出張Bレポート <浜松>

2.アーカイブス

2010年7月9日(金)、この日の、暗く今にも降り出しそうな空模様のように、気乗りのしない憂鬱な一日となりそうな・・・というのも、弊社協力会社さんが大変な失態をしでかし、しかも半年も経たない内の、同じミステイクときている始末。そのお詫びと今後の対応策の説明で、クライアントのところに伺う予定。気持ちが暗くなるのも・・・分かるでしょう?

でもその前に、折角浜松まで来ているのだから、昼飯ぐらいは・・・ということで、※どんな状況でも、あんたの胃腸は丈夫なのね・・・)

あつみ

2010年7月9日(金) 今日の昼飯 は・・・

浜松・駅周辺 「 あつみ 」

うな重・上 ¥3,300

浜松といえば、何と言っても“うなぎ”です。以前にもご紹介したことがありますが、この「あつみ」は、浜松駅前の『鰻飯(うなぎめし)の御三家』のひとつ。(※あと、「八百徳」「曳馬野」) 

先回は、開店前に到着したにも拘わらず、超満員で昼の部すでに終了という仕打ちに遭いましたが、今回は、平日ということもあり、しかもこの天候不順、奇跡的にすぐに入店できました。

早速“うな重・上”を注文。待つこと20分、ようやく小生の前に登場です。この「あつみ」の鰻は関西風とのこと。

ところで、この浜松というのは、鰻で有名なのは当然ですが、聞くところによると、鰻の関東風と関西風のちょうど境界線にあたるとのこと。関東風のお店と関西風のお店が混然と存在する地域です。 では、関東風と関西風の違いとは・・・?

関東は背開き(背中をまっすぐ切って裂く)関西方面は腹開き(お腹のほうを裂く)関東は頭を切り取って半分に切りそれぞれ竹串を。 関西は丸ごと一匹そのまま金串を打つ。

焼き方も関西は頭をつけたまま白焼きにしてそれからタレを着けて焼く。 関東は頭を取って白焼きにしてから蒸す。そしてタレを着けて焼く 。味は蒸していない分、関西のほうがこってりしている。 関東は蒸しているので脂が落ちてさっぱり。 たれは、関東風は辛い目。関西風は甘口。※うなぎの神吉HPより抜粋

よって、名古屋居住歴の長い小生にとっては、お口にフィットする嬉しいお店です。

鰻重(うなじゅう,うな重)とは、一般には木製の四角い箱に漆塗り等の塗りをかけた蓋の付いた食器である重箱の中に御飯を入れ鰻の蒲焼を載せ、上から蒲焼のタレをかけた日本料理の一つ、又は鰻料理を入れる食器の名称。

用いる食器が丼であれば鰻丼、重箱なら鰻重と呼ぶ。鰻重の場合、鰻と飯を別の食器に持って供する店もある。また、鰻重とは鰻が重なった状態の鰻重ね(うながさね)を意味するとして、御飯と鰻の蒲焼をサンドイッチ状(=挟む)にし、表面の鰻の下のご飯の下に更に蒲焼が入った合計二匹分の蒲焼が入ったものを鰻重と呼ぶ地域や店舗もある。

食べ方は、漢方薬で消化を助ける山椒の実を乾燥させた後に石臼等で挽いた山椒の粉を振りかけ香味を楽しみながら、重箱の左隅から食べるのが一般的な作法である。「山椒は小粒でもぴりりと辛い」の喩えの通り、舌先が痺れるほど大量に粉を振りかけるのは無作法とされる。一般に肝吸いと共に食べることが多い。※Wikipedia

