’11旅B春篇 宮崎 Vol.4

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<2日目-2> 2011年5月14日(土)

時刻は、ちょうど13:30。ここからは、宮崎交通の路線バスで、国道220号線の旧道を含む通称「日南海岸ロードパーク」を南へ南へと下ります。 途中、観光ポイントで降車して、次のバスに乗り継ぐ“路線バスの時間差定期観光バス方式”で賢く旅Bします。

この路線は、1時間に1本程度。よって、小生に与えられた時間は1観光地点につき約1時間です。長からず短からずの観光には頃合いの時間となります。

ここで、「バス1日乗り放題券」の威力が発揮されるわけです。いちいち細かい小銭を用意する必要もなく、定期券代わりにスイスイです。

・・・

定時に到着したバスで7分程度、次なる観光スポット「堀切峠」に到着です。

宮崎県宮崎市の青島地区と内海地区間の鵜戸山地(鰐塚山地)を越える峠。国道220号の旧道。大正期に開通するまでは現在のJR日南線沿いの山道を使用していた。

近隣にある道の駅フェニックスとともに宮崎市の観光地のひとつであるが、2008年に峠と道の駅を回避するトンネルが開通したことにより旧道となった。標高約80m ※Wikipedia

日南随一の絶景が見えるという 「堀切峠展望台」・・・
だが・・・

ここは、旅行ガイド書や青島の観光案内所のおっちゃんご推薦の“日南海岸随一の絶景ビューポイント”とのことで、期待が高まります。

が・・・「堀切峠展望台」から見る景色は、小生にさ程の感動を与えることもなく・・・『えーっ!これが!!・・』です。展望台の観光客も呆然と海を眺めている状態で、こころなしか落胆の色を隠せない様子に見えます。

展望台から左方向、右方向・・・駄景です。

次のバスまで1時間余り。こんな休憩所も何もない所で待っている訳にはいきません。それに、本来の目的「ご当地グルメ探訪」で、是非味わってみなければならない“気になるもの”が近くにあるのです。さっさと徒歩で移動開始です。小生だけ「日南海岸ロードパーク」に沿って、峠を南に下りていきます。 

「日南海岸ロードパーク」を南へ! もちろん徒歩で、です。

するとどうでしょう。小生の後に続く観光客たちの姿。疑心暗鬼の面持ちでついてきます。

峠を下ること数分、突然前の景色が開けます。『き・きれいっ!』これぞ、小生が求めていた「日南海岸」の景観。感動です。後ろの皆さん、ついてきてよかったでしょ!

小生がイメージしていたそのものの風景。 これぞ、美しい「日南海岸」だ!!

そこからすぐ、小生のグルメポイント「道の駅フェニックス」に到着です。

道の駅フェニックスは、宮崎県宮崎市にある道の駅である。開駅当時は国道220号沿いにあったものの、2008年(平成20年)3月の堀切峠トンネル開通に伴い、堀切峠とともに旧道となっている。

かつては宮崎交通がフェニックスドライブインとして運営していた。宮崎市は宮崎交通から施設を買い取り、2004年(平成16年)の「フェニックスドライブインとしての」閉鎖後に整備を進め、2005年(平成17年)4月16日より道の駅としての運用を開始した。 ※Wikipedia

早速、道の駅の売店で、その“気になるもの”を購入です。で・・

道の駅フェニックス

2011年5月14日(土) 今日のおやつ は・・・

宮崎・堀切峠 「 道の駅フェニックス 」

エビソフト  ¥300

“エビ味のソフトクリーム”??皆さん、想像できますか?何か生臭ささえ感じます。

そこで小生、販売員のおネエさんに質問です。「エビソフトって何?気持ち悪くない?」「そんなことありませんヨ。かっぱえびせんに似た味かな。」「・・・・??」

他には、「バニラ」「マンゴー」「明日葉(あしたば)」があるのですが、ここまで来たからには、思い切って「エビ」を選択することに。

ウン???かっぱえびせん??・・・何となくそんな気もしますが、ソフトクリームの甘さが際立っていて、“エビを意識する”暇はありません。ただ何となくの味わい・・・かな?不思議なソフトクリームです。

