<1日目-2> 2012年5月10日(木)
いよいよ「鳥取城址」見学です。行く手に「久松山」がそびえ、急勾配の山道を作っています。
鳥取県鳥取市(旧・因幡国邑美郡)にある山城跡。
中世城郭として成立、戦国時代には織田信長の家臣であった羽柴秀吉と毛利軍との戦いの舞台(鳥取城の兵糧攻め)となる。江戸時代には鳥取藩池田氏の治下に入り、近世城郭に整備された。現在は天守台、復元城門、石垣、堀、井戸等を残す。
標高263メートルの久松山頂の山上の丸を中心とした山城部、山麓の天球丸、二の丸、三の丸、右膳の丸などの平山城部からなる梯郭式の城郭とすることができる。
さらに西坂・中坂・東坂などの尾根筋には戦国期の遺構が数多く残されており、戦国時代から近世、さらに幕末までの築城技術が一つの城地に残る城として貴重である。※Wikipedia
皆さん、上記説明の“山城”という部分にご注目下さい。文字通り「久松山」全体がお城だったわけで、その制覇には心臓破りの坂が幾重にも続いている模様です。
天球丸、二の丸等の「平山城部」も、その名(平山城)には相応しくない様相で、むしろ「山城部」と言っていいほどの急勾配の山麓に造られていたようです。
これを見るだけでも大変そうです。が、心は意気揚々です。何せ今日は『旅B』初日です。行ける所まで行ってみることにします。
三の丸跡は、現在、「県立鳥取西高校」の校舎になっているようです。水戸城址本丸跡に建つ「県立水戸第一高校」を思い出します。

でも・・・城跡の校舎って・・・考えてみると不気味ですネ。例えば、あなたがそこの生徒だとして、遅くまで部活していることにしましょう。他の友人たちは、すでに帰宅してしまって教室内には誰もいません。秋なので、急に陽が沈んでしまい、辺りは夕闇が迫っています。 すると・・・廊下の向こうから、ドシンドシンという足音・・・甲冑が擦れる金属音・・・不思議に思い廊下の先を覗き込むあなた。そして、その廊下の向こうに見たものは?・・・
キャー!!小生、『ステキな金縛り』という映画を思い出しました。あれは面白かったナ、バカバカしかったけどネ・・・

K-factory
・・・
ここまでは、比較的緩やかな勾配で、小生の心臓には何の負担にもなっていません。が、ここからが違ってきます。行く手は、顔を大きく空方向に振り上げなければならない急な石段です。一気に「天球丸」制覇に向かいます。


途中、小生、大いに後悔です。山城なんかに登るものではありません。当時、屈強な武者でも、登るのに苦労していたものを、現代人である運動不足なひ弱な小生ごときが真似できるはずはなく・・・まあ、そのための「山城」であったわけですが、途中休憩を重ねて、ようやく平らな「天球丸跡」に到着です。


が、どうでしょう。ここからの眺めは抜群です。鳥取市街地が一望です。爽やかな風も山肌を渡っていきます。来てよかった・・・疲れが一気に吹き飛びます。
<「天球丸」からの眺望>


この「天球丸」の一角に、山頂にある「山上の丸」に続く山道の入口があります・・・『行ける所まで行ってやろうか・・・』一瞬、高いところ大好き人間の本性が顔を出します。が、次の瞬間、すべてを忘れて一気に下山を決意です。
というのも・・・その山道が深い森に隠れるところに立つ看板に・・・・『くま注意 鳥取市』・・・お話ししていませんでしたが、今この「鳥取城址」を訪ねているのは・・・小生ひとりなんです。ひと気なしという状況です。急に心細くなってきました。


ふらっぺ1028
それでも、小生は男です!一気に下山は恥ずかしく、一応「二の丸跡」経由で下山することにします。ただ、その速度は、登ってきた時の疲労を感じさせないほど早く、あっ!と言う間に、安全地帯「平野部」に帰着です。あーっ、怖かった・・・
緊急下山!!



