’12 旅B初夏篇 美瑛・富良野・襟裳・帯広 Vol.4

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<2日目-2> 2012年7月13日(金)

目指す「お蕎麦屋さん」にやってきました。駐車場は車で一杯です。営業していることは確実のようです。

が、入口付近に置かれてある 看板に赤文字で分かりやすく「本日終了」の文字・・・確かに事前 調査では、“そばがなくなり次第閉店”とは知っていましたが、小生は、蕎麦なんぞを食べにやって来たのではありません。『ご当地 グルメ』さえあればイイのです。それなのに・・・

「目分料」という蕎麦屋さんです。

仕方ないので駅前まで戻り、近くの中華料理店へ入店です。もちろん、この店にも目指す『ご当地グルメ』があることを知っているからですヨ。で・・・

中華料理 四川

2012年7月13日(金) 今日の昼飯 は・・・

清水町 「 中華料理 四川 」

十勝清水牛玉ステーキ丼  ¥980

店内が妙に蒸し暑いです。しかし、冷房装置は本来の役割を果たす体制にありません。電源がオフしてあるのです。こんな暑い所で中華料理なんて、正気の沙汰ではありません。但し“内地的には”という限定文がつきますけど・・・

北海道人というのは“冷房するということに慣れていない”種族です。確かに北海道は涼しくて冷房なんて考えられない!という時代もありました。ところが、地球温暖化で、昨今では夏は十分暑くなってきています。

それでも、彼らは文明機器で涼を取ることを一向にしようとしません。このままでは、増々温暖化が進み内地と変わらない気温になった時には、“北海道ジジ・ババ”が熱中症でバタバタと倒れていくことは火を見るより明らかです。行政の適切な指導をお願いしたいところです。 (※回りくどい言い方はやめましょう!「冷房を入れて下さい」の一言でイイんじゃないの?)

話があらぬ方向からスタートしましたが、ご安心ください。注文はすでに終わっています。「十勝清水 牛玉ステーキ丼」です。

十勝清水牛玉ステーキ丼(とかちしみずぎゅうたまステーキどん)は、北海道清水町で販 売開始予定のご当地丼料理である。2010年7月17日から町内で発売を開始した。※Wikipedia

地元産の肉用牛(道内生産第2位)をカットして焼いたステーキと鶏卵(道内生産第3位)を組み合わせて作った新しいタイプの「牛丼」です。味付けは、醤油味の「豚丼」を意識して、「味噌味」にしました。

1. 正式名称は「十勝清水牛玉ステーキ丼」とする(愛称は「牛玉丼」とする)

2. 地元産の鶏卵を使用する

3. 鶏卵の調理方法は、「味噌味ふわふわスクランブル」とする

4. 鶏卵と組み合わせる食材は、各店自由とする(なるべく地元産の食材、旬の食材にこだわる)

5. 淡白な赤身の美味しさで知られる地元産の肉用牛『十勝若牛』を使用する

6. 使用する部位はロースとする

7. ステーキ肉の味付けは、協議会指定レシピに基づいた「味噌味」とする

8. ステーキ肉は、サイコロ状にカットする

9. 北海道米を使用する

10.協議会指定の白い卵型どんぶりを使用する

11.汁もの、香の物をつける(各店自由だが、なるべく地元産の食材、旬の食材にこだわる)

12.料金は1,000円(税込)以下とする          

※十勝清水牛玉ステーキ丼HP

小生、ルール11を読んで、先ほどのそば屋の顛末に合点がいきました。つまり、あの店では、汁ものとして多分“小そば”をつけるんです ネ。ですから、そば麺が終わりになれば、この『牛玉ステーキ丼』も提供不可となるわけです。それなら仕方ないですネ。

では、この店の汁ものは何なんでしょう?・・・当たり障りのない「玉子スープ」なのか?それとも奮発して「小ラーメン」なのか?・・・ 今から楽しみです。

いやはや・・・何と申し上げたら良いのでしょうか。小生の前の“現物”を見て驚きです。皆さんもご覧下さい。

これが“添えられる汁もの”と言えるのでしょうか?・・・小生には、通常の立派なラーメンに見えるのですが・・・いやそれどころか、む しろ主役の「牛玉ステーキ丼」を凌ぐ存在感で、どちらがメインなのか分からないほどの“並列立ち”です。

