<1日目-2> 2011年7月14日(木)
暫くの休憩の後、購入したばかりのビニール傘を手に「雨の旭川の街」に繰り出します。でも、考えてみれば、今日はまだ1食しか口にしていません。『旅B』史上、最小の摂取カロリーです。しかし、皆さん、ご心配には及びません。今夜は高カロリーの焼肉屋連荘(れんちゃん)ですから。で・・・
馬場ホルモン
2011年7月14日(木) 今日の飲み1軒目 は・・・
旭川 「 馬場ホルモン 」
“元祖塩ホルモンでビール1杯だけよ! ¥1,600


ここ旭川は、何といっても“塩ホルモン”発祥の地。元祖店を名乗るお店は数多くありますが、真実は定かではないようです。中でも、この「馬場ホルモン」は人気元祖店? です。昭和の名残を残す・・・というより、そのまま保存しようとしたが、めちゃボロボロになった、という感じのお店です。
“塩ホルモン”しかメニューになく・・・といっても「メニュー表」というものが全く見当たらない・・・塩ホルモンがいくらなのかさえも分からない状況です。
塩ホルモンとは、北海道旭川市が発祥のホルモン焼きの一種。塩ベースの調味液で塩漬けにされた豚のホルモン(内臓肉・腸)である。
塩味の調味料に漬け込んだ豚のホルモン(牛を用いることはない)。炭火を使い七輪などで焼いて食べることが一般的。旭川では、焼く時にガーリックパウダーをふりかけて味付けをすることもある。発祥とされる店は諸説ある。
旭川市は昔から養豚業が盛んな地域であり、嵐山地区では養豚団地も存在する。最近では「嵐山ハーブ豚」といったブランド豚肉が生産されている。旭川市が塩ホルモン・豚トロの発祥地であるのも、養豚の歴史があったことが大きい。因みに近隣の上富良野町は、豚サガリの発祥地である。
ホルモンは、そのまま焼いて食べる方法が一般的だが、野菜炒め・焼きそばの具材として利用する場合もある。旭川市には、ホルモンをラーメンの上にトッピングされた「モルメン」と呼ばれるラーメンを提供する外食店もある。また、塩ホルモンの他に、味噌ベースの調味液に漬け込んだ味噌ホルモンもある。
北海道旭川市・北見市は人口1人当たりの焼肉店数が多い「焼肉のまち」であり、どちらの街でも、数多くの店でホルモンが供される。※Wikipedia
小生の前に、赤く燃える炭が入った七輪が置かれます。続いて、お待ちかねの“塩ホルモン”の登場です。
解説では、豚の腸とのことですが、ここでは、“ガツ(豚の胃袋)”中心の盛り付けのようです。しかし、量がかなりある・・・この後のことが気にかかります。
「あの~、これで1人前ですか?」女将さんと思われる人に質問です。「いいえ、1.5人前ですヨ。」妙に威圧的な語気のご返事です。「はあ・・・」確か小生、この店に入ってから、「生ビール!」以外一言も発していません。(※その際も女将さんに「うちは瓶ビールしかないよ!」と語気の強い返事を返されましたが・・・)それなのに・・・1.5人前ですか・・・きっと、小生の体型を見てのご判断のようです。黙って頂きます・・・


う~ん、塩味です(※当たり前!)最初はさっぱりしていて、エエ感じなのですが、段々その塩味に飽きてきます。かといって、タレものも一切なしで、味覚に変化もつけられません。しかも、この量です。それに、ホルモン自体にも主張が感じられません。『いいの、私しゃ、塩味だけで一向に構わないのヨ』と言わんばかりです。
瓶ビール2本分の液体を使って、ようやくのこと「豚の胃袋」を小生の胃袋に流し込みます。(えっ?とも喰い?・・・罪になる・・・)そのせいか、妙にお腹が膨れてきました・・・早々に会計を済ませて、逃げるように雨の中に・・・『旭川人の味覚とはこの程度のものか。やはり冬の厳しい寒さのため、舌はかなり麻痺しているのかもしれない・・・』
・・・
しかし、これにて終了という訳にはいきません。もう1軒、訪問予定のお店があります。 ここから歩いて5分のところにあります。塩ホルモンが消化されないうちに、次なるお店に到着です。で・・・
炭や
2011年7月14日(木) 今日の飲み2軒目 は・・・
旭川 「 炭や 」
“元祖塩ホルモン & 元祖豚トロ
with 生ビール&ハイボール” ¥1,837


地元では、先の「馬場ホルモン」と人気を二分する、こちらも、塩ホルモンの元祖店?です。「えっ?また塩ホルモン?」皆さんは、さぞか し呆れていらっしゃると思います。
あれほど美味しくなかったものを10分と経たないうちに再び口に入れようとしている・・しかし、小生の性分です。例えお腹がはち切れて しまっても、口に入れないわけにはいかないのです。笑ってやって下さい。それに、今日はカロリー摂取が極端に少ない1日なので、平気で す。 (※どこが?)
それともう一つ、この店には“元祖料理”があります。“豚トロ(とんとろ)”です。これこそが、こんな胃袋状態でも訪問した最大の理由な のです。
豚トロ(とんとろ)とは、豚肉の肉の部位で、豚の頬から肩のネック(首)部分の肉を指す。豚(pig・pork)のトロということで、Pトロ (ぴーとろ)と呼ばれることも有る。
豚トロは農林水産省が定めている「食肉小売品質基準」には部位として含まれておらず、もつ(内臓肉)の分類に為る。 以前は、殆ど食されることはなかったが、1996年(平成8年)頃に北海道旭川市の焼肉店で用いられていたことから、評判となる。
本来は、上記のように採肉量は少ないのだが、豚の背脂の部分をカットして形状を似せたものが代替品(前述のように食肉小売品質基準には含まれていないため、法律上は偽装というわけではない。)として出回っていることが有る。※Wikipedia
この店は、先ほどの「馬場ホルモン」と違って“今時”のきれいな焼肉店です。お客の数も多く、先ほどの「馬場ホルモン」と違って、汚い恰好の肉体労働風の旭川人は見当たらなく、きれいな服装のサラリーマン・OL風の旭川人ばかりです。
メニューも通常の焼肉屋と変わらないラインアップで、先ほどの「馬場ホルモン」と違って、(※ちょっとしつこ過ぎやしませんか?) バラエティーに富んでます。
しかし、小生、当初のプラン通り“塩ホルモン”と“豚トロ”のみの発注です。というか、ほかには何も食べられそうにありません・・・(※それでも充分過ぎやしませんか?) それと、もしもの場合?を考えて、生ビールを注文です。
先ほどの「馬場ホルモン」と・・・同じように七輪が小生の前に運ばれてきます。 それに続き、再びの“塩ホルモン”の登場です・・・


