’11チョイ旅B 栃木 Vol.4

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<2日目-2> 2011年11月13日(日)

岡崎人の聖地を離れ、日光の市街地に下りていきます。時間は午前11時少し前、そろそろお昼の時間?です。で・・・

割烹 恵比寿家

2011年11月13日(日) 今日の昼飯 は・・・

栃木県・日光 「 割烹 恵比寿家 」

日光ゆば:ゆば料理Bコース  ¥3,300

観光地にありがちな、広い座敷と広い駐車場を有する、主に団体観光客を扱っている老舗店舗です。店名に冠して“元祖ゆば料理”とありますが、“日光ゆば”の歴史は古く、真偽のほどは・・?です。では、その“日光ゆば”の解説から。

「ゆば」は大豆の加工品のひとつで、豆乳を作り、これを煮たとき表面にできる薄い膜を引き上げたもの。乾燥する前のものが生ゆばで、乾燥させたものを干しゆばという。

製法にほとんど違いはないが、京都のゆばは仕上がりが平たいのに対して、日光のゆば(特に揚げゆば)は幾重にも巻き上げるので、丸くボリュームがある。漢字をあてると、京都のゆばは「湯葉」で、日光のゆばは「湯波」と書くところも微妙に違っている。

日光ゆばの歴史は古い。輪王寺(りんのうじ)を中心とした仏徒修行が盛んになるにともない、日光には多くの僧、修験者が集まった。修行をする者には精進(菜食)が要求される。そこで、たんぱく源は大豆に求められ、修験者たちが山岳地帯を旅するときには、軽量で、保存がきき、栄養にすぐれた食品として、きな粉やゆばを利用したという。

このように日光ゆばの起源は、都から伝えられたものと思われ、社寺の僧侶や神官の食品として存続し、明治になってから一般に販売が始まった。※日光観光協会HP

この店の「ゆば料理」はコースになっていて、Aコースは¥4,400 Bコースは¥3,300 Cコース¥2,420 です。(※いずれも税・サービス料込)

人間心理とは面白いもので、こういう場合、だいたい真ん中のBコースとなるもの。小生も、迷うことなくBコースを注文です。他のお客もその心理に従っているようです。

が、ここにビジネスの世界に生きるものにとって、とりわけ広告業界に巣食う皆さん方には、重要な教えが隠されており、それをここから学び取る必要があります。それは・・・

『プレゼンをする時は、必ず “上・中・並”予算案3つを用意すること。そして決して忘れてならないのは、“中”の稼ぎを一番厚くして、それを基本に他の2案を組み立てること』です。

聡明な皆さんなら、もうお分かりでしょ。これなら、100発100中!今日から、あなたも“プレゼンの達人”でーす! ! (※そんな単純なら苦労はしないが・・・)

本来の料理のことに話を戻します。コース料理だけあって、順番にゆば料理が運ばれてきます。ご紹介すると・・・

1.平ゆばとぜんまいのお通し

2.生ひきあげゆばのさしみ

3.巻揚げゆばの田楽

4.鱚(きす)、海老、平ゆばの天ぷら

5.島田ゆばの吸いもの 、ご飯 、香の物

6.デザート(豆乳プリン黒蜜かけ)

これらの料理を、小生、全神経を舌に集中して味わいます。

1.平ゆばとぜんまいのお通し
2.生ひきあげゆばのさしみ
3.巻揚げゆばの田楽
4.鱚(きす)、海老、平ゆばの天ぷら
5.島田ゆばの吸いもの 、ご飯 、香の物
6.デザート(豆乳プリン黒蜜かけ)

