’11出張Bレポート <高崎・前橋・長岡>

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洋麺亭 高崎店

2011年5月3日(祝) 今日の昼飯 は・・・

群馬・高崎 「 洋麺亭 高崎店 」

スパMサイズ:ピリ辛ソーセージとアスパラ  ¥950

「洋麺亭」は、群馬県を中心に12店舗展開する“パスタ専門店チェーン”です。この「高崎店」は、そのチェーン化の先駆けとなった第1号店。群馬のB級gourmandには名が知れた有名店です。

何が有名かと言えば、その量にあります。Mサイズで2人前程度300g、Lサイズに至っては4人前程度500g。大きなお皿にてんこ盛りのスパゲッティ―で有名です。早い話『大喰らい野郎垂涎の店』なのです。

さぞかし、そういった連中が押しかけているのでは・・・と思ったのですが、意外や意外、ファミリー客や若い女性の二人連ればかり・・・味の方もそこそこイケるようです。もちろん、女性の方は皆、Sサイズ(1人前程度150g)を注文されています。

メニューを眺めると、トマトベースのもの、ホワイトクリームベースのもの、和風のもの等、他の“パスタ屋”と遜色ない品揃えです。

小生は、“チョリソーとアスパラのピリ辛トマト”という説明文に引かれ、「ピリ辛ソーセージとアスパラ」を選択。サイズはもちろんMです。(※何でLサイズにしなかったのか?…多分、クライアントの偉い様にお目にかかった際に、お腹がポッコリ出ているのはどうなのか?と思ってのことです・・・どの道、印象としては同じなンじゃないの・・・

どのようなものが出てくるのか楽しみです。

グラスと比べて下さい。大きいでしょう。

これは・・・本物の味わいです。パスタ専門店に相応しい洗練された味です。単に量だけを自慢にしている訳ではないようです。(※そうです、思い出します。会津坂下の「プリティ」のタワー盛スパゲッティを。あの時は・・・ほとんど残しましたが 「’10チョイ旅B会津Vol.1」参照) 

量ばかりでなく、 味の方も、なかなかイケます。

味も量も大満足です。ただ、小生のがっつき方が悪いのか、Yシャツにトマトソースが付いて柄模様になってしまったのには閉口です。これで、クライアント様にお会いするのか・・・トホホです。

※閉店 近くに「榛名店」がある。

・・・

夜は例によって、クライアント店舗常駐者I女子と新人のK君と飲み会です。と言っても、彼らはマイカー通勤ですので、ソフトドリンクで食事会です・・・

と言いたいところですが、そこには弊社隋一の酒豪EDさんもいらっしゃいます。たちまちの“痛飲会”に格上げです。結局のところ、「若い二人と食事会&オッサン二人で痛飲会」となったわけです。

まえばし入口 楽(がく)

2011年5月3日(祝) 今日の食事会? は・・・

群馬・前橋 「 まえばし入口 楽(がく) 」

“麦豚南蛮でお疲れ様!”   ¥12,102  

by モッファ

ここ前橋市は、豚肉産出額で全国トップクラス。そのため「TONTONのまち まえばし」と銘打って、『上州麦豚(むぎぶた)』なるブランド 豚のPR活動も盛んです。その一環として「T-1グランプリ」なる大会を毎年開催し、その盛り上げに余念がありません。

昨年、その「T-1」で見事決勝にまで駒を進め、惜しくもグランプリは逃しましたが、見事入賞の栄誉を勝ち取ったのが、この「楽」の“麦 豚南蛮”です。

麦豚南蛮は、上州・麦豚の肩ロースのやわらかいところを赤城産の味噌を使った特製味噌ダレで三日間漬け込んでオリジナルタルタルソース をのせた逸品です。(※店のメニューより)

というもの。期待が高まる中、小生たちの前に堂々の登場です。

麦豚南蛮 @¥150

やや期待外れです。やっぱりグランプリで優勝できなかったのには、それなりに理由があるもの。

3日間味噌に漬け込んだ豚肉とタルタルソースが互いに味の主導権を握ろうと主張しあって統一感に欠ける感じです。

しかし、“ソース辛い”とか“味噌辛い”とか、極端に偏った濃味文化の前橋地方で、多くを期待した小生が間違っているのでしょう・・・??

