旅B夏篇 青森・函館 Vol.4

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<2日目-2> 2010年9月12日(日)

再び大湊線で「下北」まで1区間の短い旅です。「歩けばイイのに・・」と思っているあなた、こちらの1区は長いのヨ。それに、次のターゲットまで駅から20分ほど歩かなければなりません。だからです。ご納得頂けましたか?

「下北駅」から歩けども歩けども、ターゲットに到達しません。歳のせいで小生の歩速は遅くなっているのでしょうか?・・・

いくら初秋の下北といえ、かなり体が暑くなっています。『夏篇』に相応しい汗のかき方です。・・・高崎・会津坂下(あいづばんげ)を思い出すなあ・・・25分経過でようやく到着です。

味工房 和(なごみ)

2010年9月12日(日) 今日の昼飯後のつまみ喰い は・・・

むつ市・下北 「 味工房 和(なごみ) 」

大湊海軍コロッケ ¥210×2ヶ

“大湊海軍コロッケ”の説明から。

明治時代に現在の青森県むつ市(当時の大湊村)で誕生したのではないかといわれる、旧日本海軍部隊で食していたコロッケ。

2003年に海上自衛隊大湊地方隊創隊50周年記念行事のイベントで、海上自衛隊が旧海軍の料理本『海軍割烹術参考書』『海軍四等主計兵厨業教科書』に記載されたレシピを参考に作ったところ、好評を得た。

大湊海軍コロッケとして認定されるためには、揚げ油としてヘット(混合油でも可)とよばれる牛脂を使うことと、下北地方の食材を使うことが条件となっており、これを満たせば原則として誰でも認定を受けて売り出すことができる。※Yahoo!辞書

形は、明治時代の旧海軍のレシピに記載されている「まんじゅう型」と、ごく一般の形である「小判型」に分けられる。※青森県庁HP

この店は、幹線道路の脇にある『お弁当・惣菜屋さん』です。駐車場が半端なく広い。店内には、お弁当や惣菜がところ狭しと並べられています。そして、メニュー板に“大湊海軍コロッケ”の嬉しい文字。早速注文です。

「今は、にんにくとホタテの2種類しかありませんが・・・」「じゃあ、それを1個ずつネ」「少し時間を頂きます。これから揚げますから」「どれくらいかかる?」「15~20分くらいでしょうか」「・・・お願いします」

少し返事が遅れた理由は、この店の滞在予定時間を食する時間も含め10分とみていたのですが、到着時間が遅れた分も加算して、30分程度の遅れになる。それでは、その次のターゲットまで徒歩で30分くらいかかるので、「大間行き」の路線バスには乗れないことになる・・・え・えいっ!ご禁制のタクシーを使おう!!と決心。その心の変遷が返事を遅らせることになったのです。ハイ

本来は、店内で食べることができないようですが、おばちゃんに頼み込んで、ここで味わうことに。その間もお客さんが弁当等を買いにきて、怪訝な顔で小生を見ます。当然のことで、でも小生、ちっとも気になりません。(※以前はもっと繊細な神経を持っていたのですが、B級グルメ探訪をしているうちに、何処かに落としてしまったようです。)

ただ、親切なこのおばちゃん達の営業妨害になると思い、急いで食べました。急いだ割には大変美味で、中の具(※にんにくとホタテ)の味と香がさらに美味しさを引き立てていて、『お弁当屋さん』のコロッケにしては、完成度が高いです。

さすが「大湊海軍コロッケ」です。高崎の美味しかった「オランダコロッケ」を思い出します。あの時は1個落としてしまいましたが・・(※まだ、覚えているの?結構執念深いのネ。 ええ、蛇年ですから)

https://goo.gl/maps/15apXVYCrCkTBYMK9

・・・

おばちゃんにタクシーを呼んでもらい、広い駐車場で待つことに。しかし、しばらくすると、おばちゃんが出てきて「暑いから店内でお待ち下さい」・・・何と親切なのでしょう。小生が店内をウロウロすれば、営業の邪魔になるのに・・・感激です!ありがとう、おばちゃん!「でも、涼しいから、外で待たせてもらいます。」・・・結構、大人でしょ。

タクシーに乗ること10分程度、次なるターゲットに到着です。

運転手さん曰く「あれ?お客さん、今日は休みみたいだネ」「え・えっ!・・・」驚いて降車してしまいました。料金は丁度¥1,000。何かとっても損したような・・・

しかも、こんな所で降りてしまって・・・バスターミナルまで行けば良かった・・・折角なので、この店の紹介をします。 (※何の意味があるの?あんた、馬鹿じゃない?)