・・・結論的に申し上げれば、京都のゆばに比べ、繊細な部分が完全に欠如しており、“チープな”という形容詞がついてしまいます。

ただ、ゆば自体にボリュームがある分、田楽や天ぷらなどにも利用でき、その味付けで美味しいモノに変身が可能な素材?ではあります。

もちろん、この店の味付けは老舗だけあった上手く、美味しい仕上がりになっています。ただ、“ゆば”でなくてもOKというところに問題はありますが・・・ 

https://goo.gl/maps/e8J6es6LtMUUe9P47

・・・

このあと、「日光郷土センター前」から東武バスに乗り込み、「中禅寺湖」を目指します。

バスは、途中から紅葉で有名な「いろは坂」を登っていきます。が、車内は、各国の異人さんたちも入り乱れて超満員です。車窓の景色を眺める余裕などありません。立っているのがやっとの状態です。

時々異人さんたちから上がる「Oh!!」とか「○ш※☆Σ!!」とかの感嘆の声を合図に覗き込む程度しかできません。中でも、中国人と思われる観光客のけたたましい嬌声には閉口です。

小生、思わず眉間にしわを寄せて、景色ではなく彼らのことを凝視してしまいます。でも皆さん、この光景は、少し前の欧米での日本人観光客の姿そのものだったのです。お互い気をつけましょう!

・・・

栃木県日光市の日光国立公園内にある湖。日本の湖沼では25番目の面積規模を有する。(※自慢にならないヨ!)

2万年前に男体山の噴火でできた堰止湖。人造湖を除く広さ4km2以上の湖としては、日本一標高の高い場所にある湖である。(※これは自慢になります)また、栃木県最大の湖である。湖のすぐ北には男体山(なんたいさん)がそびえ、北西には戦場ヶ原が広がる。湖の南側には八丁出島と呼ばれる細長く突き出した半島がある。※Wikipedia

ここで、『旅B』恒例の“遊覧船クルージング”です。が、最近では「湖」や「海端」を放浪する機会がなく、信州の「諏訪湖遊覧」以来、久しぶりとなります。小生の乗船したのは、「名所大廻り」という50分ほどのポピュラーなコースです。

https://goo.gl/maps/SykfaSk4gEQon8ws7

例によって、客席に座ることなく、デッキに立ったままの遊覧です。何故かって?小生、これでないと落ち着きません。船に乗ると、外の空気を感じていないと不安でならないのです。

そう!車に乗せた時の犬の感覚・・・窓から鼻先を出して盛んに空気を感じようとしている姿と同じなのです。ですから小生、放浪癖も含め前世は野良犬だったような気がします。でも、このことを語ると長くなりますので、ここで止めておきますが・・・ (※そうですネ。満腹感というものを全く知らないところも犬そのものです。)

中禅寺湖上から見る「男体山」

長いようで短い50分の船旅も終了です。でも、正直なところ、どこの湖も同じようなもので、季節以外に差異を感じません。ただスクリューのエンジン音とともに、長々と水の上を進んでいくだけです。

テープでの船内観光案内も内容的にさほど珍しいモノではなく、退屈だけが先行してゆきます。

そんな中でも、人間の習性とは可笑しなものです。急き立てられるように、やたら写真を撮ってしまいます。船のスピードと流れていく景色が主な原因と思われます。『意識の緩慢と急激』そんな繰り返しの中で、遊覧船クルージングも終了です。

・・・

続いての観光は、ここ日光では「東照宮」と並ぶ超有名な観光スポット、「華厳の滝」です。

栃木県日光市にある滝。発見者は勝道上人と伝えられ、仏教経典の1つである華厳経から名づけられたといわれる。

男体山の噴火により堰き止められた中禅寺湖からの地表を流れる唯一の流出口大谷川にある滝。落差97mの滝を一気に流れ落ちる様は壮観で、日本三名瀑のひとつにも数えられている。※日本三名瀑:華厳の滝(栃木県)、那智の滝(和歌山県)、袋田の滝(茨城県)