もう一つ、B級チックなものをご紹介します。「おっぱいで元気焼き」です。これは

おっぱいとは、豚のハラミの下の部分。ちょうど豚乳の部分です。とても希少な部位でコリコリの食感とジューシーさがたまりません。(※店のメニューより)

というもので、おっぱい好きの店長さんの命名であるとか。

おっぱいで元気焼き ¥580

しかし、これも、その名に恥じる?一品。何故この前橋地方には、甘みとか旨味とかいう概念がないのか?不思議な味覚の人々です。

左:アボカドのお刺身 ¥480
右:おじさん達発注の浅漬け盛り合わせ ¥480
左:エビと生ハムの生春巻き ¥680
右:何が「前橋ソース焼きそば」? ¥680

今回、大きな発見がありました。それは、I女子が無類のスイーツ好きなこと。

左:I女子発注の「ハニートースト」 ¥580
右:新人のK君が 遠慮がちに注文した 「信玄アイス」¥400

美味しそうに頬張る彼女に小生から心のメッセージです。『 I女子ちゃん、そんなに甘いものばかり食べてると、麦豚南蛮になっちゃうヨ。洋服売り場に行っても合うサイズのないことの絶望感を、若いあなたはまだ知らない。』絶望感を熟知している小生より・・・

※閉店

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小嶋屋 長岡本店

2011年5月4日(祝) 今日の晩飯 は・・・

新潟・長岡 「 小嶋屋 長岡本店 」

“へぎそばの前に地酒で一杯”  ¥4,989

この日は、“長岡ひとりぼっちナイト”です。まあ、いつものことではありますが・・・

そこで、新潟県地方出張の折よく口にする“へぎそば”を改めて究めようと、新潟県内でよく目にする「小嶋屋さん」を訪問です。

では、まず“へぎそば”の説明から。

へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦のこと。

へぎ(片木)と呼ばれる器(※へぎは「剥ぎ」を語源とし、剥ぎ板で作った四角い器のこと。)に載せて供されることからこの名が付いた。この器へ は、蕎麦を小さな束にして盛りつけていく。※Wikipedia

その元祖が、どうやら「小嶋屋」であるらしい。しかし、調べてみると、その本店は新潟県の十日町市です。説明でも“魚沼地方発祥”と ありますので、それが正しいようです。

では、この「小嶋屋長岡本店」とは?・・・早速、お店の方に質問です。

「ああ、うちは、暖簾分けのお店で・・・」とのこと。しかし、こちらの「小嶋屋」の方が、商売上手のようで、今では東京や新潟県の百貨店にも進出していて、よそ者にとっては、こちらの方が有名のようです。まあ、世間の老舗店では、このような逆転現象はよくあるものです。

ちなみに、本家の方は「小嶋屋総本店」で、暖簾分けのこちらの方は「越後長岡 小嶋屋」と呼び分けています。

左:山菜三品盛合せ ¥683
右:筍の土佐煮 ¥693
新潟の地酒を堪能 「越乃景虎150ml」 ¥578

新潟の地酒と山菜等を充分堪能したあと、いよいよ“へぎそば”の発注です。少し贅沢をしようと、天ぷら盛り合せがセットされた「上天へ ぎ」を選択。

上天へぎ ¥1,890
天ぷら付きです。

以前食べた時も感じたのですが、この“へぎそば”は、ツルリとした喉ごしで、何だかあっけない感触です。そばの深みを感じさせることな く、あっさり胃袋の中へ。

これは、そばのつなぎに、織物の糊として使われていたフノリのなせることのようです。フノリがそばをコーティングして、ツルツルの仕上 げになっています。

蕎麦というものは万人受けする料理ですが、この“へぎそば”については、人によって好き嫌いが分かれるかもしれません。小生?・・もちろん、前から好きではありません。(※では何故?・・・こんな蕎麦があることを皆さんに是非紹介したかったので・・・あんた、変!

https://goo.gl/maps/dVii4AjiAXpDVVs29

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マルシャン

2011年5月5日(祝) 今日の朝飯 は・・・

新潟・長岡 「 マルシャン 」 

“パン3種”  ¥450

閑静な住宅街の中にある「町のパン屋さん」です。早朝の散歩を兼ねて訪問です。焼き立てばかりの中から3種購入です。

メロンパン  ¥120
コロッケ  ¥170

焼き立てだけあって、どれも普通に美味しいです。特に「メロンパン」のカリカリ感、「コロッケパン」の具とパンの絶妙なバランス感、満 足です。

五穀のブイヤベース ¥160

ただ、「五穀のブイヤベース」は、何とも微妙です。「ブイヤベース」とは海鮮スープのことで、その具に「五穀」、すなわち「穀物」を入れて仕上げてあるということ・・・??小生には理解不可能。そのためか、その味わいもインパクトの薄いものに感じます。味を探っているうちに終了です。残念! 