https://goo.gl/maps/U22ZFqjHSASNWyhw9

・・・

この後、バスの時間まで周辺を散策です。

結局、ここからの眺めが日南海岸で一番のようです。『青島の観光案内所のおっちゃん!あんた、間違ってまっせ!観光ガイドも書き直してヤ!』(※でも、この道の駅も含めて「堀切峠」というのかな?・・・)

しばらくして、ふと目に留まったものがあります。「道の駅」の裏山の中腹に、『展望台』らしきものが・・・。確かに、そこまでの階段は整備されている。

しかし、かなり急だ。バスの時間も迫りつつある。急いで登れば、かなり体力を消耗する羽目になる。大勢いる観光客も決して登ろうとしていない・・・『どうするか?』・・・

後のスケジュールを考えても、体力勝負はここが最後のようだ。では登ってみるか。制限時間までトライしてみよう!・・・

ということで、足はすでに階段の方向に向かっています。普段の〇ブの生活では考えられないことを、小生、こういうシチュエーションでは無謀にもトライしてみる癖があるようです。 (※イイエ、バカと煙は高い所に登ると言います

心臓発作で突然死する場合とは、きっとこういうケースのことなんでしょうネ。 (※ハイ、それもトン死と言います) でも、イヤですヨ。ここで倒れても発見がかなり遅れますからネ。こんな人の来ないところでは見つかり難いでしょうネ。

きっと、NHK7時のニュースで・・・『今朝、宮崎県の「道の駅」裏山で、朝の散歩途中の人に発見された男性は、死後かなり時間が経っており、警察では、事件、事故の両面で捜査を開始しました。発見した近所の人によると・・・」(その人のインタビュー)『今朝犬の散歩をしていたら、いつもと犬の吠え方が違っていましてね。それで不思議に思い、そちらに行ってみたんですヨ。そしたら・・・』

と、変な妄想にとり憑かれているうちに、展望台到着です。けっこう腰にきています。「ふーっ!」

が・・・ここからの眺めは最高です。疲れも忘れるほど見事なもの。早速、武器の三脚を取り出し記念撮影です。いつもは、他の人を気にしながらの撮影ですが、ここは天国です。自由勝手に準備をして、最高の角度で撮影完了です。

『旅B』史上、最高の眺望です。 命を削って登って来た甲斐がありました。

『下界の一般観光客ヨ!ここは最高だぜ!悔しかったら急いで上がって来いってんだ!!』 (※人間的優位性を獲得したわけでも何でもないのに、この有り様です。あなたの行く末が本当に心配です。たとえこの先が短いとはいえ・・・?)

・・・

「道の駅」乗車が14:52。ここから、30分足らずのバス旅ですが、車窓には日南海岸の絶景が続き、旅人たちを決して飽きさせません。 ここで、今さらながら「日南海岸国定公園」について説明です。

日南海岸国定公園 

https://goo.gl/maps/Js2yKSX5HY3bUHBL8

宮崎県南部から鹿児島県志布志湾西岸の肝属川河口までの海岸線を包括した国定公園。

著名な景勝地に青島、堀切峠、鵜戸神宮、都井岬、枇榔島(鹿児島県志布志市沖)、横瀬海岸などがある。海岸線と共に海中の美しさでも知られ、日南海岸海中公園は国内で初めて設置された海中公園の一つである。※Wikipedia

しばらく揺られていくと、「サンメッセ日南」というところに到着です。すると、若い女性観光客がぞろぞろと降りていきます。『淋しくなるナ。それにしても、何でこんな所で?・・・』