中段部分からは十二滝と呼ばれる、表出した伏流水による無数の滝が簾状に並んで流れ落ち、直下型の華厳滝と相まって優れた景観を作りだしている。十二滝の水源は中禅寺湖から漏出したもので、年中を通して枯れることがない。滝の下流部には華厳滝が形成した華厳渓谷が続いており、一説によれば太古の華厳滝は800mほど下流にあり、崩れやすい男体山の噴出物を浸食しながら現在の位置へと移動したと考えられている。浸食は現代でも続いており、1986年(昭和61年)には滝口の一部が崩落している。

滝付近の大谷川北岸には観光客向けの華厳滝エレベーター(※有料¥530)が設置されており、エレベーターで降りた観瀑台からは滝壷を正面間近に見ることができる。また、エレベーターの駐車場がある渓谷北岸から見下ろす位置にも観瀑台(※無料)が設けられているほか、第二いろは坂の中腹から明智平ロープウェイが通じている明智平から眺めることもできる。やや遠方にある明智平の展望台からは、中禅寺湖や男体山を滝と共に一望することができる。

華厳滝は自殺の名所としても知られる。 明治36年(1903年)5月22日、まだ18歳だった一高生の藤村操がこの滝の近くにある樫の木を削り、「巖頭之感(がんとうのかん)」と題する遺書を残して投身自殺した。その後彼に影響を受けた自殺が相次いだため自殺の名所という評判が立ってしまった。なお、現在では自殺はほとんど(※?)無い。※Wikipedia

小生、もったいないとは思いましたが、有料のエレベーターで観瀑台に下り、お金を支払っただけの“絶景”を満喫です。が、これといった大きな感動もなく、再びエレベーターで地上に戻ります。

これが十二滝です。
https://goo.gl/maps/ZY4ifthWeaWCfJoB8

そして、一直線にバス停に向かいます。来る時の満員状態を鑑み、早めの待機が必要と考えた訳です。「いろは坂」を立ったまま下りていくのは、かなりの苦痛と体力消耗が伴いますからネ。

が、そんな心配をよそに、やって来たバスはガラガラ状態。一体、あの外国人観光客たちは何処に行ってしまったのか?煙霞(えんか)の如く消え去っています。

でも、そんな疑問はどうでもイイこと。彼らが中禅寺湖に落ちようが、華厳の滝壺にハマろうが、小生の知ったことではありません。それより、ゆったり座って帰れるのが何よりです。この分ですと、残り少ない今回の『旅B』も順調そうです。

・・・

バスは、午後4時前に「東武日光駅」に到着です。ここから今回の最後のグルメポイント「新鹿沼(しんかぬま)」に向かう予定です。

観光地に相応しい立派な駅舎の 「東武日光駅」です。

が、駅内に入ると、構内放送がうるさいほど響いています。「このあとの特急列車は全て満席となっております。東京方面にお越しのお客様は、この次の18:20発の普通列車をご利用下さい!」

『何?午後6時?まだ2時間もある・・・さては、あの外国人観光客たちのせいなのか?こんチクショーめ!』・・・根拠のない憤りです。が、そこは経験豊富な小生、思考回路を切り替えて、プランBの実施に移ります。

まず、来た時の降車ポイント「JR日光駅」に徒歩で向かいます。幸いにして数分の距離です。そこからJR日光線で「鹿沼」に行き、“ご禁制のタクシー”で東武「新鹿沼駅」まで。到着が午後5時20分、遅れを最小限に食い止めたようですが、辺りはすっかり暗くなっています。でも、明かりが少ない分、すぐそのお店を発見です。で・・・

みっちゃんそば

2011年11月13日(日) 今日の夕飯 は・・・

栃木県・鹿沼 「 みっちゃんそば 」

にらそば:芭蕉そば御膳Bセット  ¥1,350 

&生ビール2杯   ¥1200

今旅B最後の「ご当地グルメ」です。“にらそば”単体(¥680)をあっさり注文すれば良いところですが、今回の打ち上げという意味合いで、“宴会コースもどき”を元気よく発注です。もちろん「打ち上げのお供」の生ビールも忘れちゃいませんヨ。

