<3日目-2> 2012年5月12日(土)
午後1時30分「松江城」で下車です。すぐに「松江城及び塩見横手」の観光に出発です。 が、その前に、例によって「観光案内所」で散策マップをゲットです。
ここで特筆すべきことは・・・観光案内所のおネエさんが、メチャ可愛いことです。冬の木立のような飾りっ気のないお顔立ちに、気品というか育ちの良さというかエレガントささえ漂い・・都会的センスの良さも兼ね備えているようなスーパーかわい子ちゃんです。

MAKIPEN
もし週刊誌の企画で『お嫁さんにしたい松江女性ナンバー1』というものがあるならば、間違いなく、断トツ1位になること請け合いの、とても綺麗な、清楚な、性格の良さそうなおネエさんです。あれ?長岡あたりで聞いたような・・・??(※出張Bレポート東松山・長岡2012.05.02参照)
まあ、彼女との接点はそれだけでしたが、一応彼女にその旨を告げ退出です。後ろの方で「また~、そんなお上手を言って!」と聞こえてきましたが、そうまんざらでもないご様子の声のトーンです。『今日もまた良い行いをしてしまったナ・・・』
・・・
松江城(まつえじょう)

島根県松江市殿町にある平山城。別名・千鳥城。天守が現存し、国の重要文化財に指定されている。城跡は国の史跡に指定されている。
城は松江市街の北部に位置し、南に流れる大橋川を外堀とする輪郭連郭複合式平山城である。宍道湖北側湖畔の亀田山に築かれ、日本三大湖城※の一つでもある。なお、城の周りを囲む堀川は宍道湖とつながっており薄い塩水(汽水域)である。
※三大湖城:松江城(島根県松江市)、膳所城(滋賀県大津市)、高島城(長野県諏訪市)
江戸時代には松江藩の藩庁として、出雲地方の政治経済の中心となったが、明治時代初頭に廃城令によって存城処分(陸軍省所管)となったため、天守以外の建物はすべて払い下げられ撤去された。
城跡は現在、松江城山公園として利用され、また、江戸時代初期建造の天守を有する城跡であり、天守は山陰地方の現存例としては唯一である。天守からは宍道湖を眺望できる。※Wikipedia
このお城はイイです。何せ“平山城”ですからネ。つまり、平らな地面に建っているんです。階段類も左程なく、小生、スイスイ~ッと散策です。
ただ、いくら平山城と言っても、この楽チンさは、山城を2つも制覇した小生だから言えることです。皆さんのような“運動不足”では、・・・チョット大変だと思いますヨ。 (※運動不足?・・・そのブヨブヨ腹でよく言うネ・・・)








料金(¥550)はかかりますが、「天守閣」にも登ってみます。建てられた当時のまま現存しているというのに興味が湧いたからです。
しかし、これが中々大変です。上の層への階段が尋常ではないのです。ほぼ垂直な角度で、云わば“はしご的階段”となっています・・・重い鎧を身にまとった武者たちが疾風のごとく昇り降りした当時が偲ばれますネ。
それと、この階段、スカートの女性にとっては、ほとんど“白木屋大火”状態です。
白木屋(しろきや)とは東京都中央区日本橋一丁目に存在した、かつて日本を代表した百貨店の一つである。
法人自体は現在の株式会社東急百貨店として存続しており、1967年(昭和42年)に商号・店名ともに「東急百貨店日本橋店」へと改称した。その後、売れ行き不振のため1999年(平成11年)1月31日に閉店し、白木屋以来336年の永い歴史に幕を閉じた。跡地にはコレド日本橋が建設されている。
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白木屋大火とは、日本の都市災害史に残る大火災の一つ。1932年(昭和7年)12月16日午前9時15分頃、4階の玩具売り場で火災が発生。
この火災で逃げ遅れた客や店員ら14人が死亡し500人余りが重軽傷を負うなどして、日本初の高層建築物火災となった。 この火災に関しては、長らく以下の内容の話が言い伝えられてきた。
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『白木屋ズロース伝説』 ロープを伝って脱出している真下には大勢の野次馬がいた。当時の女性は和服で長襦袢のためにズロース(パンツ)は穿いていない。命が掛かっていても、女性の恥じらいを重んじた女性店員達はロープから手を離してまでも裾を押さえた。この火災の報道は写真も含めて世界中に配信され、特に欧米諸国では女性の恥じらいを重んじて死んでいった女性店員への同情と涙を誘った。
その後、白木屋は女性店員にはズロースを穿くことを義務付け、翌年には和服から洋装を奨励した。※Wikipedia
まあ、この『伝説』についての真偽については、議論を要するようなのですが、いずれにしろ、この階段は、スカート姿の若い女性にとっては苦難の道行となっています。
えっ?もちろん若い女性だけですヨ。それ以外の方々にとっては全然平気のようです。『こらっ!そこのオバチャン、小生の前を登るんじゃないヨ!!』・・・
それと、この天守には“恐怖の怪談話”も存在しています。『人柱伝説』です。
人柱伝説 :天守台の石垣を築くことができず、何度も崩れ落ちた。人柱がなければ工事は完成しないと、工夫らの間から出た。
そこで、盆踊りを開催し、その中で最も美しく、もっとも踊りの上手な少女が生け贄にされた。娘は踊りの最中にさらわれ、事情もわからず埋め殺されたという。
石垣は見事にでき上がり城も無事落成したが、城主の父子が急死し改易となった。人々は娘の無念のたたりであると恐れたため、天守は荒れて放置された。