何と!コーヒー付きです。

それに・・・毎度申し上げて恐縮ですが、小生、ラーメンに対する執着が常人に比してほとんど皆無です。例えラーメンが、何らかの理由で この世から消え去ってしまっても、小生は気がつかないことでしょう。な~んの興味も関心もありません。

そんな小生に、この“これみよがし”の態度です。ましてや、今日は胃腸の調子が今一つなんですからネ。

えっ?じゃあ、食べなきゃイイ?残せばイイ?・・・皆さんは、まだ昭和20年代生まれを理解されていない!出されたものは、残さずきれいに食べる・・・これが母の躾であり、父の教えなのです。当然、全部頂きますヨ・・・

まず「牛玉ステーキ丼」からです・・・これが“十勝若牛”ですか?・・・若い割に筋肉が若干固いですネ。もっと柔らかいと思っていまし たので、チョットがっかりです。

しかし、全体の味付けが「味噌味」なので、醤油の即効的な味わいと違ってじんわり味が後からやってきます。この感覚と十勝若牛を味わう 咀嚼動作を同調させ食べ進めます。

まあ・・・結論を申し上げれば、普通に美味しい程度ですネ。

で、問題の「ラーメン」に移ります。どこにでもある普通の醤油ラーメンですネ。味も・・・これといった特徴はありません。麺も極々普通 です。しかし・・・やはり・・・量が多い。

小生、肉体労働者の若者じゃないんですからネ。いくらルールとはいえ、これでは度が過ぎてます。やっぱ、この店では、玉子スープくらい が最適なんじゃないでしょうか。

でも・・・気がつけば・・・汁まで残さず完食でーす!

https://goo.gl/maps/aeKxA5vg8ADgJ29DA

・・・

この後、小生、スケジュールを若干変更です。この町の観光を取り止め、電車の時刻まで駅のベンチで休憩することにします。その理由とし ては、主に次の2点が挙げられます。

①急に暑くなった上、相当な距離を歩いたので、体力の消耗が著しい。

②昼飯の量が胃腸の許容量を超えたため、当面その消化作業に集中したい。

まあ要するに、腹が膨れすぎて動きたくない、というか、身動きがとれないから、ですけどネ・・・

by
むこう

ですから、観光案内を楽しみにしている会員さんのために、ここベンチの上から、「清水町」の観光スポットについて若干の説明をしたいと 思います。

① ベートーヴェンの交響曲第9番(第九)を全国町村で初めて合唱した事から「第九の町」として知られている。

勝手に自慢しているけど、近所の人も知らないことだと思う。それに、もしそうならば、観光客が立ち寄れる、それなりの記念施設等を作る 必要があるが、その関連のモノが何もない=町に予算がない。

②観光スポット「美蔓パノラマパーク」「円山展望台」「十勝千年の森」の共通キーワードは、“雄大な大地”。見渡す限りの広大な風景が 自慢です。

雄大な大地=自然のまま=遮る人工的なものがない=開発が遅れている=町に予算がない。

どうですか?赤文字で小生の感想も添えておきましたが、いずれにしろ、見ても見なくても、どうってことないのです。ですから、今から約1時間、on the bench休息です。もちろん脳内活動停止で、消化活動に専念ですヨ。

・・・

「十勝清水駅」から東へ20分、「芽室(めむろ)駅」到着が午後3時半。小生、体内ではまだまだ消化活動中です。何も喰えそうにありません。そこで、この町の観光に出かけることにします。

JR芽室駅

しかし小生、残念ながらこの町の観光情報を持ち合わせていません。どこに行ったら良いのやら?・・・そこで、得意の観光案内所に突撃!・・・が、そんな案内所は見当たりません。仕方がないので、駅にある観光パンフをゲットです。