・・・
路線バスで「鳥取駅」に戻ってきたのが午後1時20分。次なる「B級?観光スポット」に向かう予定ですが、先ほど“摂取”に失敗した『ご当地グルメ』のことがどうしても頭から離れません。
そこで、小生得意の“観光案内所”に潜入です・・・思った通りオバチャンが一人、暇を持て余しているご様子です。当然、小生の質問には・・・親切丁寧過ぎるほどの応対です。
小生の質問は、摂取失敗の「ご当地グルメ」を含め全部で3つ。そのすべてにおいてベストアンサーです。まさに“観光案内所の鏡”とも言える働きぶりです。では、その応対ぶりを小生の質問順にご紹介しましょう。
Q1:“摂取失敗”ご当地グルメの他の取り扱い店舗は?スケジュールの関係で、できればこの近くが良いのだが・・・
A1:資料を取り出して熱心にリサーチ後、該当店舗に電話を入れ営業時間等を確認。市内地図にマークを入れ小生に手渡しながら、「ここなら大丈夫。私も時々利用しているので、味の方は間違いないです。」とのこと。完璧な案内です。
・・・
Q2:夕飯に、あるご当地グルメを考えているが、そういったものを食べさせてくれる店を紹介してほしい・・・
A2:怪訝な表情の後、明瞭にあっさりとお答えです。「それは、お店で食べるものではないですヨ。駅の売店でも売っていますので、それをお買いになって(ホテルの)お部屋ででも召し上がって下さい。これは、そういうものですから・・・」と、小生の浅はかな考えをやんわり訂正です。
・・・
Q3:鳥取県の郷土料理「豆腐めし」は何処で食べられるのか?
A3:「豆腐めし?・・・ですか?・・・」少し考え込むご様子の後、はっ!と何かに気がつき、奥からパンフレットを出してきて「豆腐めしって・・・正直、私ども(鳥取人)は知りません。でも、あなたのおっしゃているものは、これだと思いますヨ。最近熱心にPRされていますヨ。是非いらしてください。」と、鳥取市西因幡地区で現在売出し中の「どんどろけ飯※」の案内パンフを差し出します。
※「どんどろけめし」は、油で炒めた豆腐を混ぜた炊き込みご飯です。「どんどろけ」とは県中部の方言で雷のこと。豆腐を炒めるときのバリバリという音が雷に似ていることから、この名前がつきました。 (鳥取県商工労働部兼農林水産部市場開拓局HP)
どうやら「豆腐めし」という名称は、鳥取県の中では流通していないWORDのようです。でも、それにピンと反応して、この即答です・・・日頃の勉強ぶりが窺われます。
いや、それにしても大した“鳥取案内オバチャン”です。皆さんも鳥取駅にお立ち寄りの際は、是非このオバチャンをお訪ね下さい。単なる観光では得られない、何か得した気持ちになれますヨ。
・・・
ということで、そのオバチャン案内人ご推薦の(Q1の)お店に向かいます。駅から歩いて5分で到着です。これで、あの“摂取失敗”も完全フォローです。今日3食目ですが、何とかイケそうです。 (※あのネ、4食目でしょ、早朝のサンクスのパンは何処にいったの?ウン?) で・・・
お好み工房 こな
2012年5月10日(木) 今日のLOST昼飯?は・・・
鳥取・末広温泉町 「 お好み工房 こな 」
ホルソバ:ホルモンそば ¥690

