<あんかけスパ探検隊> File №52
「名鉄岐阜駅」から岐阜乗合バスで30分ほど南西に下ります。木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)が一夜にして築いたという『墨俣一夜城』。その手前、長良川の東側にある「日置江(ひきえ)地区」に、岐阜で一番人気の「あんかけスパ専門店」があるとのことで訪問です。
2011年10月1日(土) 今日の昼飯 は・・・
岐阜・日置江 「 PaPaかみの 」
ポークピカタVOL.1 ¥1,030

土曜日の午後1時少し前というのに、ほぼ満員状態です。近くの工場の従業員さんや家族連れで込み合っています。小生、何とかカウンターの1席を確保です。
あまり空腹ではないので(※当たり前!) メニューをじっくり見て注文することにします・・・
この店の特徴的なことは・・・麺の量の選択が4段階あるということ。少ない方から「VOL.1=230g」「VOL.2=380 g」「VOL.3=530 g」「VOL.4=680 g」です。料金も基本のVOL.1の値段に量が1段階上がる毎に110円プラスされていくシステムです。
そして、もう一つ、ここの特徴は、名古屋のあんかけスパ屋に比べ、値段がかなり高めの設定であることです。
小生、数あるメニューの中から“ポークピカタVOL.1”を選択です。1,030円もします。200円~300円高い感覚ですネ。
すると、注文を受けたおネエさん店員が「230gですが、よろしいですか?・・・」小生の体つきを観察しての質問のように思われます。
『今日3食目なのヨ。勘弁して!』と喉まで出かかりましたが、変人奇人に思われても困るので(※十分その資格、ありですネ) 「ええ、イイです。」と、さりげなく返答です。
カウンター前の厨房内では、ご主人が「ヨーッ!」とか「ヤアッ!」とか奇声を発しながら調理をしています。それだけで充分奇異な感じですが、そればかりか、店内の従業員たちに向かって、次々に指示を飛ばしています。
「5番テーブルの奥さん、お水がないヨ!」とか「カウンター空いたから、お一人さん、ご案内して!」とか、とにかく良く気が利くというか、凄まじく元気がイイのです。
それを聞いてか聞かぬか、冷静沈着に対処している女性従業員たち・・・そのギャップがまた面白い。実はこれも、今ではこの店の名物になっているようです。
ふと、店内のあちらこちらに貼ってある“注意書き”に目が留まります。『粉チーズの追加は、別途料金を頂戴します。』とあります。が、各テーブルには粉チーズの容器が普通に用意されています。
これを全て使って、更に追加する・・・??そんな“チーズ人間”がいるのですかネ?小生には、とても考えられないことです。タバスコを全部使い切って追加することは・・・出来ないことではないですが(※出来るんかいッ!)
・・・と考えていると、ご主人から従業員さんへの指示です。「カウンターの旦那さん、何かご用だよ!」「・・・」
どうやら、その旦那さんとは小生のことのようです。注意書きをみるため、キョロキョロしたのが拙かったのか・・・「いや、何も言ってないよ。ただ貼り紙を見てただけヨ。」と弁解です。舌を巻く気遣いです。
この店では、大きな動作は禁物のようです。お地蔵さんのように体を硬直させて待つことにします。あ~あ・・面倒臭い!

漸(ようや)くのこと、お地蔵さんの前に“お供え物”が到着です。本格的“あんかけスパ”のお姿です。トッピングの“美濃ヘルシーポークの黄金焼”も美味そうです。
小生、まず“あんかけソース”だけを舐めてみます・・・「ウーン、ヨコイ系か・・」カウンター前のご主人に聞こえる音量で独り言です。
するとご主人、調理をしていた手を止め、小生をちらと見ます。『ムムム・・・おぬし何者?』という表情です。小生、何食わぬ顔で、タバスコを多めにぶっかけ本格的にがっつき始めます・・・
実は小生、ここのご主人が以前「ヨコイ」で修業されて、この店を開業したという情報を掴んでいます。ですから「ヨコイ系」は当り前のことで、不思議ではないのです。
でも、どうしてそんなことをわざわざ言うの?ですか?・・・それは・・・“ここの名物主人に対して、すかしてみたかった”だけのことです。小生、時々こういう嫌味な言動をしてしまいます。性分なので仕方ありません。
でも、皆さん、小生何ぞ足元にも及ばぬ、この嫌味な性分の王者のお方をご紹介しましょう。
・・・弊社現社長であらせられますSKさんです。33年という長いお付き合いですので、自然にそういう性格が身についてしまったのでしょう。“長いこと”の弊害ですネ。悪しからず、です。
えっ?味の方、ですか?美味いに決まっています。間違いない「ヨコイ」の味が踏襲されていますし、それに何処か「そ~れ」の味わいも加味されているようで、大変完成度の高いあんかけスパとなっています。お腹は減っていなくとも、それを上回る美味しさです。
あ!そうそう。メニュー表に“あんかけスパソース”の解説がありましたので、その文章を記載して、「あんかけスパ探検隊」73店舗目のレポートを終了させて頂きます。
『牛肉、トマト、オニオンなどの野菜をオリーブ油でいため、12~13時間煮込み、ジャガイモでんぷんで とろみをつけたスパイシーなあんかけ風ソースです。』



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