出張Bレポート <藤枝・静岡・蒲原>

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滝かわ

2010年12月7日(火) 今日の昼飯 は・・・

藤枝・岡部町 「 滝かわ 」

玉露入りおかべ焼きそば ¥500

岡部町が誇るB級グルメ「玉露入りおかべ焼きそば」のご紹介から。

おかべ焼きそば(おかべやきそば)は、静岡県藤枝市岡部町で提供される焼きそばで、ご当地グルメである。

2006年秋、岡部町商工会が開発したご当地グルメで、玉露パウダーを練りこんだ麺と地元で採れた季節の食材が使用されているのが特徴。肉を入れず、ソースを使わず和風味に仕上げられている。※Wikipedia

ここ岡部町は、高級緑茶「玉露」の生産地として知られています。宇治(京都府)、八女(福岡県)と並ぶ日本三大玉露産地の一つ。

その関係で、玉露を焼きそばの麺に練りこむという無謀なことを考え出してしまったようです。

そば麺に玉露を練りこむというのは、さっぱり感を強調するという意味で“さもありなん”の商品なんですが、元来コッテリ感が最大の武器である焼きそばに、さっぱり感という相反するものを採用するのは如何なものか?でも気になる・・・ので挑戦です。

ここ「滝かわ」は町の定食屋さんであるらしく、小生が入店したお昼12時過ぎには、店内はほぼ満席。近くで工事中と思われるユニフォーム姿の電気屋さんグループや藤枝市役所支所の冴えない職員さんたち、それに下っ端の銀行員さんたちが席を占めています。

何とかカウンターの1席を小さく確保して、大きな声で注文です。「おかべ焼きそば!」「エーッ!・・・ハイ」おばちゃんの変な反応です。

で、周りを見回すと、地元民が食しているのもの・・ほとんどの人が「日替り定食」。この忙しい時間に面倒な注文をしたので、先ほどのおばちゃんのリアクションとなったようです。

でも小生、こんな辺ぴな所の「日替り定食」を食べにきたのではありません。何が何でも「おかべ焼きそば」です。腕を組んで待つことにします。(※何を偉そうに、と思われた方いませんか?仕方ないでしょ、席が狭いんですから・・・)

待つこと25分、堪忍袋が切れる限界線ぎりぎりで漸くの登場です。『ホント静岡県人は暖かい土地柄からか、生活のテンポが緩く、人柄は良いのだが、のんびり過ぎるのが玉に瑕です。』

店内に張ってあるリーフレットに記載されている「滝かわ」おすすめの食べ方に沿って食します。

① 普通にそのまま食べて、 ② 次にとろーり半熟の玉子を絡めるとまろやかになります。 そして、③お酢をかければさっぱりと・・・三段階の味が楽しめます。※おかべ焼きそばリーフより

見た目も味付けも、かなり大雑把。とても上記の食べ方で三段階味わう代物ではありません。そして何より・・・一体玉露は何処に行った?・・・

あまり美味しくない、普通の“醤油味焼きそば”です。これでは、品質向上のため日夜研鑽を積んでいる全国各地のご当地グルメに勝てるはずがありません。岡部町に「喝っ!!」です。

※閉店

・・・

クリヤ

2010年12月8日(水) 今日の朝飯 は・・・

静岡・両替町 「 クリヤ 」

“パン4種” ¥600

静岡の「町のパン屋さん」です。静岡市内には、他の地方都市と比べて「ベーカリー」が多くあります。

ですが、有名店の支店とか、単独店であってもシャレたフランス語表記の名のお店とか、べたな「町のパン屋さん」は少ないようです。

どうやら静岡人は、自分達が関東文化圏に属していると思い込んでいるようで、その大きな錯覚がそういう現象を生んでいるように思われます。

この店は早朝7:00からの営業で、イートインコーナー(2F)もある、出張族には嬉しい営業体制になっています。

しかし、皆さんもご承知のように、小生、最近パンのカット写真にも凝っている関係上、テイクアウトにしてホテルで食すことに。

午前8:00過ぎにお店へ到着です・・・驚くことに、店内陳列量はほぼ3割程度。開店から1時間以上経つのにこの有様です。日本一のんびりムード漂う静岡人では仕方ないのかな?これで関東圏と思っているとは・・・呆れます。