『鳥取ご当地グルメ』で、今一番売出し中なのが、この「ホルソバ」。
テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」でも紹介され、じわじわとファンが増えつつある注目のB級グルメ(※鳥取県文化観光局観光政策課HPより)
なのだそうです。
「ホルソバ」のホルは、ホルモンのことである。ひき肉の代わりに、煮込んだホルモンが入った焼きそばがホルソバ。
主に鳥取県東部~中部地方の居酒屋や焼肉店で提供され、タレの味付けは各お店によって様々だ。食感や風味に特徴のあるホルモンをメインの具材として、モヤシやネギなどの野菜が加わる。
鳥取の飲食店では以前からかなりポピュラーなメニューであったが、近年のB級グルメブームでその魅力が再注目されつつある。
甘辛のソースと野菜、そして歯ごたえとうまみたっぷりのホルモンが絶妙なハーモニー。ホルモン好きにはもちろん、ホルモン初心者にもぜひおすすめしたいB級グルメである。 ※ぐるたび
上記説明文の太線部分で“ひき肉の代わりに”というのは?・・・皆さんも不思議に思われるでしょ・・・ひき肉の代わりに?・・・大体、焼きそばに“ひき肉”なんか入れますか?鳥取地方ではそれがノーマルなのでしょうか?奇怪なことです。
・・・でも確か?・・・そんな『ご当地焼きそば』がありましたネ・・・そうです!秋田・横手の「横手焼きそば」がそうでした。ひき肉を入れるのが大きな特徴となっています。お忘れになった方は、そのレポート『’11旅B秋篇(秋田)Vol. 5』で詳しく述べておりますので、復習をお願いしますネ。
しかし・・・その横手でもそうだったのですが・・・「まいど食堂」の「元祖横手ホルモン焼きそば」が、“ひき肉の代わりに煮込んだホルモンを入れる”というものでした。それと同じケースです。
鳥取と横手・・・地理的にも文化的にも民族的にも何の関連性もない地域です。ただ・・・小生、ひとつ言えることは・・・どちらも「焼きそばに“正統派豚肉”という贅沢素材?を使うことができないので、その代わりに“ひき肉”とか“ホルモン”とかのチープなものを使うしかない・・・それほど経済的に疲弊した地域である。」というくらいですネ。
あっ、鳥取人の皆さん、お顔が歪むほどご立腹のようですネ。ですから、もう一つの可能性を申し上げます。
それは・・・解説を引用した“ぐるたび”のライターさんが、不用意に他の文献のコピペを繰り返した挙げ句、遂には間違った掲載をした、ということです。ですから、この記述内容に憤慨している鳥取人の皆さん、悪いのは決して小生ではないのです。全て“ぐるたび”のノータリン・ライターが悪いのです。文句があるなら、そちらへどうぞ!です。
すっかり話があらぬ方向へ逸れてしまっています。ここで大きく軌道を修正です。「ホルソバ」に話を戻します。

煮込んだホルモンが入っているということで、「横手焼きそば類」と同じく、少しウエッティな仕上りです。その分、ソースの味付けが若干 薄まってしまっていて、小生的には今一です。
それと、味付けが濃くない分、麺や具材の味が全面に出てきてしまって、ややバランス感に欠けたモノになっています。特に、ホルモンのト ンチャン(※1)はまだしもセンマイ(※2)がいけません。
※1小腸・大腸 ※2牛の第三胃(葉胃)の俗称

いかな雑食系の小生でも、そのお姿・食感とも珍しく苦手としております “不必要なモノ”と言わざるを得ません。でも、鳥取・横手いず れにせよ、あまり出来が?な“焼きそば”ですネ。残念!
・・・
お腹もある程度?満足したので、いよいよ今日最後の観光スポットに向かいます。と言っても、ここも全国的にはあまり知られていない所です。しかしながら、地元鳥取人ならば小学校の遠足等で必ず一度は行ったことがある、という地元人憩いのスポットなんです。
「青島」と「湖山池」という所です。鳥取市の南西に位置しています。当初、あの観光案内オバちゃんが教えてくれた「どんどろけ飯」の西因幡に行こうかとも考えましたが、これ以上の食物摂取は、小生の胃腸君たちが断固反対!の声を上げていますので、やむなく断念致した次第です。
「鳥取駅」から路線バスで15分、「青島公園」に到着です。
湖山池(こやまいけ)