コースもどきと言っても、最初に「鹿沼こんにゃくみそおでん」が単体で出されるだけで、あとの主役の「にらそば」、副菜の「野菜天ぷら」、デザートの「そば餅」は一緒に登場してしまいます。

鹿沼こんにゃくみそおでん

でも、最初の「みそおでん」が超美味!です。小生の舌を唸らせる赤味噌仕立ての上品な甘み。それがプリプリのこんにゃくによく滲みていて・・・ビールが進んでしまいますヨ。これで、十分生ビール数杯はイケてしまいます。

そして、いよいよ本来の目的「にらそば」です。でも、その前に少し説明です。

鹿沼で世代を超えて愛されている「にらそば」。新鮮な“にら”が具と薬味を兼ね、そのシャキっとした食感や風味がそばと絶妙に絡み合う。

そばも“にら”も鹿沼市の特産品である。鹿沼市では“いろどり”と“かさまし”を兼ねて昔からごく当たり前に食べられてきた。

“にら”には高血圧の予防、 コレステロール値を下げる効果、疲労回復などの効果がある。そばも多量の必須アミノ酸や毛細血管を強化するといわれているルチンを含む。「にらそば」は素晴らしい総合栄養食なのである。※鹿沼そば振興会HP

これが「にらそば」だ!

元々ここ「かぬま」は、東京から最も近い本格的“そばの郷”で知られています。玄そばを使用した、甘みがあって香りのいいそばと評判です。

そんな美味しいそばと新鮮なにらとのコラボです。不味かろうはずがありません。が・・・実は小生、残念ながら「そば」の良し悪しの分かる“繊細な著名文化人的味覚”を持ち合わせていません。そばは、その“つけ汁”が評価の全てです。

ですから、小難しい評論は逆立ちしても不可能ですが、“野生動物的感覚” (※いいえ、家畜動物的でしょ?) で言い表すならば、『にらのシャキシャキ感とそばの歯ごたえのバランスが絶妙で、しかも、つけ汁の甘辛味とも相まって・・・おいしーっ!』です。今『チョイ旅B』の〆に相応しい美味しい逸品です。

https://goo.gl/maps/wN6xEXjTpMJaZRAC8

・・・

女将さんに店の前まで見送られて退出です。どうやら電車の時刻を心配されているようで、『店の中で待ってたら』的な親切ぶりです。ですが大丈夫!次の電車の時刻は承知しております。

でも・・・この地域の方々は並はずれた親切心をお持ちのようです。人間、すべからくこうでなくてはなりません。あの震災以来、“絆”の大切さは誰もが抱いている気持ちです。皆さんも是非そうあって下さいネ。(※あんたにだけは言われたくない!・・・)

この「新鹿沼」から東京に帰るのですが、ここからが大変です。電車を乗り継いでの帰宅となります。

うらさびしい「東武新鹿沼駅」。ここから帰るのが大変です・・・

まず東武日光線で「新栃木」まで、次に同じ東武日光線内乗換で「南栗橋」まで。そして更に東武日光線急行で「北千住」。そこで東京メトロ日比谷線に乗り換えて「茅場町」。「茅場町」から東京メトロ東西線でMY HOMETOWN「西葛西」で終了です。

時間にして2時間半、東京圏の蜘蛛の巣のように張り巡らされた交通網を利用して、特別料金なしで帰着です。(※ちなみに“PASMO”利用です。) 自宅到着が午後9時30分前。長いようで短かった『チョイ旅B』でした。まあ、それだけ充実していたと言えますネ。

これで、先回の『旅B秋篇』で受けた精神的打撃も完全に払拭です。これからますます徘徊が頻繁となりそうです。皆さんも大いに期待していて下さいネ! (※折角少し懲りたと思っていたのに・・・またまたの迷惑配信の復活ですか?・・・ムムム)

<今日の歩数> 13,424歩

<’11チョイ旅B 栃木>完了

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