’12 旅B 冬篇 大分 特別拡大号 Vol.4

2.アーカイブス

<2日目-2> 2012年1月20日(金)

2012年1月20日(金) 今日の3時のおやつ は・・・

日田・豆田町「 珈琲談義所 嶋屋 」

珈琲だんご  ¥650

なかなか趣があるでしょ。

この喫茶店もかなり古い建物です。昔「お豆腐屋さん」だったそうですが、趣のある雰囲気になっています。

ただ小生、そんなことに引かれたわけでなく、店頭の案内POPの「珈琲だんご」が気になったからに他なりません。「珈琲だんご」とは、どんなモノか?どんな味がするのか?・・・大いに興味が湧きます。

が、それは・・・小生の妄想でした。出てきたものを見て、女将さんから説明を聞いて・・・ガッカリです。「珈琲だんご」とは・・・「コーヒー」と「だんご」のセットという意味で、単独で存在するものでないことが判明したのです。『紛らわしい名前を付けるな!!』

コーヒーとだんご・・・これが「珈琲だんご」の正体です。
だんごは美味しいです。

が、この店は由緒正しい?お家柄らしく、昔の床の間だった所に、「皇太子」の来店時の写真が飾ってあります。「へ~、皇太子様が来たの?」 思わず女将さんに質問です。

が、これがいけません。「そうなんですヨ!」女将さんが嬉々として写真アルバムを3冊ほど持って、小生のテーブルに。「まあ、見て下さい ヨ。」とアルバムを置いていきます。

・・・小生、失礼のないよう、そのアルバムを丁寧に見せて頂きます。当然、途中で「へ~!」と大きく頷きながらのポーズも忘れません。でも、小生、毎日放送制作の「皇室アルバム」を有難く視聴していたタイプではありません。まあ、普通の市民感覚です。

ですから・・・ちょっと苦痛になって来ました。不遜にもパラパラとアルバムをめくって強制終了です。で、これを好機と捉え即刻退去です。「ごちそうさま!」 

https://goo.gl/maps/siGFLQ9mEfTnVKBu6

・・・

次に訪れたのが「咸宜園(かんぎえん)」です。有料施設かな?・・・少し心配です。(※このケチ野郎が!少しは金を使え!!) が、無料で見学ができそうです。一安心・・・(※・・・)

咸宜園(かんぎえん)

https://goo.gl/maps/Z2FbXSEMVstpdzNt9

江戸時代の先哲・広瀬淡窓によって、天領であった豊後国日田郡堀田村(現大分県日田市)に文化2年(1805年)に創立された全寮制の私塾。

「咸宜」とは「みなよろし」の意味。天領でもあることから、武士だけでなく、どんな身分でも、男女を問わず受け入れるということでこう名づけられた。※Wikipedia

秋風庵
遠思楼

この咸宜園、案内して下さった係員のオジサンによると、現在“世界遺産登録”を目指しているそうです。『こんな程度の規模で?無理と思うが。』小生の心の声が聞こえたのか、オジサン続けて以下のことを説明です。

日田市では、「咸宜園」を茨城県水戸市の「弘道館」、栃木県足利市の「足利学校」、岡山県備前市の「閑谷学校」と共に、「近世日本の学問・教育遺産群」として世界遺産登録を目指しています。

日本最大の藩校「弘道館」、近世学問・教育の源流としての「足利学校」、日本最古の郷校である「閑谷学校」、日本最大の私塾「咸宜園」は、近世日本の学問と教育を代表する学びの場です。

市では、平成22年度から世界遺産推進室を設置し、「咸宜園」の世界遺産登録に向けた取組を始めました。※咸宜園HP

やっぱ“世界遺産登録”が欲しいのかな?そんなに海外や全国から多くの観光客を呼びたいのかな?・・・

でも、そんなことになれば、思惑通りに“文化好きの欧米人がたくさん訪れる”のは良いのですが・・・一方、あの傍若無人で道徳未開拓の中国人も多くやって来るというのになります。

きっと、地元の“買物おばさんドライバー”とトラブルを起こすことは火を見るより明らか。止めておいた方がイイと思うんですが・・・

・・・

この後、「豆田町」ほど残っていませんが、町なみが少しだけ残存する「隈(くま)町」を観光です。国道212号線を挟んで、「豆田町」とちょうど反対側にあります。

https://goo.gl/maps/QpwRYjFTP12xNZbLA

その地区の主要スポットである「原次郎左衛門味噌醤油蔵」で、季節外れの“おひな様”に遭遇です。ここ「日田」は、お雛祭りが有名のようで、「天領日田おひなまつり」と称して、毎年春に大々的に開催されるようです。

https://goo.gl/maps/NGhGiGynSRdzV7df9

天領日田おひなまつりは、大分県日田市にて毎年2月15日から3月31日の間に開催される雛祭りである。

江戸時代に天領として栄えた大分県日田市には、江戸・明治の頃からの雛人形が多く残っている。数十軒の施設で雛人形の見学ができ、「天領日田おひなまつり」開催期間中は多くの観光客で賑わう。※Wikipedia

案内板によると、「原次郎左衛門味噌醤油蔵」に展示してある段飾りは、あの“NHK大河ドラマ「龍馬伝」の岩崎弥太郎家(三菱財閥)の お孫さんの雛人形”であるとのこと。

「龍馬伝」の人気も遠い過去の出来事の今、その案内板も虚ろに映り・・・“NHKが毎年犯す過ちの深さ”に、背筋が寒くなります。

えっ?日が暮れて寒くなってきただけ?・・・そうでしたネ。もう午後5時を回っています。駅まで早く戻って、ホテルにチェックンしよう っ、と!