先ほどの「馬場ホルモン」と違って (※いい加減にしなさい!) やや赤みがかったツヤのある“塩ホルモン”です。見るからに先ほどの・・・止めておきますが・・・美味しそうです。でも、これは、ひとえにこの店の照明配置計画によるもので、その実(じつ)は同じようなものと思われます。
現に、炭火で焼いて口にしてみると・・・やはり味付け・食感は全く同じです。“悪い夢にふと目覚めて、再び眠りについたら、また同じ悪夢を見た”ようなものです。急いで生ビールで流し込みます。ムムム・・・
期待の“元祖豚トロ”の登場に、すぐに“塩ホルモン”を打ち捨て、さっそく焼いてTASTEです・・・同じ系統の塩味・・・です。


しかし、その中にも肉の味わいが少し感じられます。ただ“嵐の海で、遭難者が一枚の木の葉を見つけた”ようなもので、左程食欲をそそるものではありません。残った“塩ホルモン”も含め、急いで「ハイボール」の炭酸で流し込みます。(※さすがビールはもう飲めません・・・)
“塩ホルモン”“豚トロ”ともに完食です。 (※あんたネ・・・明日死ぬヨ。)
そして、会計前にダメ元で、ご主人らしき人に尋ねます。「あの~、ホル唐ありますか?」「ホル唐?・・・うちにはないです。」「そうですか。ではお会計して下さい・・・」
内心はほっとです。これ以上何か口に入れると、間違いなく“トイレ直行便”になりそうです。でも、皆さん、見上げた根性でしょう?自分の体を顧みぬ、「ご当地グルメ」への飽くなき探究心。見事です。 (※あんた、ひょっとして胃袋に穴が開き、毒素が頭に回ったんじゃない?)
ついでながら、ここで「ホル唐」について簡単に説明です。
ホル唐とは、ホルモンの唐揚げのこと。旭川の新しいご当地グルメ。
※ホント簡単ネ
しかし、この「ホル唐」・・・旭川の何処を探しても見つかりません・・・どうやら誕生間もなく、幼くして亡くなったようです。アーメン・・・
・・・
雨がますます激しくなる中、わざわざ旭川の歓楽街を通ってホテルまで帰ります。別におネエさんのいる店に行きたくなったわけではありません。
そこが、旭川の夜を代表する観光スポットであるからにほかなりません。この天候では、明日からの観光地巡りも期待できません。ですから、少しでも皆さんに楽しんで頂こうと、こうして大雨を押してやって来たわけです。

3・6街(さんろくがい)は北海道旭川市にある歓楽街。 「三・六」「三・六街」「さんろく街」「サンロク」「サンロク街」とも表記されるほか、単に「さんろく」とも呼ばれることも多い。1,000店を超える飲食店が一帯にひしめき、華やかなネオン街を構成している。
「3・6街」はあくまでも通称名であり、正式な住所を表すものではない。名前の由来としては、旭川市3条通6丁目を中心とする一帯に歓楽街があることから、自然発生的に「3・6街」と呼ばれるようになったというのが最も有力な説である(旭川が「大雪山の山麓にある」ことから「さんろく街」と名づけられたという説も一部にある)。
実際には2条通~5条通の5丁目~8丁目の広い範囲に飲食店が広がっている。なお、「3・6街」では3条通6丁目以外の飲食店に疎外感があることから、平仮名で「さんろく街」と表記されることがある。
3・6街を南北に貫く昭和通の中央分離帯には、「ツインピラー」という2本のイルミネーションタワーが建っている。


ピラーは3・6街名物「カクテル」に因んでカクテルグラスの形状を模しており、「人と人とが出会う場所」「男と女が出会う場所」という意味合いを込めて2本のタワーが立てられたものである。オレンジ色と青緑色に輝く2本のピラーは、3・6街のランドマークとなっている。※Wikipedia
要は、名古屋の歓楽街「錦三丁目」を「錦三(きんさん)」と呼ぶのと同じですネ。これはきっと、“チョイ悪お父さんたち”が、自分の女房にばれないように、歓楽街を暗号名的に使っていたに違いありません。その名が、やがて一般に拡がり今日に至っているのでしょう。でも、最近はどんな名で呼んでいるのでしょうネ?『スリーシックス』くらいかな?・・・(※そんなはずないっ!)
『旅B夏篇』第1日目、びしょ濡れのうちに終了です。『持ってきた胃薬を飲んで、早めに寝ようっ!と』
<今日の歩数> 11,291歩
<’11旅B夏篇 Vol.2>終了



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