「吉田ベーカリー」の横を流れる田名部川。 奥に見える山が『釜臥山』で、その向こうに あの『恐山』があります。

吉田ベーカリー」、通称「吉ベ」は、むつ市にある老舗のパン屋。

ここで有名なのが「あんばた」。正式名称は、「あんバターサンド」。青森県全域ではスタンダードなパン。食パンの間に『こしあん』と『バター』が挟んである一見シンプルで手間のかからないパン。名古屋名物の小倉トーストと同じようですが、名古屋は粒アンを使っているので若干違います。「あんばた」は不動の人気です。今では観光客も足を運ぶ有名店に。※食べログ 

https://goo.gl/maps/9k5VH5EK8sJ4VnQcA

小倉トーストに似ていると聞いて、名古屋居住歴の長い小生としては、非常に興味が湧き、明日の朝食にと思っていたのですが、店主の勝手な定休日変更で✖となりました。明日の朝飯はどうするの?今晩考えましょう・・(※このお気楽さが救いです。)

・・・

下北交通バスターミナルから大間崎まで、約1時間半の長いバス旅となります。

by Yakko

午後12時35分予定通りに出発です。思いのほか多くのお客さんです。ただ、むつ市の市街地を過ぎる頃になると、ほとんどの人が降りてしまって小生ひとりきりに。「ここから先は運転手さんとふたり旅か・・・」採算合わないな・・いずれ廃線か?・・・

ところが、「大畑駅」にさしかかると、何やらこの地域では珍しい人の数。その一人がバスに乗り込んできて運転手さんに話かけます。

「あの~、テレビ東京ですが、今ロケやっていて、このバスで撮影したいんですが・・・イイですか?」「あ、ああ・・」運転手さん、かなりの狼狽です。事前に申し込んでいたものではないようです。『最近のロケは無茶するな・・』と思っていると、スタッフが機材とともにドヤドヤと乗り込んできます。

by
acworks

そして、その後に、出演者の二人。小生、あいにく芸能関係に疎いので(※お前、広告代理店だろ?・・でも興味ないものは仕方ないです。)顔は見たことがあるのですが、具体的な名前が出てきません。中年男は・・確かどこかの大学の先生か作家?。若いネエちゃんタレントは?・・・最近の女性タレントは皆同じに見えるので・・・分りません。

ディレクターが小生に話しかけます。「すいません。イイですか?」「エエ、いいですよ」このシチュエーションで、イイですか?はないでしょう。TV屋の厭らしさが出てますネ。

後ろの方で、本番スタートです。「まわしていきます。」ディレクターの掛け声です。

「まわしていきます」とは、“撮りっぱなしにして、後でよい場面をチョイスする”という意味。出演者ふたりが景色を見て、意味のないおしゃべりを続けます。

その会話で分ったこと。『この前が恐山でのシーンであったこと』『下風呂温泉で下車すること』『最終は函館であること』本社キッコロさんのような空々しいおしゃべりは続きます。

小生は、全く振り向くこともなく、じっと外の風景を眺めています。通常でしたら、「あれ、何のロケ?」とか「いつ放送?」とか「写真撮っていいかな?」とか「タレントさんと握手していいかな?」ですが、何の関心も示さない小生に、スタッフやタレントも拍子抜けした感じで、違和感さえ覚え始めているようです。そうこうしているうちに「下風呂温泉」に到着です。

ディレクター自らバス代を払います。『あれ?AD(アシスタント・ディレクター)はいないの?D(ディレクター)自ら支払いですか?』最近は制作費も安くなっているようで、業界の厳しい現実を目の当たりにした小生です。ああ、昔で良かった!・・・実は小生、若い頃このような仕事をしていて、こんなことが日常茶飯事だったのです。

午後2時過ぎ、ようやくバスは「大間崎」に到着です。いろいろ長かったなあ・・・

・・・

大間崎 

https://goo.gl/maps/j28ZR4rT1DWTq4mK6

大間崎(おおまざき、おおまさき)は、青森県下北郡大間町にある本州最北端の岬である。晴れた日は函館山から恵山岬にかけての北海道の海 岸が目前に広がる。

下北半島北端で津軽海峡に面する位置にあり、対岸に位置する北海道の汐首岬との間は僅々18km足らずに過ぎない。本州・北海道間の最短地点である。※Wikipedia

大間埼灯台 

https://goo.gl/maps/HwuHqCbpf9qMvZvM6

大間埼灯台(おおまさきとうだい)は、本州最北端に当たる下北半島大間崎の沖合にある弁天島に位置し、白と黒のツートンカラーに塗り分けられている中型灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれている。周辺は、下北半島国定公園に指定され、大間崎から灯台と津軽海峡の向こうに、北海道を見渡せる。※Wikipedia

