからです。「富良野ご当地グルメ」探訪に徹します。
そうでないと・・・信じられないとは思いますが、小生、“喰いもの”のことを全て打ち捨て、再び「北の国から」聖地巡りに残りの時間を使ってしまうかもしれません。それだけ小生の精神世界にとって、大きな存在なのです。が、・・・歯を食いしばって我慢します・・・
駅から今日の宿「Hサンフラトン¥7,350」まで歩いていきます。が、途中に点在する「聖地」に、どうしても目がいってしまいます。その中で、小生が最もショックを受けたのが、重要聖地の一つである「三日月食堂※」がなくなっていたことです。
※「’84夏篇」~自分の不注意で自宅の丸太小屋を全焼させてしまった純は、その罪を正吉に被せる。黙ってそれを受けた正吉は、実母のいる札幌に引き取られる。 駅で正吉を見送った後、五郎たちが閉店間際のラーメン屋に入る。そのラーメン屋が「三日月食堂」。
そこで、純は罪の意識から自分がやったことを泣きながら告白する。折角のラーメンも食べることが出来ない。しかし、女店員(伊佐山ひろこ)は、店を早く閉め たくてイライラしており、もう閉店だと何度も告げに来る。
そして五郎が代金を払うなり食べかけのラーメンを下げようとする。五郎の台詞「子供がまだ食ってる途中でしょうが!!」は、あまりにも有名。彼女に対して向け られた言葉ではあるが、五郎自身への叱責の叫びでもある。※Shouseipedia
近所の人に伺ったところ・・・「あっ、そういえばなくなっていますネ」と、あまり関心のない様子。地元人でも、この体(てい)たらくです。世の中から「北の国から」が消滅していっている証拠です・・・
実際、駅周辺も再開発され、以前の姿ではありません。それでも「富良野駅」だけは、まだ価値があると判断されたのか、ほぼそのままです。改札口から今にも看護学校に通う蛍が帰ってきそうです。


でも、今「富良野」は確実に「北の国から」の脱却を図っています。それも致し方ないのかもしれません。中富良野まで、中国人とは言えあれだけの観光客が来ているのに、ここ富良野ではさっぱりです。大袈裟ではなく、観光客は小生一人のような気がします。
これでは、観光の目玉を「ご当地グルメ」に大きく方向転換をしたのも頷けますネ。ああ!そうでした。小生も、そちらに大きく舵を切らなければなりませんでした。ホテルにチェックインして、速やかに「ご当地グルメ」探訪に出かけたいと思います。
味処 笑楽亭
2012年7月12日(木) 今日の夕飯 は・・・
富良野 「 味処 笑楽亭 」
富良野オムカレー ¥1,000

この富良野・美瑛地域には、多くの『ご当地カレー』が存在します。でも、この地域で何故カレー?・・・という問いに明確な答えはありま せん。鳥取県のように“カレールー消費が全国トップクラス”でもないし、・・・これといった因果関係はありません。
まあ、強いて申し上げれば、カレーの材料である「たまねぎ、ニンジン、じゃがいも」が捨てるほど豊富に獲れることと、酪農地帯で「豚肉、 牛肉」が近くにゴロゴロ転がっている?ことが、その要因であると思われます。それに・・・“カレー”は誰にでも作れる『安直ご当地グル メ』の代表格ですからネ・・・
そんな“カレー王国?富良野・美瑛地域”でも、その中心をなしているのが、この『富良野オムカレー』です。では、その解説から・・・
富良野オムカレー(ふらのオムカレー)は、北海道富良野市で販売されているオムレツののったご当地グルメのカレーである。 開発型のご当地グルメであり、昔から富良野で特にオムカレーが好まれてきたという歴史は無い。
地元食材と牛乳消費を狙った開発型のご当地料理で、当地の「富良野オムカレー推進協議会」では下記六か条を義務付けている。
富良野オムカレーの定義
第1条 お米は富良野産を使い、ライスに工夫を凝らす
第2条 卵は原則 富良野産を使い、オムカレーの中央に旗をたてる
第3条 富良野産の「チーズ(バター)」もしくは「ワイン」を使用する
第4条 野菜や肉、福神漬(ピクルス)なども富良野産にこだわる
第5条 富良野産の食材にこだわった一品メニューと「ふらの牛乳」をつける
第6条 料金は税込み1,000円以内で提供する
※季節等により他産地の食材になる場合あり
※「ふらの牛乳」が不足の際には富良野産「にんじんジュース」をつける なおカレーソースには制約が無く、レトルトを使用している店や手作りのソースを使うなど様々である。
※Wikipedia
この「味処 笑楽亭」は、外から見ると・・・一見、休業しているように思えます。しかし、立派に?営業されていますヨ。それに、何屋さんなのか?よく分かりません。床屋?それとも、ただの民家?・・・辛うじて“富良野オムカレーの幟(のぼり)”で、飲食業を営んでいることが確認できる程度です。
やはり雪深い地域のお店とは、そうなってしまうものなんですネ。いくら店頭を飾っても、雪の中に埋もれてしまっては仕方ありませんからネ。冬の厳しさを思います。
それと・・・「‘87初恋編」を想い出します。あの「れいちゃん」との切ない別れ。彼女が富良野を去る前に残した雪の中の悲しい足跡・・・おっと!いけネエ。思考回路のスイッチが「北の国から」に入りかけています。ここは自制です、ガマンです!
外面はそんなですが、中に入ると、ちゃんとした?「町の洋食屋さん」の風情です。小生、早速「富良野オムカレー」を注文です。