ミーコ
その後、松平氏の入城まで天守からはすすり泣きが聞こえたという城の伝説が残る。また、城が揺れるとの言い伝えで城では盆踊りをしなかった。(「小泉八雲/人柱にされた娘」など)。※Wikipedia
薄暗く何か湿っぽさも感じる天守内・・・小生、しばらく佇んで聞き耳を立ててみます・・・すると・・・何も聞こえてきません。


聞こえるのは・・・先ほどのオバチャンたちの恥じらいを忘れた、けたたましい笑い声だけ・・・こんな雰囲気では、幽霊さんも出にくかろうと思いますヨ。分かりますけど・・・残念。

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この後、更に散策コースを進み、途中の茶店で休憩です。で・・・
へるんの小径
2012年5月12日(土) 今日の午後の一服 は・・・
松江・松江城 「 へるんの小径 」
ぼてぼて茶 ¥500

「へるん」?・・・「ぼてぼて茶」?・・・皆さんの疑問に順番にお答えしましょう。
まず「へるん」というのは、“明治の水木しげる”と言われる怪談話で有名な小説家「小泉八雲」、洋名「パトリック・ラフカディオ・ハーン」の来日当初の愛称のこと。 (※“明治の水木しげる”とは、誰も言っていないし、時代が後先なのは変じゃない?それを言うなら、「水木しげる は“昭和の小泉八雲”」というのが正しいのでは?・・・イイエ、何をおいても水木先生が優先です。)
「Hearn(ハーン)」を「ヘルン」と表記したのが広ま り、当人もそのように呼ばれることを非常に気に入っていたことから定着したと言われています。

それと「ぼてぼて茶」、これは・・言っておきますが、“腹ボテ※”とは一切関係ありませんからネ。それと・・・小生の腹を凝視するのは止めてくれませんか!
※ 腹がふくらむこと。特に、みごもって腹がふくらむこと。
ぼてぼて茶 は、島根県の出雲地方に伝わる庶民の間食である。
奥出雲のたたら製鉄の職人たちが、高温の中での重労働の合間に片手で茶碗を持ち、座らずに立ったまま、茶の中に入れた食べ物を口に流し込む労働食だったと言われている。
他に、松平不昧の治世に発生した飢饉の際の非常食だったという説、や上流階級の茶の湯に対抗して庶民が考え出した、趣味と実益を兼ねた茶法であるとする説もある。
茶を独特の茶筅(ちゃせん)で泡立てる際に生じる音が「ぼてぼて茶」の名前の由来である。
茶碗に、よく泡立つように茶の花を入れて煮出した番茶を注ぎ、熱いうちに長めの茶筅で「ぼてぼて」と音を立てながら泡立てる。泡立てたお茶の中に、ご飯、椎茸、高野豆腐、黒豆、かんぴょうなどの煮物、たくあんなどの漬物などの具を入れると完成である。
箸を使わず、茶碗の底をとんとんと叩き、片寄せた具をお茶とともに口に流し込んで食べる。 口に流し込むとき、一息でポンと放り込むように食べるのが通の食べ方と言われる。※Wikipedia

