’12旅B春篇 鳥取・島根 Vol.7

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<4日目-1> 2012年5月13日(日)

長かった『旅B』も今日が最終日です。悔いを残さないよう張り切って参ります・・・

と申し上げると、皆さん『ハ・ハン、またあの懲りない駅弁シリーズか・・・』と思われるかもしれません。でも、今日は違うんです。 (※でも“懲りない”は酷すぎますヨ。結構気に入っているんですから…)

というのも、ここ「松江シティH本館」は、駅からかなりの距離にあり、駅弁を購入するにはチョイと遠すぎます。宍道湖にほど近い場所に立っています。では、何故そんな所のホテルを選んだのか?・・・

理由は1つではありません。まず、「①観光スポット松江城や宍道湖に近い」次に「②宍道湖の畔で、部屋からの景色が良さそう・・・」最後に「③“シティホテル”及び“本館”の言葉の響きに誘われた」・・・というところでしょうか。

しかし、理由②と理由③は、完全に期待を裏切られる結果となりました・・・?まあ、1泊4,700円なら致し方なしですがネ・・・

でも、「宍道湖観光」には適した所にあります。今朝は、そんな好立地を利用して、『宍道湖早朝散歩』に出かけます。もちろん、朝飯抜きですヨ。

えっ?途中でまた何かを喰いあさるのか?って?・・・キッパリと、違います!第一こんな時間に空いてるお店なんか、この田舎町にはありませんヨ!正真正銘、純粋な散歩なのです。

・・・

午前8時前、ホテルを出発です。フロントのような?ところから爺さん係員が声をかけます。「ハイ、弁当持って行ってネ!」どうやら宿泊代には、朝の弁当代も含まれているようです。が、そんな陳腐な弁当で、朝の大事な1食を無駄にすることはできません。小生、完全無視で通り過ぎます。 (※おっ 珍しい。無料なら何でも喰らう体質なのにネ。)

日曜日ということもあって、湖畔にはあまりひと気はありません。澄んだ穏やかな朝の空気が流れているだけです。整備された湖畔沿いの「白潟公園」を進みます。

https://goo.gl/maps/sH911TnVW9xdkZSw8

宍道湖畔沿いに続く「白潟公園」
青柳楼の大燈籠

愛犬と散歩をするお爺さん、ジョギングで汗を流す中年男、昨夜から家に帰っていない不良高校生の2人組・・・朝の公園は人生のいろいろな表情を浮かべています。

早朝の宍道湖。穏やかな水面は鏡のよう。
島根県立美術館
作品:宍道湖うさぎ
袖師地蔵
嫁ケ島

小生、朝日に輝く「宍道湖」を眺めつつ、爽快な気分でブラブラ散歩です・・・と、小生、あることに気がつきました。そう言えば、昨日から度々登場している、松江人の誇り「宍道湖」について、皆さんに説明がまだでしたネ。遅ればせながら、ここで説明です。

宍道湖(しんじこ)は、島根県松江市、出雲市にまたがる湖。湖沼水質保全特別措置法指定湖沼。日本百景。外海からは境水道、中海、大橋川を介して接続、つまりかなり隔たっているが、それでも淡水湖ではなく汽水湖となっている。

島根県東北部に位置する。面積は日本国内で7番目、島根県内では鳥取県境に位置する中海に次ぎ、2番目に大きな湖である。

宍道湖は湖内の漁獲量の約9割を占めるシジミ漁で有名である。シジミの種類はヤマトシジミ。全国のシジミ漁獲量1万9295トン中、約39%の7500トンが宍道湖による(農林水産省 漁業・養殖業生産統計年報 平成12年度)。※Wikipedia

そうです、「宍道湖」と言えば“シジミ”ですネ。昨夜の「宍道湖七珍料理」にも登場していました。そのシジミから採れるエキス・・・非常に体に良いことは広く知られています。「ウコン」と並んで、日本の酒飲みリーマンの肝臓を支えている“逸材”です。

小生、こうして「宍道湖」を見渡しているだけで、何か肝臓に効いているような不思議な感覚に捉われます。『今日も元気だ!お酒がうまいっ!!』・・・ (※水を差すようですが、あんたの肝臓はもう手遅れです。シジミもウコンもへったくれもありません。肝硬変へ一直線!・・・)

湖岸は「シジミ」の 貝殻でいっぱい。

散歩開始から1時間あまり、「夕日テラス」なる観光スポット“夕日絶景ポイント?”を折り返しにホテルに戻ります。

夕日絶景ポイントのひとつ「夕日テラス」

・・・

午前9時30分、荷物を整え、朝飯会場に場所を移します。向かう先は「宍道湖しじみ館」。日本唯一のシジミの展示館があり、まさに“シジミの殿堂”と呼べるに相応しい施設となっています・・・

