<2日目-1> 2011年12月11日(日)
再び「地蔵堂」に帰りついたのが午後1時20分。バスの発車時刻まで1時間ほどあります。 けっこうお腹が空いてきましたが、茶店のそばや団子などで空腹を満たすつもりはなく、バス停のベンチにどっかと座り待つことに致します。
この周辺には、多くのハイキングコースやトレッキングコースが整備されています。この「地蔵堂」は主要な中継場所となっており、多くの山歩きを楽しむ人々が行き交います。
ただ、その多くが、お年寄り(グループまたは夫婦)です。那須塩原でもそうであったように、最近の爺婆はすこぶるお元気です。この調子ですと、まだまだ長生きされるご様子です。ホント、日本の年金制度の先行きが思いやられます。(※あんたも、そのうちお仲間入りでしょ。天に唾してはいけません。)

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バス到着まであと10分ほど。ふと周りを見ると、知らぬ間に小生の後に長い行列ができています。この分だと、バスは立錐(りっすい)の余地もない超満員が予想されます。でも、小生、最前列付近ですので安心でーす。
バスの到着です。予想通り、小生、ベストポジションに着席です。ですが、バスはみるみる満員となり、すし詰め状態。しかも、立っている人も含め乗客のほとんどが老人です。小生、急に気がとがめてきました。
“お年寄りには席を譲りましょう”・・・頭の中でこだましています。が・・・待てよ。席を譲るにも、立っているのは老人ばかり。誰に譲れば良いというのか?いちいちお年を聞いていくの?それは不可能です。
では、どうすれば?・・・不公平になるので、得意の狸寝入りでこのまま行くとします。悪しからず、っだ!!

Yakko
30分足らずで、バスは「関本=大雄山駅前」に到着です。老人たちをかき分けて、やっとのこと降車です。『爺さん婆さん、好きなだけ座って構わないからネ。お元気で!!』
お腹が空き過ぎて、気持ち悪くなってきました。先ほどの閉店店主に聞いた「アサヒビール園」にご禁制のタクシーで向かいます。で・・・
アサヒビール園足柄店
2011年12月11日(日) 今日のかなり遅い昼飯 は・・・
南足柄 「 アサヒビール園足柄店 」
まさカリーライス ¥980 & まさカリー黄金(きん)のポット ¥580
生ビール¥450


アサヒビール神奈川工場内にあるビアレストランです。工場見学をした後に飲食するための場所で、日本全国どこのビール工場にもあるもの です。皆さんも一度は行ったことがあると思います。今日も、家族連れを中心に大勢の工場見学者がビールジョッキを片手にワイワイやって います。

そんな家族団らんの場所に、小生、タクシーで乗りつけ家族団らんの“暖かさ”の中に紛れ込み、すぐにオーダーです。「まさカリーライスセット(スープ、サラダつき)」と「足柄まさカリー黄金(きん)のポット」!それに・・・
ここはビール工場です。「生ビール:スーパードライエクストラゴールド」なる現地ならではのプレミアムビールも発注です。

足柄地域を外に向け発信し、自分たちの手によって地域の活性化を図ろうという有志によって、この金太郎プロジェクト推進委員会は設立されました。
2008年11月12日には特定非営利活動法人(NPO法人)として登記も完了し本格的な活動を開始しています。発足時のメンバーは18人ですが続々と参加希望者が増加中です。地域で協力して足柄地域全体を魅力ある町にし、観光客も増やしていこうと、1市5町(南足柄市・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町)からメンバーが参加しています。
この我々が行う事業の総称を金太郎にちなみ「プロジェクトAX」(AXはまさかりの意)と名付け、この第一弾の事業となるのが、「まさカリー」シリーズの開発です。※金太郎プロジェクトHP
(注)ひょっとして、このプロジェクトそのものが消滅してしまったかもしれません。南無阿弥陀仏…)
この『ご当地グルメ:まさカリー』は、カレーライスのほか、カレーパンやカレーうどん、カレーコロッケなど色々開発しているようです。