当てにならない?観光ガイドを見てみますと、ここにはイースター島公認の“モアイ像”があるそうで、人気スポットになっているとのこと。 『偽物を見て、何が楽しいの?モアイ像を見たけりゃ、イースター島に行きやがれっ!てんだ。あんた達は、海外旅行は得意でしょ。』と再びの憎まれ口をたたいていると、小生の降車地「鵜戸神宮参道入口」に到着です。

・・・

現在時刻は15:20、次のバスが16:10。50分も余裕がある、と思っていたんですが、実は大間違い。

バス停の名が「鵜戸神宮前」でなく「鵜戸神宮参道入口」とあるようにここから「鵜戸神宮境内」まで10分かかります。そして、「鵜戸神宮境内」に到着した途端、“ご本殿まで徒歩15分”という案内看板が目に飛び込んできます。

『えっ?すると本殿まで往復で30分・・・+バス停まで往復で20分・・・げっ!それじゃあ、行って来るだけで50分かかるのか・・・』 では、超特急で参ります。諦めませんヨ!

鵜戸神宮(うどじんぐう)

https://goo.gl/maps/KuqHSuPriJXJEbEf6

宮崎県日南市にある神社である。旧社格は官幣大社で、現在神社本庁の別表神社に指定されている。

日向灘に面した断崖の中腹、東西38m、南北29m、高さ8.5mの岩窟(海食洞)内に本殿が鎮座し、参拝するには崖にそって作られた石段を降りる必要があり、神社としては珍しい「下り宮」のかたちとなっている。※Wikipedia

亀石は、本殿前にある霊石で、石頂に枡形の穴が開いており、その穴に男性は左手、女性は右手で願いを込めた「運玉」を投げ入れることで願いがかなうといわれている。かつては貨幣を投げ入れていたが、1954年(昭和29年)から鵜戸小学校の児童らによって作られる素焼きの「運玉」が使われることとなった。※Wikipedia

解説にある通り、本殿が崖の中腹にあるということは、この神宮の境内は崖に続く山になっています。ですから、自然の成り行きで参道は階段、坂道のオンパレードで、参拝する人を拒むかのようです。

しかも、先ほどの“裏山登り”で体力を消耗し切っていましたので、小生にとっては正に苦行そのものです。・・・ウ・ウ・ウッ

では、その時の小生の苦痛の疑似体験を写真でどうぞ!行の片道のみです。

本殿です。
ここから「運玉」を「亀石」に投げ入れる。誰も入っていないようだ・・・

それでも、何とか制覇して、ほうほうの態でバス停までたどり着き・・・そして、はたと気づいたことがあります。『あっ!こんなに苦労して行ったのに、参拝を忘れてしまった・・・』 近くの山から「うぐいす」の鳴き声。ホーー・ホケキョッ!・・・ま、いっか。

・・・

バスが今日の宿泊地「日南市油津(あぶらつ)」に到着したのが16:30。早速ホテルにチェックインです。今夜のお宿は「日南第一ホテル」。田舎町にありがちな昔ながらのビジネスホテルです。でも、この港町では一番の近代性?を備えています。

時間も早く外も明るいので「油津港観光」に出かけることにします。

油津港(あぶらつこう)

https://goo.gl/maps/r6ndMjEiE85KNs3p6

宮崎県日南市にある太平洋に面した港湾。古くは油之津(あぶらのつ)とも呼ばれていた。重要港湾に指定されている。南東に開けた入り江であり東側に大節鼻と呼ばれる岬が伸び、南方海上に小場島と大島が並ぶ。※Wikipedia

「青島」の観光案内所のおっさんから貰った観光パンフによると、この「油津」で最も観光価値があるものが「堀川運河」だそうで、早速そちらに向かいます。

堀川運河(ほりかわうんが)

https://goo.gl/maps/nUxPEY55EuEZLpef7

宮崎県日南市の広渡川と油津港とを結ぶ全長984m、幅約30mの運河。江戸時代初期に木材を運搬するために開削された。石造アーチ橋などが残されており観光名所になっている。※Wikipedia