小生の前に、「お子様ランチ」の如く中央に“旗”を立てた「オムカレー」が運ばれてきました。彩りも美しく、さすが町の洋食屋さん!と言える仕上がりです。
それと、びん牛乳が何かイカしていますネ。農場直結という感じで新鮮さが強調されています。「美瑛カレーうどん」と同様、“日本一の酪農地帯”を誇る自慢の逸品です。

オムレツの下は・・・普通の白いご飯ですネ。ケチャップライスではないようです。では、カレーを絡めて頂きますヨ・・・

美味しい!カレーはコクもあり、甘からず辛からずの丁度良い味わいです。それが、やや半熟気味のトロトロ玉子の旨味と相まって、最高のハーモニーを奏でています。さすがの腕前です。この店を選んで正解!というところでしょうか。

さらに、味わい深さは「ふらの牛乳」も負けていません。断トツの美味しさです。

更に「デザートのアイス」は“脱帽”の美味さです。さす がです!富良野の乳製品は“タダモノ”ではありませんネ。最高峰と言える見事さです。ご馳走様でした!
・・・
この後、小雨の中、富良野の町を少し歩いてみます。ホテルに帰っても、夜飯まで何もすることはありませんしネ・・・?? (※これが夜飯じゃないの?ハイ、時間がまだ早いですからネ。そういうことじゃないと思うんですが…)
しかし、町歩きを始めると・・・頭の中をず~と「北の国から」の主題曲や純のテーマ、蛍のテーマなどが流れていきます。まあ、ベストマ ッチなBGMで、心地よい気分ではありますが、不思議な感じです・・・
そして遂に気がつきました。ああ、小生、今回旧式のMP3(デジタル・オーディオ・プレーヤー)を持参しているのでした。それには『北 の国からBGM集アルバム』から全曲がコピーしてあり、それがエンドレスで流れているだけのことでした。(※あんた、何言ってるの?…ああ、 分かった!あんた照れてるの?人格・イメージに合わないことしちゃってサ…)
でも、何だかエエ感じですワ・・・よ~し!富良野駅まで歩いちゃお!
<ご案内> この時の写真の一部をこの巻の最後に掲出しています。解説付きですので、存分にお楽しみ下さい。(※解説?・・・何か嫌な予感がします。)
そんな恥ずかしい町歩きも終わり、ホテルの部屋でしばし休憩です。
そして・・・遂に時間となりました。夜飯です!夕飯から実に2時間も経過しております。もうお腹、ペコペコです。傘を差して出かけることにします。ルンルン!で・・・
唯我独尊(ゆいがどくそん)
2012年7月12日(木) 今日の夜飯 は・・・
富良野 「 唯我独尊(ゆいがどくそん) 」
富良野カレー ¥1,100
& ふらのワイン ¥650


またまたの「カレー」です。「富良野カレー」とはなっていますが、別にそういう名称があるわけではなく、小生が勝手に命名したものです。
ただ、ここ「唯我独尊」は、1974年からカレーを作り始めた老舗店で、『カレーの町.ふらの』の原点的存在です。そういった意味で、「富良 野カレー」と呼ぶに相応しいと考えたからです。
余談ですが、1974年と言ったら、「北の国から」もまだ放送が始まっていない大昔です。(※「北の国から」からは、もうエエ ッちゅうネン!) 1981年からですからネ。そんな時代からカレー一筋で商いを続けてこられたのは立派です。しかも、今でも大人気ときています。美味しい に決まっています。
小生、しょぼ降る雨の中をかなりの時間待たされて、遂に入店完了です。当然のことながら相席です。お相手は、小生と同じ嗜好の持ち主と思われる薄汚い服装のおにいさんです。えっ?何故分かるのか?って?・・・だって、体型がそっくりですからネ。