茶の湯の世界のように大変端整な姿です。解説にある通り、セットして口の中に流し込みます。

・・・茶の苦さの向こうに高貴な味わいも・・するような気がするんですが、所詮、これは、お茶の量の多い“お茶漬け”に過ぎません。
小生、「空腹」という文字の次に「お茶漬け」が好きではないことに気がつきました。美味しいはずがありません。残り全部をササッと口に放り込み、退散です。
※閉店
・・・
松江城の散策を終え、次に北側のお堀沿いにある「塩見縄手」という、毎度お馴染み“伝統美観地区”を見学です。
島根県松江市の地名。松江市伝統美観指定地区。 塩見縄手は松江城北側の堀沿い、明々庵から小泉八雲旧居までの約500メートルの通りで、一帯は江戸時代の侍町であった。塩見縄手の地名は、かつて通りの中ほどにあった松江藩中老で町奉行の塩見小兵衛の屋敷に由来するとされる。 堀端に連なる老松の大木は江戸時代当時のものである。
当地区は松江市伝統美観指定地区(昭和48年指定)で、「日本の道100選」(昭和61年建設省選定)にも定められている。※Wikipedia


が、ここで再びのトラブル発生です。カメラのバッテリー切れを知らせるランプが点灯し、数枚撮影の後、死んだように眠ってしまいました。 今までのカメラですと、乾電池を交換して“また元気良く!”となるのですが、今回のNEW CAMERAは、そうはいきません。
バッテリーチャジャーでちゃんと充電しなければならないタイプのカメラなのです。『だから、その可能性や危険性を再三申し上げていたでしょ! どうしてくれるの?米子のヤマダ電機のおネエちゃん店員さんヨ!!・・・』
仕方なく、今日の宿泊場所(松江シティH本館¥4,700)に移動して、夕方の徘徊に備えバッテリーフル充電と致します。
途中「デオデオ」に寄って(※何とここにもあったのです!)予備のバッテリーを求めましたが、答えはやはり一緒・・・「お取り寄せになりますが・・・」
小生、大事なことに気づかされました。それは・・・“田舎町の家電量販店は通販と同じであるということ。陳列されている商品はあくまでも見本品であり、取り寄せが基本である”ということです。
皆さんも田舎町での買い物には十分注意しましょうネ!まあ、即買えるのは・・・乾電池くらいかな・・・
・・・
ホテルに引きこもり充電開始です。時刻は午後3時半、次の徘徊予定が午後6時頃ですので十分余裕があります。その間を利用して、夕方の“特別イベント”について説明です。
松江「宍道湖」に沈む夕日の美しさは日本一です。
時がたつにつれ様々に表情を変える夕景の美しさは絶景で、宍道湖の夕日は日本夕陽百選にも選定されている「水の都松江」の象徴です。
さらに、夕日の落ちる方角は神々の里出雲の地(出雲大社等)であり、雲の切れ間から湖面に指す日の光は神々しささえ感じます。この地の自然が作り出した山紫水明は、真に美しく、宍道湖の夕日はたとえようのない安らぎをあたえてくれます※松江観光協会
そうなんですネ。夕日が美しい湖として「宍道湖」は有名なんですネ。幸いにして、今日は『旅B』らしからぬドピーカン(※めちゃ晴天のこと)続きです。刻々と変わる“日の入りの移ろい”を楽しめそうです。
それも小生、ある情報を入手していますので、最高のポジションで拝見できそうです。で、その秘策とは・・・
観光遊覧船「はくちょう号」による「サンセットクルージング」です。ベストポイントまで連れて行ってくれて、船上デッキより心ゆくまで「夕日ショー」を眺めることができます。
・・・
午後6時前、「遊覧船乗場」まで移動開始です。もちろんバッテリーはフル充電完了で、小生の連射撮影に耐える準備が整っています。
『ご当地グルメ』探訪以外で、こんなルンルンな気持ちは初めてです。やはり小生、「朝日」のようなハツラツとした希望溢れる1日の始まりより、全てを悟ったかのようにゆっくり静かに沈んでいく「夕日」の方が性に合うような・・・これは・・・小生の人生のエンディングが近いということを意味しているのか?・・・ (※イイエ、まだまだ長生きしまっせ、あんたというお人は。“憎まれっ子、世にはばかる”ということわざ知ってるでしょ!)

