<SK社長も呆れてる?出張ぶらり道草シリーズ>
“道草”というには、ちょいと程度を超えていますが、静岡から東海道線を西に1時間程参ります。
ラ・カンティーナ
2011年8月29日(火) 今日の昼飯 は・・・
静岡・磐田 「 ラ・カンティーナ 」
磐田おもろカレー(サラダ・ドリンクセット) ¥1,470

“おもろカレー”?・・・そんなに“おもろい”関西チックなカレーなの?皆さんの疑問にお答えしましょう。“磐田おもろカレー”の説明です。
では、何故「磐田」でカレーなのか?
明治の偉人、海軍創始者の一人、海軍中将・赤松則良さんは、磐田ゆかりの人物。磐田で暮らし、そのお孫さんは、初代・旧磐田市長でもあ ります。
海軍といえば、日本で最も早くカレーを食した人たち。海軍カレーで有名な横須賀の司令官も務めた赤松さんは、日本で誰よりも早くカレーを食し、誰よりもカレーを愛した人物に他なりません。
当時赤松さんの気さくな人柄や、明治という新時代の薫りに憧れて、カレーというハイカラな料理レシピの研究を進めた磐田市民も少なくなかったと言われています。かつて磐田という街は、カレーの薫りに包まれていたんです。※磐田おもろドットコムHP
では、“おもろカレー”って何?
「おもろ」とは、豚足料理のこと。砂糖や醤油で甘辛く煮込んだスタイルが、磐田市に伝わる「おもろ」です。ちなみに、磐田に限らず、 遠州(静岡県の西部地方)では、豚足のことを「おもろ」と呼ぶようで、呼び名こそ同じですが、料理のスタイルは、各地で少しずつ違うよ うです。
では、なぜ遠州では、豚足を「おもろ」と呼ぶようになったのでしょう?諸説あるようですが、袋井の居酒屋「しみきん」の初代・清水金蔵さんが、名付け親との説が有力です。その磐田の郷土料理「おもろ」と明治以降に沸き起こった「カレー」が合わさった伝説のレシピが格別の美味しさだったといいます。
「おもろ」を使ったカレーこそ、磐田の歴史を物語るカレー。おもろ(豚足)を何かしらの形で使っていること。それが“磐田おもろカレー”の定義です。※磐田おもろドットコムHP
解説にあるように、“磐田おもろカレー”とは、“豚足を使ったカレー”のことで。提供している市内8店舗の中には、「カレーそば」や「本 格的インドカリー」等も存在しているようです。(※小生的には反対です。やはり「ご当地グルメ」成功には統一感が不可欠です。)

ここ「ラ・カンティーナ」は、本格的イタリア料理店であり、それだけに本物の洋食カレーが期待できます。まあ、駅から一番近かったこと もありますが・・・
なかなか美しい仕上がりです。さすがイタリアン・シェフ、腕が違いますネ。
“おもろ(豚足)”は、カレーの下に沈んでいて見えませんが、周りの彩り豊かな野菜類は、地元で獲れたものばかりだそうで、見るからに美味しそうです。

これは、美味しいカレーです!但し、“おもろカレー”だからなのではなく、この店のシェフの腕が素晴らしいからに他なりません。
地元野菜も茹で具合が最適で、カレーに完璧にマッチしています。肝心の“おもろ”も、とろけるような柔らかさで臭みも全くありません。 実は小生、“豚足”は昔から苦手です、というか一切口に入れたくない食材です。(※とも喰いになるからではありませんヨ、念のため)その形状、臭み、固さ・・・どれをとってみても、とても人間の食べ物とは思えません。
それが・・・この美味さです。シェフの技というのかマジックというのか、本当に恐れ入るパーフェクトなカレーです。大喝采です。
食事後、シェフ(オーナーさんでもある)にお話を伺ったのですが、この“おもろ”の調理方法は、まず「骨を抜いて」「かなりの時間煮込む」のだそうで、それが柔らかさの秘密とのこと。そして、次に「袋に、カレーと“おもろ”を一緒にして長時間保存する。」そうすると、独特の臭みも消えるのだそうな。
そんな手間暇とシェフの凄腕で完成した「ラ・カンティーナのおもろカレー」、皆さんもお近くにお寄りの際は、是非ご賞味下さい。 (※皆さん、あんたみたいに暇じゃないからネ・・・)



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