「あつみ」の鰻、最高です!鰻の量といい、タレの味付けといい、焼き具合といい、小生の“鰻人生”(※別にヌルヌルと生きている訳ではない)において、最高傑作のひとつとなりました。これで、天気もすっきりと!・・・雨が激しくなってきました・・・トホホ。

https://goo.gl/maps/bF9aUpugr6uppm3Q8

・・・

でも、まだ“叱られタイム“”には間があります。そこで、食後のデザートです。

春華堂 佐藤店

2010年7月9日(金) 今日の食後のデザート は・・・

浜松・佐藤町 「 春華堂 佐藤店 」 

朝焼きパイのミルフィーユ仕立て&アイスコーヒー ¥800 + 420

「春華堂」は、浜松にある菓子製造会社で、浜松銘菓『うなぎパイ』は全国的に有名な土産品。ここで、浜松銘菓『うなぎパイ』について解説です。

うなぎパイは、うなぎパウダー(ウナギの骨で取った出し汁を粉末にしたもの)をパイ生地に練りこんで焼いた洋菓子である。静岡県浜松市の名産品として全国で広く知られている。gooランキング「好きな全国の名物土産ランキング」によると、白い恋人、長崎カステラにつづき3位の人気となっている。

うなぎパイは1961年(昭和36年)に有限会社春華堂によって開発され、後にパイ製造部門を別会社として独立させ、「株式会社うなぎパイ本舗」を設立し、現在では同本舗がうなぎパイの製造を行っている。

うなぎパイは「夜のお菓子」というキャッチフレーズでも知られているが、このキャッチフレーズ自体はもともと、出張や旅行のお土産として家庭に買って帰ったその夜(晩)に「一家だんらんのひとときを『うなぎパイ』で過ごしてほしい。との願いを込めて当時の社長が考案したものである。現在、巷間で広く流布しているような、精力増強といったニュアンスは全くなかった。後にこのようなイメージの方が広まった理由として、同社は、うなぎパイの発売開始当時、浜松は高度経済成長期下で夜の繁華街がとても賑わっており、そのような繁華街を歩いているときに「このキャッチフレーズを目にしたお客様で、精力増強のうなぎと結びつけてあらぬ解釈をしてしまった人も多かった」のではないかと推測している。※Wikipedia

この「佐藤店」は、直営の販売店で、2階にカフェサロンがあり、オリジナルなメニューを提供しているとのことに興味を引かれ、訪問しました。

しかし、期待は大きく外れました。てっきり『うなぎパイ』を使ったメニューがあると踏んだのですが・・・

確かにこのカフェは、ゆったりと広いスペースに高級感溢れる内装と高級家具が配置してあり、『うなぎパイ』に相応しくない空間ではあるのですが・・・でもネ・・・

朝焼き自家製パイで、上質なストロベリーとカスタードをサンド。※店のメニューより

浜松美人の店員さんも「申し訳ありません。大久保(浜松市西区)のうなぎパイファクトリーのカフェにはあるのですが・・・」「そうか、残念!でも、うなぎパイは御社にとって財産ですから、それを使わない手はないと思いますが」「ハイ、上の者にそう申しておきます。」「じゃ、仕様がないナ。(※心の声「あなたが美人だから許しちゃうヨ。」)男とは、ほんに単純な生き物である・・・。

小生思うに、このカフェを造るにあたって「春華堂」の経営者はこう考えたに違いない。『よし、この店は徹底的に高級志向でいこう!当社の庶民的なイメージを払拭させるほどの画期的なカフェにしよう!それには、庶民の食べ物“うなぎパイ”は排除せねばならない!そうだ、うなぎパイは忘れよう!!』とね。

主婦の安売りの店で成功した「ダイエー」を始めとする大手スーパーが、貴重な財産であった“安売りイメージ”をかなぐり捨てて一時高級志向に走った結果、現在の苦戦を強いられている・・・ふとそんな事と重なったわけで・・・

https://goo.gl/maps/iaLMnDwqoshsiCCv9

・・・

(中略)

無事“叱られタイム”も終了し、重い気持ちを抱えたまま、浜松駅まで戻ってきました。 辺りは暗くなってくるし、雨はますます激しくなる。おまけに、ズボンの裾は、雨の跳ね返りでビショビショ。月曜日は本社で会議がある というのに・・・そんな悲惨な状況の中で・・・ふと“餃子”が小生の頭を過ぎったのでありました。で・・・

むつぎく

2010年7月9日(金) 今日の飲み は・・・

浜松 駅周辺 「 むつぎく 」

浜松餃子:餃子大(16ヶ)&生ビール  ¥920 + 600

「むつぎく」は、浜松餃子の超人気店で長蛇の列でも有名。ここも、大雨のおかげ?でスムーズな入店。今日はついてるな! (※?・・・ ) ここで、“浜松餃子”について説明です。