が、その前に、駅の「キオスク」で朝飯購入だ!! (※喰い物に関しては、寒さも忘れてしまう種族なんですネ。風邪ひいて熱でも出してろ!・・・)

・・・

今夜の宿「ホテルソシア(¥5,500)」にチェックインが午後5時30分。1時間ほど休憩の後、夜の徘徊開始です。で・・・

彌助(やすけ)すし

2012年1月20日(金) 今日の夕飯① は・・・

日田・本庄町 「 彌助(やすけ)すし 」

ひたん寿し:ひなっこ寿司  ¥1,470

“ひたん寿し”は、今「日田」が一番力を入れている『ご当地グルメ』です。“ひたん”とは、“ひたの”ということで、「日田のお寿司」と いう意味です。

ひたん寿し とは、大分県日田市のご当地グルメである。 日田産の野菜、川魚を材料に握られた寿司。日田すし組合加盟の4店舗で提供されている。※Wikipedia

先ほどもお話ししたように、「日田」は“おひな祭り”が有名。それをイメージして開発された『新しいご当地グルメ』のようです。

『日田発祥 元祖たか菜巻を中心に、川魚やきのこ、四季の多彩な野菜等が彩る、日田ならではの日田の寿司。古くて新しい日田のご当地グルメ』との宣伝コピーが謳っているように、大変彩り鮮やかなお寿司とか。

その中心を成すのが、「たか菜巻」。ここ「彌助すし」が元祖とのこと。その秘伝のレシピを公開して(※日田すし組合が共有)“ひたん寿し”開発に協力されたとか。

でも・・・たか菜巻って?・・・皆さんご存知でしたか?そんなに有名?・・・少なくとも、小生の周りには存在しません。では、「たか菜巻」とは一体どういうものなのか?地元観光パンフから探ってみますと・・・

「たか菜巻(たかなまき)」は、昭和40年頃から日田近隣で親しまれれきました。絶妙な割合の納豆・山芋・ねぎと酢飯を、手造りの高菜漬が包み込むヘルシーでおいしい歴史ある巻寿司。※日田じゃらん より

とのこと。やはり、小生の長い人生の中で、そんなモノに出くわしたことがありません。

でも、ヘルシーというところが嬉しいですし、それに、何か美味しそうですネ。楽しみです。 (※あんたネ、夕飯2回食べる輩には、どんなものもヘルシーではないの!)

あっ、そうそう、「ひたん寿し」の料金のことです。今回は1,470円ですが、今年の2月1日~4月8日の“ひたん寿し春キャンペーン”期間中は、どのお店でも1,260円で、大変お得になっているとか。まあ、二度と来ることがない小生には関係ないけどネ・・・ 参考までです。

小生の前に堂々と登場の“ひたん寿し:ひなっこ寿司”。何ともお美しいお姿です。可憐な女性のようです。食べてしまうには勿体ないような見事な出来です。

ここで、敬意を表して、その内容を細かく説明させて頂きます。

まず、説明にあったように「①たか菜巻」、次に「②やまめのイクラ軍艦」「③炙り鮎寿しうるか乗せ」「④うなぎ蒲焼にぎり柚子胡椒乗せ」 の川魚系、「⑤原木椎茸にぎり」「⑥乾筍にぎり」「⑦焼パプリカ2色軍艦」「⑧トマトにぎり」「⑨チンゲン菜にぎり」「⑩カリカリ梅梅肉あ え軍艦」の野菜系、「⑪苺寿司」のフルーツ系と彩り良く配置されています。

デザート

特に「野菜すし」や「フルーツすし」は、寿司屋の常識的ネタから大きく逸脱しており、大変珍しく初めてお目にかかるモノです。

ご主人の話では、『デパート催事で出店している福岡の大丸百貨店の女子社員と一緒に開発した』とのこと。なるほど女性らしい発想から生まれた、おしゃれでヘルシーな寿司たちです。では、生ビールとともに・・・「いただきま~す!」です。

見栄えばかりでなく、確かに美味しい寿司です。もちろんこの店の調理の技が優れているからなのでしょうが、そればかりではない、酢飯とネタの絶妙なバランスやコンビネーション・・・“見て楽しい、食べておいしい”ものに仕上がっています。