ついでに、この後行く今晩の宿泊地「大間町」についても解説です。

大間町 

https://goo.gl/maps/GBT7gYy8gbJPrYTV8
by フリーカット

大間町(おおままち)は、青森県下北郡の町。下北半島の先端に位置し、本州最北端の市町村である。津軽海峡に面し、天気の良い日には対 岸の北海道を見渡す事ができる。

大間まぐろはグルメのブランドとして人気が高い。※Wikipedia

今日の宿である、大間町唯一のビジネスホテル「サンホテル大間」に到着が午後4時。少しの休憩の後、気がかりな“明日の朝食”探しに出 発です。

ホテルの朝食ではいけないの?と疑問を持たれている方にお答えします。「明日も早朝よりの出動なので、ホテルの朝食開始時間では間に合 わない。」のです。だから・・大間町の放浪です。

でも、この町は何もありません。「ベーカリー」なんぞ皆無です。コンビニは一軒だけ。何と!「サークルK大間店」です。しかし、ホテル から遠い・・・仕方なく、近くのスーパーへ。店名は「マエダストア大間店」。そこでパン購入です。

小生も知らなかった、超地方スーパー「マエダストア」の説明です。

https://goo.gl/maps/NtEkxQLR18CzUD7H6

株式会社マエダは、青森県むつ市に本社を置く、青森県に出店しているスーパーマーケットチェーンの運営企業である。

同じ青森県に本部を置く八戸市のユニバースと共にCGCグループ(PB商品の開発・供給)に加盟し、青森県の主要スーパーマーケットとして県内各地に20数店舗を展開している。 ※Wikipedia

そうこうしている間に、夕食の時間となりました。今日のターゲットは、何と言っても「大間のマグロ」です。高くともOK!です。

ここま で来て制覇しない訳にはいかないの で、その筋では一番有名なお店へと急ぎます。

大間港は何ごとも無かったように 静かに暮れていきます。

人通りのない淋しい町を歩いていくと、その店の案内看板があります。それに導かれて、通り の奥に入っていっても、それらしきお店がない・・・ふと横を見ると・・・シャッターに固く閉ざされた「浜寿司」がそこにあります・・・

https://goo.gl/maps/wEbSdNdgPDRBVUJq6

そう言えば、ネットで『マグロが入荷しない時には開店しない・・・』と書かれてあったことを思い出す・・・仕方ないので、先ほどの大間町 徘徊で見つけた、ホテルのすぐ横のお店に変更です。

海遊亭

2010年9月12日(日) 今日の飲み は・・・

大間 「 海遊亭 」

“大間のマグロで贅沢三昧!” ¥7,800

最高級のマグロで有名な大間のマグロを食します。ただ、小生は知っています。「本当に最高なモノは東京・築地に直送され、その残ったモ ノが地元で消費される。」ということ。

でも、話しのタネです。早速「大間のマグロ3点盛」を注文です。それと、昨夜も注文した「みそ貝焼き」。下北の郷土料理として、「大湊海 軍コロッケ」とともに最近売り出し中です。その本場の味も味わうことに。

下北の郷土料理「みそ貝焼き」 ¥840

みそ貝焼き

その始まりは定かではありませんが、江戸時代に陸奥湾の漁師が、ホタテの貝殻を鍋の代わりにして魚を調理して食べたのが、「みそ貝焼き」 のルーツとか。今では、ホタテやウニ、豆腐、長ネギなどをグツグツと煮込み、味噌を溶き入れ、卵でとじるというスタイルになりました。 ※下北半島旅ガイド冊子「来さまい!下北共和国」より

大間産マグロ3点盛り ¥5,500

これが、あの「大間のマグロ」?、、色つやが悪いナ・・・やっぱ“残りモノ”なのか?

ただ、味わいは、それなりに美味いです。大トロのとろけるような舌触り。赤身のしっかりした味わい。その両方を備え持つ中とろ。 ただ、これで¥5500は?・・ちょっとネ。やっぱ“まぐろ”は築地にかぎるネ。

「みそ貝焼き」は絶品です。ホタテのプリプリ感、ウニが溶け込んだコクのあるみそ味のだし汁。美味い!これは「下北のB級グル メ」に成長しそうだ。

しかし、食べ慣れないモノを食べたせいか、妙にお腹が一杯です。これにて終了です。(※生ビール、日本酒がすすんだので、結構酔ってます。)

https://goo.gl/maps/2v8PEYBQ5bprGi8w8

・・・

これにて、2日目も無事終了です。

明日は、いよいよ津軽海峡を渡ります。朝一番のフェリー便なので、今日も早めの就寝です。おやすみなさい・・・

<本日の歩数> 15,600歩

<旅B Vol.4>終了

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