1年ぶりの甲府です。昨年同様、弊社協力会社のクライアント店舗常駐者TG君と“夜の会合”です。日頃の慰労と、今日は彼の“昇格・昇級祝い”も兼ねて飲み会開催です。『TG君、おめでとうございます!』
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ここ甲府は、震災の影響なんぞどこ吹く風で活気に満ちていて、どのお店も満員札止めです。


やはり、昨年“甲府鳥もつ煮”がB-1グランプリを獲得したことが大きな要因となっているようです。昨年あまり見かけなかった“鳥もつ煮”の幟が目立ちます。会員の皆さん、覚えておいて下さい。『世の中、所詮こんなもの。ある意味、チョロイもんです。』
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小作
2011年4月28日(木) 今日の飲み会 は・・・
甲府駅前 「 小作 」
“TG君の昇給・昇格を祝う会” ¥?

“ほうとう”で有名な「小作」です。「何だ、昨年と同じじゃないか。」との声が聞こえてきそうですが、実は、先回は駅裏の北口店で、今回は表のメインストリートにある駅前店。少し違います。
先回もご紹介しましたが、この店は夜になると“居酒屋”に変身します。しかも、甲府名物の数々をメニューに揃え、それなりに“甲府チック”で魅力があります。
まず、彼の祝いのため、甲州名物「あわびの煮貝」の注文です。このハレの日に相応しい料理。値段は高いが、メチャうまです。

甲州名物「あわびの煮貝」は、あわびを醤油で煮たものです。
江戸時代、伊豆沖でとれた新鮮なあわびを甲州に送るため、醤油で加工し、たる詰にして運んだのが初めといわれています。
道中、馬の背に揺られ日を重ねるうちに、あわび本来の味に醤油と木のたるから出る香りがなじみ、ちょうど甲府に着くころが最高の食べごろになったそうです※甲府市HP
次にB-1グランプリ優勝の「甲府鳥もつ煮」。しかし、この店は甲府市の町おこし団体「みなさまの縁をとりもつ隊」には加盟していなく、厳密に言えば、ただの「鳥もつ煮」です。

ただ、昨年は、確か「鳥もつ炒め」という名称であったような・・・B-1グランプリ優勝にあやかって変更したものと思われます。商売上手というか、ポリシーがないというか、元々は山梨の郷土料理であったのですから、堂々と違いを謳って商売をして頂きたいと思います。『B-1グランプリ』の弊害がここにも表れているようです。
現にここの「鳥もつ煮」は、調味料に味噌が使われていて、奥藤本店を始めとする有名な「甲府鳥もつ煮」とは若干異なった味わいとなっています。
この後も、ゴクうまの「魚沼産生ワイン」を片手に、じゃんじゃん注文です。

右:焼そら豆 ¥400

右:甲州わいんビーフコロコロステーキ ¥700

右:焼エリンギ ¥450

右:もっちりチーズ磯辺揚 ¥380
そして、宴もお開きが近づいた頃、〆の「おざら」を注文です。
「おざら」とは、甲州の地に古くから伝わる郷土料理「ほうとう」の麺を冷たく冷やし、温かい具沢山のつゆで味わう麺を「おざら」と呼びます。※お店のメニューより

これは、名古屋名物の「きしめん」に置き換えると、ちょうど「ざるきし」に当ります。 (※どんな例えじゃ!)
鉄なべで出されるアツアツの「ほうとう」は、どう見ても冬の料理です。名古屋名物の「味噌煮込みうどん」と同様 (※また名古屋なの?) 汗の季節には遠慮しておきたいものです。
昔の人の、そんなニーズからなのか、この「おざら」は、喉ごしもヒンヤリしていて、とても美味しいです。しかも、「ほうとう」の小麦粉臭さは全くなく、むしろ秩父の「おっきりこみ」の冷たいバージョンと言った方が良い感じです。(※よく分からないという会員さんは、出張Bレポート甲府100430-0.01号、プチ旅B秩父Vol.2号を参照下さい。)
「ほうとう-おっきりこみ-きしめん-うどん」は、「もんじゃ焼き-一銭洋食―お好み焼き-たこ焼き」と同じように、そのルーツは一つなのでしょう… (※例えが難しいヨ…)
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武井パン
2011年4月29日(祝) 今日の朝飯 は・・・
甲府 「 武井パン 」
“パン3種” ¥336
この店は、「ベーカリー」というよりは「昔のパン屋さん」というお店。小生が幼い頃見かけた“昭和時代のパン屋”そのものの佇まいです。

