2012年6月23日(土) 2か月半ぶりの「東京B散歩」です。今日は、“武蔵野”を徘徊します。と言っても、一般的にイメージする“武蔵野原野”はすでになく、住宅街を“空巣に間違われないように”ひたすら『ご当地グルメ』を求めて歩きます。
武蔵野(むさしの)は関東の一地域を指す地域名。 「どこまでもつづく原野」として、あるいは「月の名所」として、古来さまざまな文芸作品、美術・工芸作品に題材とインスピレーションを与えてきた。
武蔵野の範囲について明確な定義はないが、広辞苑によれば「埼玉県川越以南、東京都府中までの間に拡がる地域」であり、また広義には「武蔵国全部」を指すこともあるとされる。 またたとえば、江戸後期に出版された『江戸名所図会』は、「南は多摩川、北は荒川、東は隅田川、西は大岳(だいがく)・秩父根を限りとして、多摩、橘樹、都筑、荏原、豊島、足立、新座、高麗、比企、入間等すべて十郡に跨る」と解説している。※Wikipedia
上記の江戸時代の説明にあるように、“武蔵野”とは、まあ要するに、町人が住む江戸下町と武家屋敷のあった山の手・・・すなわち“当時の江戸の町”・・・その「大江戸」の西半分の周辺に広がっていた未開の地域のことであり、当時は原野がどこまでも続く、“キツネとたぬき”の楽園になっていたと思われます・・・

あっ!でも“キツネとたぬきの楽園”は、今でも変わらないですネ・・・えっ?だって、野生動物と人間の違いはあれ、同じ“癖(へき)”を持つ生き物が住んでいるわけですからネ・・・???
・・・
JR中央線「武蔵境駅」で下車して、15分ほど住宅街の中を彷徨います。そして、遂に今日のメインターゲットを発見です。で・・・
珍々亭
2012年6月23日(土) 今日の昼飯 は・・・
武蔵境 「 珍々亭 」
元祖油そば(大) ¥700
ネギ盛 ¥100 味付けゆで玉子 ¥100

東京の「つけ麺屋」や「ラーメン屋」のメニューでよく見かける“油そば”・・・“ラーメン系猫マタギ派”の小生、今まで一度も口に入れた経験はありませんが、いきなりその“元祖店”を訪問です。
ただ“元祖”といっても、諸説あり定かではないようです。しかし、“油そば”なるものは、この地域から発症したことは間違いないようで、本場の味をしっかり味わいたいと思います。
油そば(あぶらそば)とはスープのないラーメンの一種である。
調味料を和えるラーメンであり、どんぶりの底にわずかに入った醤油やラードの入った濃いタレに、ラー油、酢などの調味料を好みでかけ、茹で上げた麺全体に絡めて食べる。具はメンマ、チャーシューなど少量。店によっては油そばではなく、「もんじゃそば」、「まぜそば」、「手抜きそば」、「あぶらーめん」などと称する。
発祥は各説あり不明である。1952年に創業した国立市の一橋大学そばの「三幸」が、昭和30年代前半頃から酒の肴として提供を開始したとする説、1958年(昭和33年)に武蔵野市境の亜細亜大学そばの「珍々亭」(1954年創業)で誕生し 、その近くにある「丸善」との相乗効果により学生を中心に流行し発展したという説がある。
古くからの油そばの店として知られている店として、小金井市の「宝華」、武蔵野市の「ぶぶか」がある。いずれにせよ東京の多摩地域、その中でも北多摩地域を発祥とする麺料理である。
食べ方には、さまざまな作法があり、決まった食べ方というのは存在していないが、一般的には温かい麺とタレを良く絡めてから食べる。また、トッピングも各店によりさまざまなものが考案されている。
出された油そばに胡椒、ラー油、酢、醤油などの調味料をそれぞれ適量加え、麺とタレ、そして調味料をよく混ぜ合わせる。よく混ぜ合わせたものを食べるのだが、途中味を変えるために、調味料を追加するなどする場合もある。また、最後にしめスープを入れて普通のラーメンのように食べられる店もある。 ※Wikipedia
小生、今日の昼飯は1度しか?摂らない予定ですので、“油そばの大”を思う存分発注です。それに“ネギ盛”といってトッピングのネギを 多めにすることと“味付けゆで玉子(通称あじたま)”も追加注文です。
因みにこの仕様は、この店の常連さん、所謂“通(つう)”の方々が 好んで頼まれる組合せで、下調べが万全な小生、それに倣(なら)ったまでのことです。『あぶら大、ネギ盛、あじたま!ネ』てな感じです・・・