鳥取県鳥取市の南西部にある汽水湖※。「池」と付く湖沼の中では日本最大である。
※淡水と海水がまじり合った塩分の少ない湖
湖山池は鳥取県内では、中海の次に大きい湖沼である。古代に日本海から湾入した場所が、砂丘の発達や堆積により、海と分離されてできた海跡湖である。大小多数の小島が浮かぶ。最大の島である青島には、湖岸から架橋されており、桜の木が多数植えられた道路で徒歩や自転車により一周することができ、キャンプも可能である。
数本の河川が流入、湖山川によって日本海と結ばれる。ただし水門があるため、水質汚濁でしばしば問題になる。 鳥取市郊外の行楽地の一つである。※Wikipedia
・・・

鳥取県鳥取市の湖山池南部に浮かぶ無人島である。 青島は湖山池に浮かぶ島々の中で最大である。
陸地とは500mも離れておらず、その間は青島大橋で結ばれている。島の容貌は前方後円墳あるいはひょうたんによく似ている。
かつての鳥取湾が湖山砂丘の発達と千代川の堆積により潟湖化したため、湖中島となった。そのため、今でも海島だった形跡が残されている。
また、島内では、青島遺跡という遺跡があり、縄文時代後晩期のものと思われる土器や、弥生時代中期から古墳時代前期にかけての祭杷跡などが発見されている。このことより、かつては島に人が住んでいたものと思われる。※Wikipedia
現在時刻は平日の午後3時前・・・が、ひとっこ一人いません。ここは、地元人の憩いの場所です。その特徴からも、県外観光客は期待できるはずもなく、休日にだけ幸せファミリーで賑わうエリアです。今日はあいにく小学生の遠足も来ていないようです。

しかも、太陽も厚い雲に隠れ、周辺から輝く光を消し去っています。ですから当然・・・不気味な裏寂しい場所となっています。青島には島内一周のハイキングコースや小山の上に湖山池を一望できる展望台もあるようです。

が、何かが藪から出てきそうで・・・小生、予定を早め、早々に退散です。やっぱ、鳥取市には「砂丘」しか行くべき場所がないようです。 (※知らないだけです。)
・・・
午後4時前「鳥取駅」に帰還です。もうこれ以上の観光も期待できそうもないので、駅前のホテル(鳥取ワシントンプラザ¥5,300)にチェックインと参ります。
が、その前に、案内人オバチャンの教え(A2)に従い“あるもの”を購入です。もちろん、すぐ口の中に入れるつもりですヨ。 (※胃腸君たちのご意見は?断固反対ではなかったの?・・・あの・・時間も経ってますし、昨今の野田首相のように、それなりに説得するつもりですが・・・)
それと、最近グングン人気急上昇?の『ホテルのお部屋で旅気分・・??朝から元気に駅弁シリーズ』のため、明日の朝食と「ご当地ドリンク」もゲットです。で・・・
まえた
2012年5月10日(木) 今日の夕方のおやつ?は・・・
鳥取市 「 まえた 」
とうふちくわ ¥130
あごちくわ ¥400


鳥取人なら誰でも・・・どころか幼児でも知っている、という鳥取名物「とうふちくわ」と「あごちくわ」の登場です。
鳥取人のおやつ的存在で、案内人オバチャンのおっしゃる通り、料理としてかしこまって食べるものではなく、気軽に食べ歩きも可というよ うなファーストフード的なもののようです。
“鳥取人のマックあるいはミスド”とも言えますネ。 (※あ~鳥取人を本格的にバカにしていますネ。そんなこと言ってると、鳥取砂丘に埋められちゃ うゾ!)
「とうふちくわ」とは豆腐7割魚のすり身3割程度を練り(業者によっては練りこむ割合が違う)、蒸し上げて作るちくわで鳥取の名産品。
生まれは江戸末期。時の藩主が質素倹約のため「魚を食べずに豆腐を食べろ」と命じたことより生まれたという。つまり庶民の知恵の一品なのだ。
食べ方は、手でちぎってわさび醤油などにつけて食べる、というやり方が地元風。もちろんそのまま丸かじりするのも◎。また、本来なら豆腐が使われる麻婆豆腐など、使い方は工夫次第。 ※ぐるたび