シジミの殿堂「宍道湖しじみ館」

というのは建前で、まあ、小生の見たところ、ただの“松江のお土産屋さん”ですネ。シジミの展示は二の次といった感じです。そんな所に、いや、そんな所だからこそ、観光チックな『ご当地グルメ』が存在するのです。

が、お土産コーナーは開いているものの、肝心な食事・軽食コーナー「しじみ茶屋」は準備がまだのようです。慌てふためいているオバチャンが小生に訴えます。「あと1時間くらいかかりますが・・」どうやら、安直に金になる所から営業を開始しているようです。

つまり「お土産コーナー」→「食事・軽食コーナー」→「無料の展示コーナー」の順です。

仕方ないので、目の前の「松江湖畔公園」で時間潰しです。でも、もう「宍道湖」にも飽きてきたナ・・・

※施設のエントランス横に足湯もありますが・・・パスです。

・・・

午前10時30分、オバチャンの訴え通り、軽食コーナーは営業を開始しているようです。ようやく朝飯タイムとなりそうです。で・・・

しじみ茶屋

2012年5月13日(日) 今日の待ちに待った朝飯 は・・・

松江・宍道湖しじみ館 「 しじみ茶屋 」

しじみバーガー&コーヒー ¥480+300

しじみカレー(しじみ汁付)  ¥700

これだけ朝飯を我慢していたんですから、一挙に3つの『ご当地グルメ』を発注です。幸いにして“しじみ汁”は、“しじみカレー”に漏れ なく付いているとのことで、2つ発注で事足りましたが・・・ (※そんなに注文して、オバチャンさぞ驚いたでしょう?って?・・・イヤ、また慌てふた めいていましたヨ…)

まずは「しじみバーガー¥480」からです。

『しじみバーガー』は島根県松江市の宍道湖の特産品「しじみ」を具材に使ったハンバーガーである。

しじみの佃煮入りの豆腐ハンバーグのパテがジューシーで、かぶりつくとそのエキスがバンズにも染みてくる、しじみの風味がちょっと苦手という方でも食べられる食べやすいハンバーガーである。

滋養強壮に申し分のない食材であるしじみの新しい味わいを松江しんじ湖温泉にできた“しじみ”を全国発信する建物『宍道湖しじみ館』でぜひ体験してほしい。※ぐるたび

オーブントースターで加熱したんでしょうが、バンズのカリカリ感はGOODです。パテについては、シジミそのものの粒々は感じられませんが、シジミエキスの作用と思われる深い旨味があり、けっこう美味しいです。

少し見た目の“お手々ベチャベチャ感”は気になるものの、全体的には“美味部類”に属する『ご当地バーガー』と言えますネ。

・・・

「しじみカレー¥700」は、同じシジミエキスがじっくり滲み込んだコクのある甘めの仕上がり。シンブルですが、美味しいカレーです。小生は、もっと辛い方が好みですが・・・ (※赤唐辛子でも喰ってろっ!)

「しじみ汁」は、粒の大きい“大和しじみ”は見事ですが、普通の“しじみの味噌汁”ですネ。それだけに素朴な味わいで、小生の肝臓に確実に成分が届いている感じがします。 (※あのネ、もう手遅れと言ったはずでしょ。自分の都合の悪いことは聞こえないふりをするんだから。それじゃあ、どこかのオッサンと同じですヨ・・・えっ?どこかのオッサン?…)

https://goo.gl/maps/FiQzG6qE38adXAhs5

・・・

午前11時46分、長かった「松江」ともお別れです。「松江しんじ湖温泉駅」から、あの「バタデン」で湖の北岸を西に向かいます。「バタデン」?・・・まだお分かりにならない方に少しだけ説明です。

バタデン「松江しんじ湖温泉駅」

松江しんじ湖温泉駅 

https://goo.gl/maps/QSAzsWEmLcBdF75dA

一畑電車(いちばたでんしゃ)、通称「バタデン」は、2010年5月29日公開の映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の舞台になったことで有名になった。※Wikipedia

そうです。あの中井貴一演ずる「主人公・筒井肇」が、大手家電メーカーの取締役への昇進を辞退して、自分の子供の頃の夢だった、故郷の一畑電車の運転士を目指す、という“絶対にありえない”ストーリー展開の映画です。まあ、それだけに感動もひとしおだったんですがネ・・・

そんな、いまだに「RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語」一色の一畑電車で、映画のシーンを思い出しながらの電車旅Bです。

一畑電気鉄道3000系電車

<’12旅B春篇 Vol.7>終了

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