小生の前に“油そば通(つう)仕様”が登場です。下調べで学んでいるので、すぐ混ぜ混ぜ開始です。元味(げんみ)※を確かめるべく追加 調味料投下は後にします。
※元々の味付けのこと-但し小生の造語ですので、その取扱いにはご注意下さい。
うん?かなり温かいモノ・・・そんな素人丸出しの感想を抱きつつ、いよいよ“油そば”に挑みかかります。

・・・やはり、その名の通りかなりの脂っこさです。その特徴である太麺に油がしっかり滲みこんでいて、食べ進むうちに口の周りがテカテカ輝いてしまうほどです。
麺に腰はほとんどありません。しかも、醤油ベースのタレはかなり濃く、時折くどさが襲ってきます。ですから、ラー油や胡椒などの追加調味料は全く不必要な感じです・・・それとも酢をたっぷりかけて、元の味を完全に打ち消してしまえば良いのでしょうか?・・・ それも何か違うような・・・?
それにもまして知りたいのは、世のラーメン好きの方々にとって、この“油そば”はどのような存在なのか?ということです。彼らは、麺や汁(つゆ)に徹底的にこだわります。本当に分かっているかどうかは別としてですがネ・・・
それにしても、この“油そば”の生き方は・・・全く真逆です。それが、同じ「ラーメン屋」や「つけ麺屋」に同居している・・・不思議です。ましてや、“ラー麺好き”でない小生にとっては・・・??評価不可能な食べモノと言わざるを得ませんネ。
それに、かなりの脂っこさで消化に悪そうです(※小生の場合はこれに当てはまりませんが…)。胃腸の弱い人には少し厳しい結果をもたらすかもしれませんネ。
でも、周りの客を見渡して納得です。この近辺に生息する田舎出の貧乏学生さんが多いようです。彼らなら何でも吸収して栄養にしてしまう体質をお持ちだからです。皆さん、心配はいりませんヨ。
・・・
この後、例によって“東京の有名スポット”を見学です。と言っても、“観光スポット”ではありませんヨ。まあ、小生の趣味の範疇・・・というか『旅B』から派生した“ひとつのクダラナイ癖”なのです。
えっ?また山城にでも登るのか?って?・・・あのネ、言っときますけど、東京には山城は存在しないの!まったく鳥取県じゃあるまし・・・(※「12旅B春篇」参照)
それは、“空港制覇”という愚かな行為なのです。別に飛行機に乗って何処かに行くわけでなく、ただただ空港を訪問するだけという全く意味が感じられない・・・それどころか、空港内を無用にうろつくわけですから、ひとつ間違えば、テロリストと疑われて射殺されかねない危険性もはらんでいるのです。
でも、それでも行かずにはいられない何か得体のしれない力が小生に働くのです・・・その原因はこうです。・・・小生、日本各地を放浪している関係で、今までに乗降した空港は数知れず、です。
地域によっては、そのほとんどを制覇してしまったところもあります。例えば北海道です。あと残すは、「旭川空港」「帯広空港」「利尻空港」の3つだけです。それも、「利尻空港」を除いて、この夏制覇予定です。
えっ?次回の『旅B』の行先がバレた、って?・・・フフフ、そんな簡単なことでは済まないのですヨ・・・??まあ、それはお楽しみということで、話を元に戻しますが、そんな因果関係で、小生の中に、知らず知らずのうちに“日本全国の空港を制覇するゾッ!!”という大志?が芽生え、しだいに小生の行動をコントロールし始めています・・・その結果なのです・・・