芽室町(めむろちょう)

https://goo.gl/maps/RUeWzLp7XEjNVk9u7

北海道十勝総合振興局管内にある町。 十勝総合振興局の中心部に位置する。近年は、帯広市のベッドタウンとして発展。 町名の由来は、アイヌ語の「メム・オロ」(泉から流れている川)から。 ゲートボール発祥の地として知られている。※Wikipedia

by
すずしろ

解説文の“ゲートボール発祥の地”から推察して、どうやら“元気な爺さん婆さん”が多い地域のようです。が、小生、いくら“発祥”とか何とか言われても、そんなモンに興味が持てません。だって“元祖ゲートボール場”を見たって、誰に自慢できますか?近所の爺さんに話したって困惑顔をされるだけです。ただでさえ、理解力が極端に衰退し始めてらっしゃいますからネ・・・??

by
Shrimpgraphic

そこで、観光パンフを入念に調べます・・・あっ!ありました。「新嵐山展望台」というスポットです。小高い山の上にあって、芽室の広大な大地を見渡せるとのこと。皆さんもご存知のように、小生、(安全が確保してある)高い所が異様に好きです。ですから、迷うことなく、ここを目指すことにします。

が、遠すぎます・・・徒歩で3時間ほどかかる距離です。 (※歩くつもりだったのかイ!)公共交通機関も・・・まったくありません。他の所に変更しようにも、この町には何もありません。そうかといって、駅のベンチにも飽きましたし・・・仕方なく“ご禁制のタクシー使用”で向かうことにします。

こんなおしゃべりな運転手さんは初めてです。さっき駅で乗り込んでから、ズ~ッとしゃべり続けています。語尾に「~なんだワ。」をつける北海道弁丸出しです。しかし、名古屋弁の「~なんだわ。」より語気がまろやかで、何か親近感の湧く語り口です。

by
ほっこりするイラスト

その運転手さんの、とりとめのない話を要約しますと・・・

①芽室は、この広大な畑が自慢の“農業王国”なんだワ。

② 観光地など何もないが、それが逆に“農業国の自慢”なんだワ。

③ しかし、今年は例年より作物の育ちが1か月ほど遅れているんだワ。この時期満開のはずのジャガイモの花が少ししか咲いていないんだ ワ。(窓の外を示し)この白い花が「男爵」で、むこうの赤い花が「メークイン」なんだワ。あたり一面に咲いていると、とても綺麗なんだワ。

④その原因は、今年の雪解けが遅かったため、苗を植える時期が一月遅れたせいなんだワ。

⑤だから、農家では今年は諦め気味なんだワ。

⑥こんなんだから、今年はジャガイモの値段が高騰するかもしれないんだワ。

⑦どちらにしろ農家は厳しいことになっているんだワ。作るだけ損している状態なんだワ。

⑧最近では、農協やカルビーが農家に頼み込んで作ってもらっているという噂なんだワ。

そう言えば、この町では“カルビーの商用車”をよく見かけます。ポテトチップスの大型工場も近くあるそうです。

そうこうしているうちに、タクシーは新嵐山の麓にある「キャンプ場」に差しかかりました。すると、運転手さんの話の内容が“農業話”から外れます。代わりに恐ろしいお話を語り始めます。

⑨昨年、近くの山からこのあたりにクマが逃げ込んできたんだワ。

⑩そのクマは、山の中で女性と出くわし、襲って殺してしまったんだワ。何か?穴を掘って餌を隠す習性があるそうで、その人も地面に埋め られていたんだワ。

⑪猟友会が探したんだけど、遂に見つからなかったんだワ。

⑫それで、ここのキャンプ場も閉鎖になったんだワ。

⑬お客さんを脅すわけではないんだが、このあたりに潜んでいるのでは?とのもっぱらの噂なんだワ。

⑭今年はまだ出ていないんだワ・・・・

by
おにちゃん

タクシーは細い山道を走行しています。周りはうっそうとした森が続きます。もちろん、人の気配なんてありません・・・小生、完全に恐怖 心に支配されています。あわよくば、歩いて来ようとしたことのバカさ加減が分かります。この道を歩く?・・・ぶるぶる、とんでもない狂 気の沙汰です。自殺志願者でさえ避けて通ると思われます。