とても優しい味・・・というより、小生、「ちくわ」としてはかなり物足りなさを感じます。「ちくわ」独特の魚のすり身の旨味がなく、頼りない味わいです。解説の通り、わさび醤油が最適と思われます。それも、あの甘い九州の醤油なら最高ですネ。 (※出ました!九州の醤油。高血圧と糖尿病、まっしぐらですネ・・・)
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「あごちくわ」の“あご”とは、「トビウオ」の別名で、主に九州北部の東シナ海沿岸から中国地方の日本海沿岸の地域で、トビウオのことを“あご”と呼んでいます。学名で“Cypselurus agoo agoo”。それを簡略化して「agoo」つまり「あご」と呼んでいるらしいのです。※鳥取マガジン
・・・
いわゆる普通のちくわの主な原材料は、スケトウダラ(スケソウダラ)・サメ・ホッケなどが有名ですが、「あごちくわ」はトビウオを原材料にして作られています。
「あごちくわ」の特徴は普通のちくわに比べ、見た目の色が濃いので、初めて見た人は「黒いちくわ」と思うかもしれません。
食感はやや硬めでボリュームを感じます。トビウオはダシを取るのにも使われる魚なので、味は非常に奥行きが感じられる味わい深いものです。特に癖があるわけではなく、誰にでも好まれる味だと言えます。※鳥取マガジン

皆さん、「トビウオ」を塩焼きで食べたことがありますか?・・・小生、若い頃、弊社親会社の社員食堂で1度だけ経験があります。
その時の印象は・・・こんな不味い魚が世の中に存在していたのか?二度と口にしたくない!・・・というものです。現にスーパーやお魚屋さんで売られているところを見たことがありません。(※弊社親会社では以前定番で販売していましたが・・・??)
人間様の食用には適していない肥料材料的雑魚(ざこ)なのです。そんな「トビウオ」を主役にした「ちくわ」ですヨ。美味しいはずが・・・ですネ。見た目も・・・ややグロテスクです。
やはりネ・・・魚の雑味が強烈すぎます。「トビウオ」の身の粗野な不味さが全体を覆い、多少はあるであろう「ちくわ」の旨味を全部吹き飛ばしてしまっています。
これでは・・・食べられないほどではないにしろ・・・?です。生で食べるのは不向きです。が、それなら、煮物?・・フライ?・・おでん種?・・・ どれもNGのような気がします。やはり、オットセイの餌にしかなりませんネ。 (※豚も喰わない、とはこのことですネ・・・)
・・・
2時間程の“お腹休息?”の後、夜の「鳥取の町」にくり出します。もちろん『ご当地グルメ』探訪ですヨ。
武蔵
2012年5月10日(木) 今日の飲み は・・・
鳥取・今町 「 武蔵 」
“スパイシーなカレー鍋に舌鼓” ¥3,320