少ない種類の中、面白そうなネーミングのパンを中心に購入し、スキップで帰ります。(※まだあまり人通りがなかったので、つい・・・)

恐竜の卵¥145 中身のクリームも絶品!
ライオンハンバーグ ¥155 ハンバーグも秀逸
たまごパン ¥155 たまごもたっぷり。
豆あんぱん ¥145 餡も上品です。

食べてみて驚きました。「美味い!全部美味しい!!」パン生地のモチモチ感、中の具や餡の完成度、すべてが◎。しかも、全て100円代の値段・・・このパン屋、タダものではない・・・

先回の名古屋・鶴舞の「SURIPU」に続き、大当たりの2連勝です。「町のパン屋さん」、これからも期待してまっせ。

※閉店 近くの本店「マロン」に統合されたようです。

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鮨処やましち

2010年12月8日(水) 今日の昼飯 は・・・

清水・蒲原 「 鮨処やましち 」

元祖桜えびやきそば” ¥600 

元祖蒲原いわしカレー(セット) ¥1,000

小生、最近勉強致しました。『今全国に花開いている“B級グルメ”には、大きく分けてその地域で昔から食べられている“発掘型B級グル メ”地域起こしのため、新しく創りだした“開発型B級グルメ”の2種類ある、ということを。

今回のものは、そういう観点からすると、典型的な『発掘型』と言えます。

女将さんにお聞きしたのですが、この“桜えびやきそば”も“いわしカレー”も、昔からこの地域の家庭で食べられていたもの。

それを女将さんが、メニューとして提供するようになったとのこと。寿司屋でこのメニューは、随分思い切ったことをしたものです。お店と地域の繁栄を意図した、なりふり構わない行動に脱帽です。

でも、小生、少し違和感を感じます。皆さんも考えてみて下さい。寿司屋でカレーや焼きそばの香りが漂っていたら・・・よほど苦しいのかな?・・・

歌川(安藤)広重が描いた『東海道五十三次』の中の珠玉の名作「蒲原」の浮世絵以外有名なものはなく、地域としてかなり疲弊しているのは事実なのだが・・

しかし調べたところ、この「蒲原」は漁業の町で、昔から「桜えび」と「いわし削り」で有名な所。それを生かした『ご当地グルメ売り出し大 作戦中!』という訳なのです。

現に、午前中この「やましち」に静岡第一テレビが取材に来たそうで、それを話す女将さんの鼻息の荒さにも、その奮闘ぶりが窺えます。頑 張れ!蒲原!!広重に負けるな!!

<桜えびやきそば>

桜えびやきそば(さくらえびやきそば)は、静岡県蒲原町(現・静岡市清水区)で提供される焼きそばで、ご当地グルメである。

蒲原の新しいご当地グルメの焼きそばで、特産である桜海老を加え、最後にいわし削りをかけるのが特徴。セブン-イレブンから商品化され、静岡県限定で発売された。※Wikipedia

味は、ソースの甘味を排除した辛い和風の味付けです。麺は、この料理の発表会が開かれた際に、富士宮焼きそば学会の会長がゲストで招かれていたという経緯からも、確実に「富士宮焼きそば」の麺を使用しているようで、モチモチ感のある極上麺です。

しかし、桜えびの歯応えのない分、全体的には印象がボケたものとなってしまっており、主張が少ないのがチョット・・・?です。

<蒲原いわしカレー>

蒲原いわしカレー(かんばらいわしカレー)は、静岡県蒲原町(現・静岡市清水区)で販売されているご当地グルメのカレーである。

イワシの削り節でとっただし汁で野菜や豚肉を煮込み、だしをとり終わった削り節も一緒にルー加えて作られている。 蒲原町のすし店「やましち」が発売を始め、町内に広まった。※Wikipedia

う~ん、これも何だかな・・・まず、海の香がカレーに勝ってしまっていて、不思議な味付けになってしまっている・・・

イワシのだし汁からくると思われる妙な甘さも気になります。女将さんのご推薦の「バルサミコ」使用も、それらを打ち消すためのものとなっており、もう少し“カレーらしく”工夫が必要と考えます。今後の改良を大いに望む次第です。

https://goo.gl/maps/o5isaF3U1WirTvWa8

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