・・・
午後5時50分、「はくちょう号」は、定刻に乗場を離れました。思ったほど観光客も多くありません。でも・・・案外小さな観光船です。
そこで、小生、船の屋根に上りスタンバイです。何処かの映像クルーもその先頭にTVカメラをセットしています。カメラマンもディレクターも若い女性です。そのお手並み拝見、というところです。
小生の後から、観光客が次々に屋根に上がってきます。にわかにワイワイと騒がしくなりました。小生、“昔取った杵柄※”から少し心配になり、女性ディレクターさんに録音(※同録と言います)について確認です。
※過去に鍛えた腕前。若いころに身につけた技能。
「大丈夫です。音は使いませんから・・・」その後の会話で、彼女たちは東京の読売系の映像会社であることが判明。取材目的等は詮索しませんでしたが、TV番組ではなさそうです。まあ、何かのプロモーション映像にでも使うのかな?・・・

※前の二人が女性撮影クルー



余計なことを考えている間もなく、宍道湖では「日没ショー」が始まりつつあります。屋根の上で存分に満喫することに致します・・・


午後7時3分、太陽が宍道湖の向こうの山並みに顔を隠しました。辺りに赤・橙・紫の色模様を残して・・・

目的を達したかのように観光船が踵を返します。通り過ぎる風が実に気持ちイイ・・『旅B』観光遊覧船史上、最高のクルージングでしたネ。小生、大満足です。
ですが、“大満足”と言っても、決してお腹が膨れたわけではありません。ですから、下船後、早速夕飯会場に向かうことにします。
でも、今日はいつもの“行き当たりばったり”の“出たとこ勝負”ではありませんヨ。お店をすでに予約済です。宍道湖の美しさに感動した今の気持ちにピッタリの郷土料理です。しかも“コース”で注文済です。珍しく豪華に参りますヨ。で・・・
郷土料理 てれすこ
2012年5月12日(土) 今日の夕飯 は・・・
松江・伊勢宮町 「 郷土料理 てれすこ 」
宍道湖七珍味コース ¥5,000
&ビール・日本酒 ¥1,200

“宍道湖七珍(しんじこしっちん)”ですヨ。何か心ワクワクです。では、その解説からです。
島根県の東北部に位置する宍道湖は、淡水と海水が混ざりあう「汽水湖」。
宍道湖の周囲にある松江市・玉湯町・宍道町・斐川町・平田市各水域は、季節ごとに海水の混じり方が微妙に異なっており、魚介類の宝庫である。
なかでも、スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ(ワカサギ)、シラウオ、コイ、シジミの七種頸の魚介を用いた郷土料理が“宍道湖七珍(しんじこしっちん)”だ。これらは市内の店で食することができる。
また、この宍道湖七珍の頭文字を取り、相撲足腰(スモウアシコシ)と語呂合わせで覚えることができる。※ぐるたび
ご主人によると、その「スモウアシコシ」のうちの「コ=コイ」だけは、今はシーズンオフなのでないとのこと・・・仕方ありません。まあ それに、小生に「コイ」は似合いませんしネ・・・ (※何のこっちゃ!)

右:シジミ

左:シラウオ 右:スズキ







考えてみると、“宍道湖七珍”とは、そんなに珍しい素材ではありません。まあブッチャケ、何処ででもお目にかかれるものです。ですから、その料理の良し悪しは、料理人の腕前によるところが大きいと言えます。
ここ「てれすこ」は、本格的な“割烹屋さん”です。それだけに料理は完璧の出来です。お客を飽きさせることなく、“宍道湖七珍”を上手に使いこなされています。うがった見方をすれば・・・どんな食材でも美味しく仕上げる技術がある、ということです。
出された料理、すべて〇です。「宍道湖」に魅了され、心もお腹も大満足です。『さあ、ホテルに帰ってバッテリーの充電だっ!』
※閉店

<今日の歩数> 20,658
<’12旅B春篇 Vol.6>終了





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