はりうー
ということで、路線バスに乗って、東京の超マイナー空港「調布飛行場」に向かいます。この空港の訪問動機は、先ほどのオドロオドロしい 理由とは別に、もう一つあります。
それは、以前見た映画です。そのタイトルは・・・ズバリ!「調布空港」。2006年に公開された、調布飛行場を舞台にした映画です。
これがまた、この飛行場と同じように、超C級なのです。内容・ストーリーもそれに相応しく“観たことを後悔する”駄作で、年間120本鑑賞を誇る(※もちろんレンタルDVDがほとんどですヨ。レポート執筆が忙しく、映画館に行くような時間的余裕はありませんヨ~だ!)小生の映画鑑賞歴の中でも汚点の一つに数えられるほどです。
しかし皆さん、クダラない映画ほど妙に覚えていませんか?・・・そんな心の負の作用も働いて、何故かやって来た次第です。
・・・
東京都調布市(一部三鷹市・府中市にまたがる)にある飛行場である。東京都営空港の一つ。正式名称は「東京都調布飛行場」。「調布空港」と呼ばれることもある。


太平洋戦争中はもっぱら帝国陸軍が使用し、帝都防空拠点として重要視されるようになり、南は現在の味の素スタジアムのあたり、西は現在の警視庁警察学校のあたりまでそれぞれ拡張され、未舗装の滑走地帯となった。

戦争末期は、首都圏に飛来するボーイングB-29爆撃機などを撃退するために戦闘機隊が配備された。中でも有名なのは三式戦闘機を装備した飛行第244戦隊で、京浜地区の空襲のたびに出動しB-29に体当たりするなどして戦果を挙げているが、沖縄戦が始まると同戦隊は特攻作戦支援のために九州へ移動したため、調布飛行場には偵察機のみが残された。 ※Wikipedia
何と陳腐な空港?なのでしょう。やはり“調布飛行場”が正しい表現ですネ。空港ターミナルなんぞ、小島を結ぶ連絡船の待合室のようです。