いよいよ鳥取市の『ご当地グルメ』の最後を締めくくるトリの登場です。「カレー鍋」です。今『旅B』最初の遭遇「鳥取カレー」でも触れ ましたが、鳥取人は無類のカレー大好き人間のようです。その熱狂ぶりは県外者には異様に映ります。
というのも、先にご紹介した町おこし団体「鳥取カレー倶楽部」とは別に「鳥取カレー研究所」なる会社が存在し、二十世紀梨・らっきょう・ ズワイガニの出汁等を使用して開発したオリジナルカレールウ「鳥取カレーの素」を販売して、地元人に“カレー崇拝”をより喚起している からです。
ハウスやSBの既製品では物足りなく、わざわざ自分たちの 地元カレーを作りあげて楽しんでいる・・・まさに“黄色い狂人たち”のなせ る業と言えますネ。
そんな鳥取人のディナーの友、「鳥取カレーの素」を使用することを条件に、音もなく静かに市内飲食店を侵しつつあるのが、この「鳥取カ レー鍋」です。
ここ「武蔵」は、元々鍋ものをメインにしている居酒屋さんです。が、「カレー鍋」の扱いは特別で、「ちゃんこ鍋」や「韓国鍋」を押し退け、メニューの一番最初に堂々の掲載です。その存在の大きさが分かろうというもの。
しかし、ノーマルなサイズ(¥1,500)は軽く3~4人前の量がありそうです。いかな小生でも、今日は摂取回数が少し多いような気がしていますので、 (※少し?・・・) 断念せざるを得ません。 (※エー!嘘でしょ。どんな量であろうと胃腸が壊れようと、それを喰らうのがあんたの生態でしょ?)
そこで、1人前用の小鍋(¥880)を注文です。 (※あっ!そういうことネ。最初から知っていたくせに・・・) もちろん生ビールの発注も忘れていませんヨ、ご心配なく・・・
でも、それだけでは何かお店に悪いような気がして、他に「出汁巻き玉子」と、昼飯で制覇した(※どの昼飯?) 「ホルソバ=ピリ辛ホルモン焼きそば」を再度注文です。 (※3~4人前ノーマルサイズのカレー鍋でも十分イケたんじゃない?本当に食べられるの?・・・それは小生にも分かりません。ただ“ピリ辛”という文字についつい引かれてしまって・・・阿呆じゃ!)
「カレー鍋」は、1人前の小鍋といえども、この場で温めてから喰らうシステムのようです。煮上がるまでには少し時間が必要です。その間を利用して、「出汁巻き玉子」と「ホルソバ」に向かいます。
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「出汁巻き玉子」は、至って普通の出来。お腹ほぼ満タンの小生が注文したのが悪いですネ。

あと「ピリ辛ホルソバ」・・・昼飯のものより更にウエッティときています。ピリ辛のピリの字どころか味が薄すぎて素材そのものの味が全面突出です。煮込んだホルモンやモヤシの水切りが不十分なまま調理してしまった結果のようです。

現に鉄板の下に大きな水たまりができています。そうなると・・・あのセンマイの不気味さが更に強調されてしまって・・・とうとう三分の二を残してギブアップです。 (※エーッ!お珍しい!!)
そうこうしているうちに「カレー鍋」が煮たってきたようです。スパイシーな香りが何とも食欲を駆り立てます。 (※この状態で食欲?・・・大脳皮質※が溶けてなくなったんじゃない?)
※大脳皮質は人間の生理的欲求を制御すると言われています。

これは美味い!濃厚な汁です。辛いもの大好きな(または口中が麻痺していると言われている)小生でも、かなりガツンとくる刺激です。 そして、そのスパイシーさの後からやってくるコクの深さ・・・具材の質の良し悪しを覆い隠すほど?の圧倒的な味わいです。

「鳥取カレーの素」・・・バカにできない優れモノです。ビールがドンドン進むところですが、これ以上の胃袋への液体注入は逆流を招く結果となりそうなので止めておきます。(※汚いっ!)
それに、あと200円追加すると、ご飯を足してカレー雑炊にして下さるそうですが、これも同じ理由で、泣く泣く断念です。
でも「カレー鍋」だけは・・・ひたすら黙々と食べ続け、お汁まで完食完飲です。『ごちそうさまっー!もう何も食べられませんっ!!』
お店の方に「ホルソバ」の大量放棄を謝して、帰路につきます。
※閉店した模様、、
・・・
しかし、今日は良く食べたものです・・・「鳥取カレー」から始まって、「素ラーメン」「ホルソバ」「とうふちくわ&あごちくわ」「カレー鍋」・・・お腹満腹なのも分かりますネ、エヘヘ・・・ (※あの~、何度も言うようですが、早朝のサンクスのパンはどうなっているのですか???)
<今日の歩数> 24156歩
<’12旅B春篇 Vol.2>終了




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