小生、運転手さんに懇願です。「あの~、すぐ済みますから、待ってて下さいネ。」

「新嵐山スカイパーク展望台」に到着です。とても・・・静かです。人っ子ひとりいません。“スカイパークという響き”からくる近代的イ メージとは異なる空間がそこにあります。いつクマさんがひょっこり現れても不思議ではない雰囲気です。

運転手さんに待っててもらって正解です。でも、用心を怠らないように木製の展望台に登頂します。

そこからの眺めは・・・何と雄大なんでしょう!メチャ最高です!This is Hokkaido!!これぞ北海道です。見渡す限りの大地、大地、大地・・・“近視矯正”にはもってこいの場所です。小生、しばし見とれてしまいます。が、神経は後ろにも集中していますヨ。いつ人喰いクマさんが・・・大丈夫のようです・・・

こうして、無事“芽室の隠れた観光スポット”探訪の終了です。

https://goo.gl/maps/hhBrBHMkyvc2LvRm9

・・・

午後4時半、タクシーは、“おしゃべり”とともに芽室駅に到着です。料金は往復で7,000円。『旅B』史上、最高の“ご禁制のタクシー料金”です。

でも・・・それに値する景色でしたし、運転手さんがいてくれたおかげで、スリリングでワンダフル!な冒険となったわけです。運転手さんに感謝。「ありがとうございました!」と降車です。これからも元気にじゃべり続けて下さいネ!

ここで、運転手さんがお話になった“クマ襲撃”の事件について、後日調べたことをお知らせします。

確かに、『帯広の山林に山菜採りに来ていた66歳の女性がクマに襲われ死亡した。』というのは事実でした。更に『そのクマは芽室方向に逃走した。』というのも正しかったです。ただ、それは2010年の事件で、昨年2011年ではありませんでした。それから2年が経過しております。恐らくあの辺りには、もうクマはいないと思われます・・・まんまと運転手さんの罠にはまったのかナ?・・・・ムムム。

さて、これからが本番です。さきほどの刺激的な出来事もあり、体内の消化活動も順調に進捗しているようです。充分“追加補充”は可能のようです。で・・・

あかずきん

2012年7月13日(金) 今日の夕飯 は・・・

芽室町 「 ファミリーとんかつの店 あかずきん 」

十勝芽室コーン炒飯Aセット  ¥850

「芽室は、何もないのが自慢」と先ほどの運転手さんはおっしゃっていましたが、実は、『ご当地グルメ』の世界では有名な場所に挙げられます。というのも、何故か、読売テレビ制作の人気TV番組「秘密のケンミンSHOW」で度々取り上げられたからなんです。

小生が最初の?夕飯で訪ねるのも、番組で取り上げられた一つです。「十勝芽室コーン炒飯」です。小生、TVで見て、珍しく『美味しそう!』と思わず叫んでしまった“憧れグルメ”です。口に入れるのが、今から楽しみです。

十勝芽室コーン炒飯(とかちめむろコーンチャーハン)は、北海道芽室町で食べられているご当地グルメで、バター風味のスイートコーンを 大量にトッピングした炒飯。

芽室町がスイートコーン日本一(作付面積、収穫量とも)であることから町おこしとして2008年に開発された。芽室で作ったスイートコーンをトッピングしたバター風味の炒飯で、醤油の塩味と、コーンの甘さの複雑な風味と、ぷちぷちした食感が特徴。