小生、一瞬で退散です。でもこれで、本当に航空機は発着しているのでしょうか?・・・確かに「大島」「新島」「神津島」への空路はあるようです。「新中央航空」という航空会社が時々?運航しているようです。飛行機もジェット機ではなくプロペラ機です・・・
飛行場を見渡せる「展望デッキ」もなく、これ以上の滞在は無意味のようです。何の未練もなく、「調布飛行場」を後にします。
・・・
「武蔵境駅」まで戻り、中央線を更に西に。「立川」で青梅線に乗り換え「福生(ふっさ)」で下車です。早速3時のおやつ?を喰らうべく目指すお店に突進です。
でもその前に、この「福生の町」に新しく誕生した『ご当地グルメ-福生ドッグ』について紹介致します。
米軍横田基地のあるまち、東京都福生市。このまちには2つのハム工場がある。2011年、この福生に産声をあげた名物料理がある。
それは、福が生まれるまちのご当地グルメ「福生(ふっさ)ドッグ」。オール福生の力でできている。まさに福生の誇りとも言えるホットドッグ。
お店の数だけドッグの種類がある驚きのご当地グルメ。 各店ともこだわり抜いて作られた、福生ドッグに最適化されたバンズ。竹炭入りの黒いバンズやかぼちゃやバジルを練り込んだバンズ、豊かな香りのセサミたっぷりのバンズなど、各店が工夫を凝らしたそれだけで食べてもとっても美味しいバンズです。
ソーセージは、福生が誇る2大ハムメーカー、「大多摩ハム」と「福生ハム」の2種類。長さ16cm(横田基地沿いを走る国道16号にちなむ)太さは直径23mm(23、すなわち「ふっさ」の語呂合わせ)という厳格な基準に基づいて作られている、本格手造りのソーセージ。その味、食感、香り。まさに福生の逸品です。
ソースは、全て店舗オリジナル。サルサ風ソースや、ミートソース、チリソース。キムチ風やねぎ味噌、チリコンカンなどの変わり種も。店の数だけ異なる味があります。はたしてどれがお好みでしょうか。全て食べてみて下さい。 ※FUSSADOG HP
解説にあるように、この「福生の町」には米軍横田基地があります。横須賀や佐世保に似た環境にあるわけす。こういった場合、アメ公(※ 古い言い方ですネ。戦後間もなくの頃ですかネ?…)の好む「アメリカン・ジャンクフード」が町のご当地グルメになるのが定番です。
ここも、何だかんだとご託を並べても、“ホットドッグ”になったのは分かりますネ。それに・・・佐世保や横須賀のように“バーガー”に しなかったところが憎いです。
超有名な「佐世保バーガー(10旅B冬篇Vol.4参照)」や「ヨコスカ・ネイビー・バーガー(No.レポート)」の二番煎じを避け、「福生ドッグ」と いう“別ジャンク”を選択したのは正解ですネ。新参モノの“浅知恵”とでも言うのでしょう・・・
でも、解説を見る限りでは『米軍基地』との“こじつけ”はないようです・・・??これもまた、もったいない気がするんですが・・・やは り、所詮“浅知恵”ですから・・・間が抜けているもんです・・・
シュトーベン・オータマ
2012年6月23日(土) 今日の3時のおやつ?は・・・
東京・福生 「 シュトーベン・オータマ 」
福生ドッグ (スープ付) ¥840

この店は、指定メーカーの一つ「大多摩ハム」が経営する直営レストランです。「ドイツ料理」の人気店としも、近所では大変評判の良いお店とのこと。ディナーの予約はなかなか難しいらしいですヨ。
それに、ここの「福生ドッグ」は、通常のXウインナーの約4倍の“東京Xウィンナー”使用とのこと。更に“東京Xのベーコン”も重ねてダブルにしてある豪華版らしいです。でも・・・“東京X”って何なのですかネ?・・・
太くて厚い豚腸でフランクタイプに作るのは簡単ですが、あえてお年寄りや子供でも容易に食べられる、薄くて細い天然羊腸で太さの限界に 挑み、手で慎重にひねって作り上げました。
しかも豚肉は東京都の銘柄豚TOKYO-X。たん白もでんぷんも加えません。さらに、国産山桜のおがを燃やして直火式スモークを施しました。 「遊び心と高品質」を同時に両方追求していることがTOKYO-X福生ドッグの魅力です。※大多摩ハムHP
どうやら、「TOKYO-X」とは、東京都のブランド豚のことのようです。 (※東京にも、そんな怪しげな豚がいるんですネ…) その銘柄豚を使ったものが“Xウィンナー”、そして、その4倍の大きさのものが“TOKYO‐Xウィンナー”となるわけです・・・
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小生にはよく理解できませんが・・・ドイツ料理店とソーセージ、それにハム工場直送の鮮度の良さも加わります。小生、大いに期待しちゃいますヨ。
やはり、歯触りの良いウィンナーソーセージは抜群の美味さです。パンも正統派ドイツパンで、もっちり度満点です。それにベーコンの旨味 も効いています。それらのコンビネーションですからネ。このお店の「福生ドッグ」、文句のつけようがありませんヨ。

でも・・・小生、他の店のモノを知りませんので、何とも言えませんが・・・この「福生ドッグ」、まるでこのドイツ料理店「シュトーベン・ オータマ」のためだけに存在しているような・・・他の店は、その“賑やかし”に過ぎないのでは?・・・そんな邪(よこしま)な考えを抱 きつつ帰路に就く小生です・・・・(※やっぱ、どこかひねくれていますネ…)



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