中でも、小生の注文した「黄金のポット」は、『B1グランプリ』に出品したとのことで、特徴あるものとなっています。いわゆる“カレーシチュー焼きパン”です。

『まさカリー』の、他にはない大きな特徴は、何と言っても、カレーの中に細かく刻まれた“ゴボウ”が入っていることです。シャキシャキした食感とその味わいは、カレー全体の味わいを確実に引き上げています。
はっきり申し上げて、美味いです。ただ、もう一つの特徴である“足柄牛100%使用”については・・・あまり影響がないような気がします。大体“足柄牛”って何もの?松坂牛や神戸牛などの銘柄(ブランド)牛には、もちろん属していませんし、そのワンランク下の銘柄牛にも含まれていません。ただ、足柄地方で生まれ育っただけの、ただの和牛のようです。
ご当地グルメは、地産地消を旨としますので、致し方ないのかもしれませんが、それを大袈裟に喧伝するのは如何なものなのでしょうかネ・・・でも、それを補って余りあるカレーの美味しさがあります。十分満足です。
・・・
話の流れから、ここでレポートを先送りした「今日の朝飯①」を紹介することと致します。
オダキューOX 小田原店
2011年12月11日(日) 今日の朝飯① は・・・
小田原 「 オダキューOX 小田原店 」
まさカリーパン @¥200×2ケ

『南足柄のご当地グルメ』を「小田原」で購入することには、多少抵抗がありましたが、「まさカリーパン」の販売の場所が限られているこ とと、小田原と南足柄には、行政区分は別として、生活様式レベルでは同地域のようで・・・まあ、同じ神奈川西部の田舎町には違いなく、 ご容赦願いたいと思います。

パンそのものの出来は、市販既製品の域を全く出ていないもので、何てことありませんが、ここでも、カレーの“ゴボウ”が抜きん出て秀逸 で、パン生地の出来をカバーしてしまっています。
皆さんも、今夜のカレーに“細かく刻んだゴボウ”を入れてみませんか?そうすれば、いつもはあまり美味しく出来ないものが、急に“上等カレー”に変化するかもしれませんヨ。お試しあれ!(※人の家の晩ご飯にまで口を挟むな!ってんだ、タコ!)
・・・
再びご禁制のタクシーで「大雄山駅」に戻り、箱根登山鉄道に乗車したのが午後3時50分。「小田原駅」到着が午後4時10分過ぎ。駅前の 喫茶店で30分ほど時間を潰して、今『チョイ旅B』最後のポイントに向かいます。
昨夜の悪夢「小田原おでん本店」の近くまで、今回も徒歩にて行軍です。もちろん、晩飯のためです。(※さっき昼飯喰ったばかりじゃないの?…) で・・・
鳥かつ楼
2011年12月11日(日) 今日の少し?早い晩飯 は・・・
小田原・浜町 「 鳥かつ楼 」
小田原どん:元祖小田原丼(プレミアム) ¥1,800
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最後に紹介するのは、『小田原ご当地グルメ』の中で、今一番元気の良い“小田原どん”です。 専用ホームページを立ち上げたり、立派な紹介リーフを作成していたりで、PR活動も盛んのようです。
ただ、提供時間の制約や事前予約が必要な場合が多く、今後の大きな課題のような気がします。小生、もちろん前々日に電話で予約を取って、準備万端ですヨ。
小田原どんは、神奈川県小田原市で販売されているご当地グルメの丼である。2009年2月14日に誕生した。
地元商店街連合会と箱根物産連合会が取り組む「小田原ブランド元気プロジェクト」(総理府の地方の元気再生事業に選定された。)の一環で開発されたご当地料理で、現在市内21店舗で販売されている。販売店には下記を義務付けている。
・小田原で採れた新鮮な食材を1つ以上使用する
・食器には伝統工芸品である小田原漆器を使う
・客に小田原をもっと好きになってもらえるようにもてなす
小田原どんの旗を揚げることができるのは2010年現在21店舗であり、青物町近辺に7店が集中する。
小田原どんの例としては、地元向け定番丼の「元祖小田原丼」(鳥かつ楼)、真鶴産サザエの壺煮をあしらった「小田原小波丼」(活魚わけなわ)や、鰺のすりみを揚げ、小田原蒲鉾などを加えた「小田原アジつみれ丼」(清風楼)、鮮魚8種と足柄牛の霜降りあぶりを添えた「朝どれ小田原丼」(千両寿司)などがある。
さらに、使用されるどんぶり皿はすり塗りのケヤキ製(石川漆器)。寄せ木細工の箸(露木木工所)、おわん(大川木工所製)も含めて地元の伝統工芸品であり、約5万円の特注品である。各店舗は10脚ずつ所持している。※Wikipedia
そんな中でも、ここ「鳥かつ楼」は、平然と“元祖”を謳っています。でも、“小田原丼”は、最近登場した「新規開発型ご当地グルメ」で す。小生の拙い知識とは言え、そんな新しいご当地グルメに“元祖モノ”が存在するはずはありません。市役所を中心に、皆で悪だくみしな がら無理やり作り出すのが「新規開発型ご当地グルメ」の正しい?道です。ですから、間違っても“元祖”はありえません・・・?
そこで、小生、そのことを女将さんにストレートに質問です。
すると・・・「小田原丼は、この店の昔からあるメニューなんですが、数年前市役所の方が訪ねてらっしゃって、こういうもの(小田原丼)を町中でやるので協力して欲しいというお話がありまして、それで・・・」「ああ、だから、この店が元祖というわけなんですネ」「ハイ、お客さん(※小生のこと)の注文は“プレミアム”と言って、普通の小田原丼に山芋の千切りがかけてありまして、ちょっと豪華にしてあるんです。」「へ~!そうなんですか・・・」
ノーマルな小田原丼も存在するらしい。値段もグンとお手頃とのこと・・・でも、そんな事実、どこかに記載されてましたっけ?・・・