十勝芽室コーン炒飯推進協議会は飲食店で提供するための規範として、「十勝芽室コーン炒飯 10のルール」を定めている。

1.正式名称は「十勝芽室コーン炒飯」とする。

2.芽室で作ったスイートコーンをたっぷり使う。

3.炒飯の味付けは、特性コーンバター(コーンの搾りかす入り)を使用する。

4.スイートコーンはバターしょうゆで味付けをし、すべて後載せにする。

5.卵2個を必ず使用し、出来上がりは黄色を意識する。

6.お米は北海道産「きらら397」を使用する。

7.スイートコーンを使ったスープを付ける。

8.新鮮な野菜サラダを付ける。

9.器は白の丸皿とする。

10.価格は980円以下(税込み)とする。

※特製コーンバターは、北海道クノール食品が開発した商品。      

※Wikipedia

「十勝芽室コーン炒飯」のメニューは3種あります。まず“Aセット”です。ルール通りの「コーンスープ」「野菜サラダ」がセットされたスタンダード・バージョンです。他には、“Bセット¥980”のコーン炒飯に一口カツがトッピングされたもの。“Cセット¥900”の、同じくコーン炒飯に特製ソーセージがのせてあるバージョンもあります。基本形を重んじる小生は、もちろん迷わず“Aセット”を発注です。

小生の前に“黄色い固まり”が登場です。スイートコーンの“お山”です。その山肌を少し掘り起こすと中から炒飯が現れます。やっぱ、めちゃ美味そう!です。早速“黄色いお山”の掘削工事に取りかかりますヨ!

うん?・・・美味しいですが、正直言って少し期待外れです。まず「スイートコーン」です・・・もっと甘いものと思っていました。しかも、バターの風味も希薄です。今一・・・今二ですかネ。居酒屋のコーンバターの方が、もっとましですネ。

次に「炒飯」・・・チャーハン独特の旨味に欠けています。極々普通のチャーハンです。これなら、居酒屋の〆で食べるものの方がましですネ。

結論的には・・・いつも行く居酒屋で、チャーハンとコーンバターを注文し、その場でコーン炒飯を作った方が・・・美味しいのではないか?・・・そんな感じです。

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・・・ カッカリしている暇はありません。次なるターゲットがあるのです。電車の時間も迫って来ています。小生、急ぎます。で・・・

駿河屋

2012年7月13日(金) 今日の飲み は・・・

芽室町 「 駿河屋 」

今日の〆は元祖ホルジンで決まりだネ!!  ¥1,360

これも「秘密のケンミンSHOW」で紹介された芽室を代表する『ご当地グルメ』。その発祥の店が、この「駿河屋」です。

ホルジン :「お客さんがホルモン鍋にジンギスカンを入れて食べたことから始まったんです」と駿河屋の中川店主。この“偶然の産物”が「ホルジン」として、今や押しも押されぬ芽室名物の一つとなった。

通常のホルモン鍋よりやや深め。特注のホルジン鍋には、店主が毎日4時間かけて丁寧に処理するホルモンとみそベースの特性たれ、独自の味付きジンギスカン、タマネギが入る。2種類のたれの絶妙なバランスが食欲をそそり、飽きを感じさせない。ご飯やビールと一緒に食べると、ハシは勝手に進んでしまう。最後にうどんなどを入れると、満足感はさらにアップ。食べ終わるころ、体はポカポカだ!。

初めての方へ。メニューを見ても「ホルジン」も「うどん」も書いてないので驚かないでください。店主と話をすると、面白い食べ方が“体験”できるかも。※十勝毎日新聞

上の説明にもあるように、この店のお品書きに「ホルジン」なるものは存在しません。

「ホルモン(豚)¥388」と「ジンギスカン¥493」しか書かれてありません。あと食事系の「チャーハン」「オムライス?」「おにぎり」「ライス」のみです。

しかし小生、迷うことなく「ホルモン」と「ジンギスカン」を同時発注です。調査によれば、これで目指す「ご当地グルメ-ホルジン」となるはずですが・・・

独特な丸い大きな鍋に、「ホルモンさん」と「ジンギスカンくん」が仲良く並んでにお出ましです。「玉たん(玉ねぎ)」と「もやしちゃん」も一緒にお供です。

ここからセルフとなり、自分で仕上げねばなりません。「生ビール¥483」を片手に調理開始です。惜しげもなく全体をマゼマゼしちゃいますヨ。

ホルモンの特製ダレとジンギスカンの味噌ダレが混ざり合って、食欲を誘う香が漂ってきます。野菜たちもその匂いに誘われたのか、しんなりしてきました。もう食べ頃のようです。これで「ホルジン」が完成致しました。頂きま~す!!