但し、当時の多くがそうであったような製パン会社の商品を売っているのではなく、正真正銘、店内で焼き上げたものを販売しています。
お年寄りのご夫婦二人だけで営まれているようで、お爺さんがパンを焼きあげ、それをお婆さんが販売している、といった“日本昔話的”?です。
商品の形状も、焼き上げたものを一つ一つ手でラップしてあるだけで、素朴そのものです。もちろん、商品POPも手書きです。
その中で、さんざん迷った挙句、3つ購入です。『きっと昔のパンの味がするのでは?』ホテルに帰って、口にするのが楽しみです。



パンの味わいは、予想した通り“昔食べたことのある、小麦粉の風味豊かな素朴な味わい”。それはそれで美味しいものです。老夫婦お二人の人となりが分かるというもの。
たまには、こういうパンも良いものです。ただ、小生の購入した「おやきパン」は、中には何も入っていなく、ただパンの表面にリンゴらしくものが焼き付けられていて、「これで、何でおやきパン?」・・・「しまった、名の由来を聞いてくれば良かった。」・・・
※閉店
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奥藤(おくとう)本店 甲府駅前店
2011年4月29日(祝) 今日の昼飯 は・・・
甲府・駅前 「 奥藤(おくとう)本店 甲府駅前店 」
甲府鳥もつ丼 ¥1,000


この店は、“鳥もつ煮”の元祖である「奥藤本店」の駅前支店だそうで、“甲府鳥もつ煮”がグランプリを獲得した後に、俄かにオープンしたものと思われます。少なくとも1年前には存在しなかったお店で、甲府駅前のメインストリートにあります。
この「奥藤」は、「〇〇分店」という形で暖簾分けをしているようで、甲府市内でよく見かけます。が、「奥藤本店」の「支店」は初めてです。
よほどB-1で当たってイイ思いをしているようで、グランプリ獲得の立役者と言われている若旦那の活躍ぶりが窺われます。その努力に敬意を払う意味で、ここで“鳥もつ煮”について、もう一度説明です。
甲府鳥もつ煮は、山梨県で食べられている、ニワトリのモツを砂糖と醤油で煮込んだ郷土料理。一般的なもつ煮のような煮込み料理のイメージとは異なり、完成品は水分が少なく、照り焼きに似た状態となる。
同県内では一般に「鳥もつ煮」と呼ばれているが、発祥の店がある同県甲府市の名を採って「甲府鳥もつ煮」と呼ばれる。また、同県内で広く食されることから、同県と同じ範囲にあった令制国・甲斐国の通称を採って「甲州鳥もつ煮」とも呼ばれる。
鳥もつと総称される部位のうち、主に砂肝、ハツ、レバー、キンカンを使用した料理である。牛や豚の内臓肉を使用したもつ煮込み(関東風煮込みや九州のもつ鍋)とは異なり、発祥の店「奥藤(おくとう)」のレシピでは砂糖と醤油だけを使って小鍋で素早く照り煮する。飴状のタレが絡まっていて汁気はない。このタレ自体は焼き鳥で使用されるタレに酷似している。
山梨県内では、蕎麦屋、ほうとう屋などの定番メニューとして認知されており「鳥もつ」といえばこれの事を指す。甲府市役所が発行する甲府市観光ガイドには、ほうとう、煮貝と並んで紹介されている。
一方、奥藤本店には「元祖鳥もつ」の看板が掲げられており奥藤暖簾会に属する店では、現在でも「甲州名物 奥藤鳥もつ煮」と書かれた幟が立っており、その味を受け継いでいる。
山梨県甲府市にある蕎麦屋「奥藤(おくとう)」において、1950年(昭和25年)頃に2代目主人・塩見勇蔵が鳥もつを使って料理を造ることを発案、調理担当の弟・塩見力造がレシピを完成させた。
2008年(平成20年)から、甲府市役所職員の若手有志がまちおこし団体「みなさまの縁をとりもつ隊」を旗揚げ、「甲府鳥もつ煮」のブランド名で甲府のB級グルメとして「鳥もつ」の全国に向けてのPR活動が行われており、「縁をとりもつ」という語呂合わせとともに、B級ご当地グルメブームと地域おこしの二つの概念から知名度の向上を目指している。
2010年(平成22年)9月18、19日に開催された「第5回B-1グランプリin厚木」に初出場し、ゴールドグランプリ(優勝)を獲得した。第1回を除くと初出場初優勝は初のケースとなった。※Wikipedia

これぞB-1グランプリ優勝の味。美味いです。タレの味や煮込み加減が抜群。他店の追随を許さない完成度です。
ただ、以前訪問した「奥藤分店」2店との差は感じられなく、初めて接するものではありませんが、それもこれも、暖簾分けの分店にも正しき伝承がなされている証拠。ますますの発展が期待できます。



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