堀川運河
堀川橋

・・・

この後、ホテルで30分ほど休憩し、「油津のご当地グルメ」の」探索です。で・・・

びびんや

2011年5月14日(土) 今日の晩飯 は・・・

日南・油津 「 びびんや 」

“油津の魚介と魚(ぎょ)うどん”  ¥3,060

大家族が続々押し寄せる「びびんや」 駐車場も半端なく広いヨ。

まずは、この「びびんや」の店名の由来なんですが、ここ油津では子供達は魚のことを「びび」と呼んでいるそうで、その親しみやすさをとって屋号としたそうです。

ですから、この店は、新鮮な魚を使った料理を売りにしています。人気店とあって、続々とファミリー客が押し掛けて満員です。

でも、皆さん、ファミリー客といっても、様相が違います。町で見かけるような“若い夫婦とその子供”ではありません。“夫婦と子供たち、それにお爺さんお婆さん、さらに兄弟の家族たち”の大集団です。1単位の数が桁違いのファミリー客たちなのです。これでは、すぐ満員になるワ・・・

まずは、漁町ならではの新鮮な“かつお刺身”を。続いて、東洋一のマグロ漁港といわれたこともある「油津港」の名物、“まぐろのあら煮”を注文。もちろん、今日一日のハードなスケジュールを耐えた自分の慰労のため?生ビールも元気良く注文です。

かつお刺身  ¥780
生ビール ¥
まぐろのあら煮 ¥840

“かつお刺身”は、さすがの新鮮さ。文句なしです。が、“まぐろのあら煮”は、大ファミリーに合わせた盛り付けなのか、量が多過ぎ。さすがの小生も、最後には口の中がまぐろの淡白な味でパサパサになり・・・でも完食。 (※何だ!全部喰っちまったのかよ!)

そして、ついに今日のメイン“魚うどん”を発注です。

日南地方の郷土料理「魚うどん」 ¥550

魚うどん(ぎょうどん)は、宮崎県日南市周辺の郷土料理である。

擦ったトビウオなどの身に、小麦粉、片栗粉、卵、塩を加えて、麺状にしたうどん。太平洋戦争で空襲が激しくなると、近隣の町との流通も難しくなり、近場で獲れる魚を食べるしかなくなったため、魚でうどんのようなものを作ったのが始まり。※Wikipedia

見た目は、やはり“うどん”です。箸をつけてみると・・・通常のうどんより弾力があるようです・・・口に運んで食べてみます。・・・!!

「何だこりゃ!!」確かに、麺のようですが、これは・・・そうそう“かまぼこ”です。白い蒲鉾がうどんの麺のように変形しているだけです。汁はうどんと同じなのですが、麺の強烈な個性の主張で、“うどん”として成立していません。不思議な食べ物です。

『あまり沢山は食べられそうにないナ・・・』と、汁まですすって完食です。 (※ひもじかった昭和20年代生まれの底力なのか?・・・)

https://goo.gl/maps/GieKUEfgMxDmMUcy7

・・・

帰りは真っ暗な港町を、ほろ酔い気分で帰ります。「ウーッ、今日も一日満足じゃ!」

誰もいない夜の港。漁船が薄ら灯りに照らされて揺れている。火照った顔を通り過ぎる潮風。自分の足音だけが辺りに響いている。『あーっ、旅Bはイイね。』

ついつい歌が口をついて出てしまいます。♪フェニックスの木陰 ふ~んん~❤…♪・・・??

すみません。こんな旅情豊かなシーンで・・・でも、最近歳のせいか、一曲にとりつかれてしまうことが多くなって・・・キッコロさんの『あずさ2号』を笑えなくなってきている。悲しい・・・

<今日の歩数> 8,092歩

<’11旅B春篇Vol.4>終了

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