小生、元々「ホルモン」が大好きです。その旨味満点の好物に・・・甘くて濃い味噌ダレが絡み、ジンギスカンの特製ダレもアシストして・・・得も言われぬ美味しさです。ラム肉と思われるジンギスカンも、旨味抜群で美味しいです。ビールが進みます!・・・

と言いたいところですが、小生の“お腹タンク”が限界値にきているようです。緊急を知らせる“体内赤ランプ”が激しく点滅しています。これでは、一気に完食することは不可能です。やはり、今日午後からの“短時間駆け込み4連続喰い物摂取”がいけなかったのかもしれません。特に、あのラーメンは効いたナ・・・・ (※あのネ、ラーメンのせいではありませんヨ。あれだけ喰らえばお相撲さんだってそうなります!とても人間業とは思えないです・・・あっ!やっぱあんた、ブタさんだったのネ。ブヒッ!)

ですから、ゆっくり徐々にビールで体内に流し込むことにします。が、これがいけませんでした。鍋が煮詰まってしまったのです。

そうなると、この手の喰いモノは厄介です。肉の新鮮さが消えてしまうばかりか、徐々に“ゲテモノ”特有の雑味が出てきます。それに輪をかけ、今まで具材を美味しく包み込んでいた2種類のタレが、フレッシュさを失い、逆に反乱の狼煙を上げます・・・ますます不味くなってきました。

ここで小生、考えました・・・やはり、鍋というものは家族大勢で囲むものです。皆でつつきあうのが正しい姿です。それだけ、鍋の中身が活性化されていきますからネ。ひとりぽっちで行うには無理があるようです。

そういえば・・・小生、誰か大切な人と鍋をしみじみ囲んだのはいつの日だったのか?・・・

by
きのこ

それともう一つ、人生訓として感じたことがあります。それは・・・人間も鍋の具材のように、同じポジションや環境に長く留まると、その人の欠点や嫌味が出てきてしまうということです・・・

えっ?誰かのことですか?って?・・・もちろん、小生自身の人生の戒めとしたいということですヨ。誰かのことを申し上げているわけではありません・・・ああ、危ねエ、危なエ・・・

このように、鍋ひとつで色んな思いに捉われていると (※やっぱ、ひとり身が長いと、色んな芸を身に付けるものなんですネ)・・・どうにかこうにか「ホルジン鍋」が終了です。でも・・・もう何も喰えませんヨ。水でさえ喉を通りそうにありません。逆流を避けるため、ゆっくり体を動かします。「おかあさん、会計!」・・・

https://goo.gl/maps/4iKm4i9UhfixwoDq9

・・・

いや~、得しちゃいましたヨ。今の店、端数切捨てサービス実施中だそうです。ですから、小生、4円もおまけしてもらいました。ラッキー!・・・と憎まれ口をたたいている場合ではありません。身重の大きなお腹をかかえ、駅までズルズル歩きです・・・

幸にして、電車の時刻まで30分ほどありますので、再びベンチで消化活動を開始です。しかし、今日中の処理完了は難しいと思われます。ボ~ッとした何も考えない時間が過ぎていきます。体中の血液が胃腸に集中してしまって、脳にまで回ってこないのが原因です。

by
ヨギリリ

その状態のままホームに入ってきた列車に乗り込み、その状態のまま窓の夕景を見つめます・・・??いや、何も見えていません。ボ~ッ・・・・

・・・

午後6時40分、列車は時刻通り「帯広駅」に到着です。人間的感覚を失った小生、フラフラと今日のお宿「帯広東急イン¥4,500」を目指します。

そして、遂にゴールイン!いや・・・チェックインです。どうも・・・言語中枢でも血流障害が起き始めているようです。これ以上の人間との接触は避けた方が良いのかもしれません。 (あんた一体何?…)

ホテルの部屋に閉じこもって、ボ~ッと時をやり過ごし、今夜は早めの就寝と致します。それでは皆さん、おめでとうございます・・・?おはようございます?・・・ご愁傷様?・・・もう寝ます・・・・・・・・・・・・・・

<今日の歩数> 13,364

<’12旅B初夏篇 Vol.4>終了

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