鳥かつ楼
うなぎ百撰加盟店として、吟味した活鰻を熟練の技で提供している鳥かつ楼がご用意するのは、元祖小田原丼プレミアム。 地物の鯵(あじ)を、秘伝のタレとさまざまな香味野菜とともにタタキにして、こだわりのコシヒカリのご飯の上にたっぷりと盛り付けた満足できる丼です。 30年にわたって愛され続けてきた味は、地元のみならず遠来の客をもうならせる小田原の逸品です。※ 小田原ブランド元気プロジェクトHP


上記ご案内の通り、“元祖小田原丼”とは、ただの鯵のたたき丼のことです。小田原名産の鯵とは言え、これで何んで?・・・です。 まあ、小生の“プレミアム版”は、女将さんご説明の通り、山芋の千切りがかかっており、少し変化をつけてありますが・・・
でも、食べてみて驚きです。秘伝のタレが“ミソ”のようです。(※いや、タレです!)
鯵の新鮮さは言うまでもなく、その甘辛いタレとの相性が抜群で、鯵の旨味を最大に生かす効果があるようです。またそれが、山芋のシャキシャキ感とも相まって、得も言われぬ美味しさに仕上がっています。それに、ご飯がめちゃ美味いっ!!十分すぎる満足でご帰還です。
・・・
駅まで戻る道々考えます。・・・この小田原及び小田原周辺の地域には、美味しい「ご当地グルメ」が揃っている・・・
これは、蒲鉾のような練りもの類の製造が盛んな土地柄故、小田原人は、繊細な味にこだわる習性が自然に身についている。それだけ味覚に優れている人種である、とも言えます。その上、新鮮な魚介類、農産物が豊富です。これでは、不味いモノなど生まれようがありません。そのキーワードは、ずばり“伝統”です。
秋田県地方及び宇都宮地方の皆さん、お分かりになりましたか?えっ?分からない?・・・まあ、そんな地方の皆さんにとっては、永遠の課題なのかも・・・しれませんネ・・???
そんな絶望的な思いに耽りながら、「新幹線こだま号」で東京に戻ります。
<今日の歩数> 20,028
<’11チョイ旅B 東伊豆・小田原>完了!



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