https://goo.gl/maps/XfaoaLNTNE7Eoiiv7

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武屋

2011年5月5日(祝) 今日の昼飯 は・・・

新潟・長岡 「 武屋 」 

洋風カツ丼  ¥750

この「洋風カツ丼」は、以前にも紹介しましたが、会員の皆さんの中には、忘れてしまった方も少なくないと思いますので、再度の説明です。

洋風カツ丼」とは、ご飯の上にトンカツをのせ、ケチャップやデミグラスソース等のソースをかけた料理。

『丼』といってもドンブリではなく、皿にサラダやスパゲッティなどの付けあわせと一緒に盛り付けてくるスタイルが一般的だ。※ワンプレート洋食

1931年(昭和6年)に洋食屋として長岡では2番目に創業し、昨年2代目のマスターが急逝したため惜しまれながら閉店した名店「小松パーラー」が元祖で、そこの人気メニューであったため、市内の食堂に広まったらしい。

似たようなものが、岡山(デミカツ丼)、兵庫加古川の(カツメシ)に存在するが、長岡 のものとの因果関係は発見されていない。

レストラン ナカタ」は、長岡市内で洋風カツ丼を提供する飲食店が多数ある中、メニュー発祥店「小松パーラー」のケチャップ系ソースを継承する唯一の店

同店の顧問、中田将富さんは、兄が小松パーラーで働いていた縁で、中学卒業の翌日から働き出し、店主だった故・本田正人さんの下で厳しい修行を積み、本田さんが生み出したケチャップや赤ワイン、しょうゆなどで作るソースのレシピを習得した。独特の甘みが特徴。※出典先不明

この店は住宅街にある「町の定食屋さん」です。店内には、すでにご近所さんが多く集まっており、この日は祝日ということもあって昼間か ら宴会のようです。大声で盛り上がっている赤ら顔たちを避けるように、小生は、店の片隅に気配を消して着席です。

そして、おかみさんにそっと注文です。

以前食べた「レストラン ナカタ※出張 長岡10.04.28参照」は、発祥店「小松パーラー」の“ケチャップ系ソース”を継承するお店で、小生にはいささか酸っぱ過ぎて、どうも?・・・だったんですが、こちら「武屋」は、今では市内で主流になった“デミグラス系ソース”の代表格です。

「トンカツにデミグラスソース」は、全国各地に数多く見られるように、割と誰の口にも合う組み合わせです。ですから、“デミグラス系ソースの洋風カツ丼”の店が多いということも頷けます。ここのものも、特筆すべきものはなく、普通に美味しいです。

が、この「トンカツにデミグラスソース」や「ワンプレート洋食」について考えると、小生、少々頭がこんがらがってきます。

まず、「トンカツにデミグラスソース」については、ここ『長岡の洋風カツ丼』のほか、『岡山のデミカツ丼』『呉のいせ屋特製カツ丼』『長崎のトルコライス』『根室のエスカロップ』『武生のボルガライス』『土岐のてりカツ丼』、それに、小生との接触はまだないものの、『兵庫加古川のカツメシ』もそのようです。※但し、飯田線宮田村の鳳「紫輝彩丼」は議論の範疇から省きます・・??

さらに「ワンプレート洋食」というカテゴリーに絞り込むと『長岡の洋風カツ丼』『長崎のトルコライス』『根室のエスカロップ』『武生のボルガライス』が挙げられます。

実に多く日本各地に発生しています・・・が、これは本当に偶然なのか?・・・

今のところ、因果関係を記すものは見つかっていません。が、小生の勝手な推論で、“日本の食文化に大きな影響を与えた日本海軍のレシピの存在”や“北前航路による因果関係と思われる同じスタイルのワンプレート洋食の伝承”など、その謎を紐解く『ファクター』はあると思うのですが・・・

でも、考えれば考えるほど混乱してくるのも事実です。『では、北前航路ではない山奥の長岡で、何故ワンプレート?・・・新潟市からの伝承?・・が、そういった類のものは新潟市には存在しないし・・・』『しかし、海軍レシピという点からは、あの海軍大将、山本五十六の出身地で、その専属コックが戦後、長岡で海軍レシピを広めたのではないか?』とか・・・まあ、料理を真に味わうには阻害になることが多いのです・・・ま、小生の知識が尋常でなく豊富過ぎるということなのでしょうか?・・・ (※黙って喰えよ。!

https://goo.gl/maps/PvEr7HPf1PuAfZVj6

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