静岡県浜松市は餃子専門店が約80軒あり、餃子をメニューとして出す飲食店を含めると300軒以上。キャベツをたっぷりと使った甘味が特色で、薄い塩味で軽く茹でたモヤシを必ず添える独特のスタイルを持つ。これは石松餃子(現在2代目)の先代が、屋台時代に家庭用のフライパンを使って、餃子を丸く並べて焼く時に出来た中央の空間に、店のサービスで茹でたモヤシを添えた事が始まりである。

終戦後、石松餃子(先代が森の石松の故郷と言われる森町出身)が、浜松駅の近くで屋台を開いていて、その時に、満州などで餃子の製法を会得した復員兵から餃子を食べたいと言われて、レシピを聞きながら作ったのが浜松餃子の発祥と言われているが、実は同市に於ける焼き餃子の歴史は古く、戦前より在市の中国人が中華料理の一品として、既に焼き餃子を提供していた事が判っている。

総務省の家計調査年報では、浜松市は調査対象外とされている為、一世帯当たりの餃子の年間支出金額は不明である。なお、家計調査年報とは調査方法は異なるものの、2006年の浜松市役所の調査によれば、一世帯当たりの餃子の年間消費量は宇都宮市の約4倍、年間消費金額は1万9403円とされている。浜松の餃子をPRする為、『浜松餃子学会』が活動をしている。マスコットキャラクターとして「ちゃお」を擁する。※Wikipedia

浜松餃子は、1人前が12ヶや16ヶと多いのですが、具にキャベツが多く使ってあるので、あっさりしており、思ったより沢山食べられます。今回も一気にいかせて頂きました。

美味い。確かに美味い・・・もし「むつぎく」が初の浜松餃子体験なら充分以上に満足できる仕上がりです。

https://goo.gl/maps/zb1hSF8QbwJCwsRH9

しかし、小生が始めて“浜松餃子”に接したのは、「きよ」というお店であり、その時の強烈なインパクトは今でも忘れられません。何か違う。何が違う・・・? 確かめるため、大雨の中、『きよ』に向かいました。(※ホント阿呆ちがう?)

きよ

2010年7月9日(金) 今日、二度目の飲み は・・・

浜松・鴨江 「 きよ 」

浜松餃子:餃子(大)16ヶ&瓶ビール  ¥940 + 700

この「きよ」は、浜松餃子の中で、最も美味しいと評判の店。以前ご主人からお聞きしたのですが、「うちは、浜松餃子という名称は使って ない。『浜松餃子学会』に参加してないからネ。もっとも、『学会』を立ち上げた最初の幹事が私だったのだが、中華チェーン店や屋台のラー メン屋が参加するようになり、本当の“浜松餃子”を守れなくなってきたので退会した。」とのこと。

『本物の“浜松餃子”が食べたければ、ここにおいで』と言わんばかりの自信に溢れています。小生も同感です。食べ比べて分かったことですが、他に比べ(むつぎく、石松)パリッとした仕上がり、具の熟成度合いも完璧です。 う、う・ま・い ~。思わず唸ってしまう美味しさです。

だが、ここに問題が・・・小生、今晩だけですでに30ヶの餃子を食しています。お腹が餃子ではち切れんばかりです。残すは2ヶ・・・

残せばイイのですが、小生カウンターに座った関係上、目の前にご主人が立っています。しかも、結構な強面(こわもて)で 『私、頑固親父です』的な雰囲気が満ち溢れています。以前にお話をした仲なのですが、当然そんなことは忘れてしまっている様子です。仕方なく、エイ、やあ!と口に押し込み、退散です。

https://goo.gl/maps/HsYvznw5ZrnoMDnA8

皆さんに忠告です。大阪・新世界の『串カツ』もそうですが、『浜松餃子』のハシゴも避けた方が賢明ですヨ。(※当り前じゃ!) 当分の間、 浜松餃子に限らず、『餃子類』には近づきたくない心境で、名古屋に向かいます。ゲップ、あ 失礼・・

コメント