そのおにいさん、早速カレーを注文です。しかし、小生、すぐに“本編”には入りません。その前に「食前酒」と参ります。
「ふらの赤ワイン(つまみ付)¥650」です。
-264x300.jpg)
しかし、このつまみは、如何なもんでしょう。極薄にスライスされたスモークハム2切れ・・・スーパーの試食販売じゃあるまいしネ・・・
ワインも、語るに価値なしの普通のモノです。すっぱいだけの安ワインですワ。一気に飲み干して、小生も「自家製ソーセージ付カレー¥1,100」を発注です。

相席のおにいさんに続いて、小生のカレーも到着です。かなり煮込んであるのか、カレーの色が黒に近いです。深いコクが期待できますネ。

でも・・・ちょっと煮込み過ぎじゃないの?焦げの苦みさえ感じますヨ。そのせいで、溶け込んでいる具材の旨みが飛んでしまっています。小生には・・・難しい味です。店の方が説明してくれた通り、香辛料をたっぷり加え辛味を増強して食べることにします。
と、相席のおにいちゃんが食べ終わったようです。が、皿を抱えて厨房方面に去っていきます。???どうやら同類君、お代わりをしにいったようです。本当にこの味が分かるのかな?・・・ただの大食漢とちゃうの?だったら、「ココ一番」で仕切り直しした方が、あんたにとって賢明でっせ。何せ、ここのカレーは高いですからネ・・・
・・・
期待外れの夜飯を終え、小生、夜の富良野の町を遠回りで帰ります。もちろん、旧式のMP3のスイッチ・オンです。
♪あ~あ、あああああ~あ、ああ~あああああ~♪
何故か自然に涙が流れてきます・・・あぁ、エエわ! (※夜飯がイマイチだったのが、そんなに悔しいのですネ。可哀そうに…)
<今日の歩数> 15,533歩
<’12旅B初夏篇 Vol.2> 終了
<付録> 「北の国から」聖地巡り with tears

この春、看護学校(准看)を卒業する蛍。五郎(田中邦衛)はこの財津病院(渡部病院)に蛍を就職させようとするが、父の気持ちを知りつつも蛍は正看護士を目指し、彼氏(緒方直人)のいる札幌の病院に行ってしまう。「’92巣立ち篇」
・・・

草太と正吉の名場面を作り出した喫茶店(本当はただの民家-外観のみ使用)
別れた不倫相手の子を宿してしまった蛍。それを知った草太(岩城滉一)は、ある提案を正吉(中澤佳仁)に持ちかける。
「正吉、おまえ昔から蛍のことが好きだベ?だったら結婚しろ。」というものだ。「しかし、蛍に困った問題がある。」と不倫相手との間に子どもが出来たことを告げる。そして、それも共にまとめて面倒を見ることを約束させる。
そのくどき文句が「そんなこと(妊娠)を知ったら、おじさん(五郎)、きっと気が変になるナ・・・おまえ、おじさんに随分世話になったべ?それでイイんか?・・・それに正吉、おまえ自衛隊に行ってたべ?・・・自衛隊というのは国を守るためにある。国を守る、ということは家族を守るということだ。黒板家は、おまえにとって家族だ・・・」
意を決した正吉、蛍のいる札幌にプロポーズするため向かう。(ここからも名場面が続く。特に挿入歌にフォーレ作曲「夢のあとに」 加藤登紀子「百万本のバラ」が流れるシーンは俊逸)「’98時代篇」
・・・

富良野のスナックで「俺と一緒に牧場をやらないか」という草太の申し出を冷たく拒絶する純。最近の彼のやり方に反発をしているからだ。熱心に誘う草太を居合せた客が突然殴りつける。その客も農家らしく草太のやり方が気に入らないのだ。帰ろうとする純を店の前で呼び止め、「俺は俺で必死にやっているんだ」と訴える。そんな草太に「最近草太兄ちゃんは変わった。もう好きではなくなった…」と捨て台詞を残し去っていく。
その後姿に「明日、トラクターを運ぶんで手伝いに来てくれ!」それを無視する純。しかし、翌日そのトラクター運搬を一人でやっていて草太が事故死する。悔やんでも悔やみきれない純・・・「’98時代篇」




コメント