それともう一つ、全体の美味さを押し上げているのが、先にも説明した“九州の甘いしょう油”です。特に「野菜寿し」との相性は抜群で、味わいをじっくり堪能しつつも一気に完食です。「ごちそうさまでした~!」

https://goo.gl/maps/6LTMyG8QL3ECoTvU6

・・・

さて、次に参ります。そうです、あの駅前の観光案内所の“少し前おネエさん”が、小生のため懸命になって探しだし、しかも予約までして下さった、その店に向かいます。

案内所を退出する時「必ず行って下さいネ。午後7時ですから」と念を押されましたしネ。親切な彼女の顔を潰すわけにはいきません。で・・・

蔵屋うどん

2012年1月20日(金) 今日の夕飯② は・・・

日田・元町 「 蔵屋うどん 」

日田どん鍋:鶏つくねうどん鍋味噌風味  ¥1,050

先程の「ひたん寿し」と同じく、2年前に華々しくデビューした日田の新しいご当地グルメです。では、その説明から

日田どん鍋(ひたどんなべ)は、大分県日田市のご当地グルメである。

旅行専門雑誌『じゃらん九州』(リクルート発行)と西日本新聞社、九州各地の自治体が2008年8月22日に立ち上げた観光資源開発事業である「きゅうしゅう旅づくり塾」において第1弾の地域として日田市が選ばれ、日田市の飲食店、旅館経営者30人ほどで研究集会(ワークショップ)が開かれた。

2008年10月2日に開かれた第3回ワークショップにおいて、「日田どん鍋」という名称で企画が成立した。初年度は2008年12月に日田市内の参加する各旅館、飲食店で提供が開始され、2009年3月22日までの冬季限定で提供された。2年目は2009年12月1日から2010年3月31日まで日田市内の17軒の旅館・ホテル・飲食店で提供される。

鍋の名前は、平安時代に豊後国日田郡を治めた大蔵氏 (豊後国)(日田氏)初代大蔵永季(おおくらながすえ)の愛称である、「日田どん(日田殿)」からつけられている。

具材には日田産の野菜をメインに大分県産の食材が用いられている。

日田市観光協会と宿泊施設、飲食店による協議により、十カ条が設けられている。

1.鍋には、オリジナルのネーミングをつけるべし

2.スープには日田産のものを必ず一つ以上使うべし

3.野菜は、種類豊富な「日田産野菜」を使うべし

4.メイン(肉や魚など)は、大分県産を使うべし

5.豆腐・こんにゃく他を使う場合は、日田産を使うべし

6.薬味・旨味ダレは、種類豊富な日田産を使うべし

7.麺または米、餅等をサイドメニューとして楽しむべし

8.食器には一つは小鹿田焼を使うべし

9.箸は日田製造の「竹箸」をつかうべし

10.共通ののぼりとパンフレット各店毎お品書きを作成すべし

※Wikipedia

いろいろ細かいことが書かれてありますが、要は日田の材料を使った鍋ならば何でもOKという曖昧なもの。これでは、そのご当地グルメの顔が見えてきません。普通の居酒屋にあるものとの違いも希薄です。(※何度言ったら分かるの!じゃらんに任して成功したためしはない!)

しかも、どのお店も、事前予約が必要とのこと。これでは・・・消滅寸前となるのも当たり前の話です。現に今年でデビューから4年目を迎えたようですが、取り扱うお店も極端に少なくなっているようです。

ですから、“少し前おネエさん”も発見にご苦労をなさったものと推察致します。小生のためとは言え、ホント彼女の親切さには大感謝です。「昔おネエさん、ありがとうございました!」 (※少し前、少し前って、しつこいの!)

この「蔵屋うどん」は、昼間はうどん屋、夜は居酒屋という営業形態のお店です。また「日田どん鍋」ではマスコミに度々取り上げられた旗艦店舗でもあります。当時(一昨年)の新聞の切り抜きなどが店内に掲示されています。

店内に掲出されている新聞の切り抜き

ここの「日田どん鍋」は、『味噌と昆布で美味しいダシと、うどんの粉で団子にした鶏団子が絶品。自家製麺のうどんと、自家製柚子ごしょうも好評です。』という、鍋焼きというよりは味噌煮込みに似たお姿で、名古屋在住歴の長い小生には馴染み深いものです。でも九州で煮込みうどん、って?・・・かなり心配です・・・

今日の2度目の晩飯にしては、豪華でボリュームあるセットになっています。そして、かんじん要の「うどん鍋」は、見た目そんなに違和感ないもので、ちょっとだけ安心です。

が・・・食べてみると、甘いみそ味?です。かなり違和感を感じます。そして何より、麺の状態が×です。腰もへったくれもないフニャフニャ麺です。

これは・・・それなりの覚悟で?食べなければ、喰えたものではありません。鶏つくねの味噌鍋と思って、具材を楽しむことにします。そして・・・遂に完食です。

いや~、さすがお腹は一杯です。もう何も喰えません!

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こうして、大きなお腹を抱えたまま、『旅B冬篇 特別拡大号』の2日目の夜は更けていくのでした。

 <今日の歩数>23,031歩

<’12旅B冬篇Vol.4>終了

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