チョイ旅B 会津 Vol.1

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新シリーズ『チョイ旅B(たび~)』の始まりです。『プチ旅B(たび~)』の際 ご案内したように『チョイ旅B(たび~)』とは、1泊程度のB級グルメ旅のこと。記念すべき第1回目は、福島県の「会津若松周辺」の放浪・徘徊です。

話によれば、この会津若松及びその周辺は福島県有数の観光地だとか。それと、調べれば調べるほど、この周辺には「B級グルメ」「BB級グルメ」が多数存在することが分かってきました。そこで、8月7日-8日の土日の休日を利用して探検に向かった訳です。

それに余談ですが、8月8日は、数えるのが面倒なくらい齢を重ねた、小生の誕生日でもあります。その自分へのプレゼントとしての意味合いも・・・(※な~ンにも目出度くないのにネ)

では、早速『チョイ旅B(たび~)』を始めることに致しましょう。

<1日目> 2010年8月7日(土)

東北新幹線「やまびこ201」
新幹線E2系電車

皆さんもすでにお分かりの通り、小生の『旅B(たび~)』は、朝早いのが特徴です。今回ももちろんそうで、午前6時16分発の東北新幹線「やまびこ201」で東京駅を出発です。

郡山到着が7時56分。郡山からは、少し待って新常磐交通の高速バスで会津若松へ。到着予定は9時35分。そこから9時40分発の会津バス(路線バス)で目指す町「会津坂下」への綱渡りプランです。

BY  Yakko

が、高速バスは名ばかりのようで、高速道路でも高速走行には決してならない。道はほとんど混んではいませんでしたが、何故かノロノロ運転・・・案の定、会津若松駅前に5分遅れで到着。しかも、何のお詫びもなく、さもこれぐらい当然と言わんばかりに堂々たる到着です。やはり都会に流れている時間と田舎に流れている時間は違うのでしょうか。良い言い方をすれば、『ゆったりと時間が流れている』・・・。

小生思うに『ただルーズなだけの時間の価値が分からない人間が多くいる、極端に不便なだけの所』ではないかと。やっぱ、小生は「こんな場所では暮らせませんヨ!」(※TVドラマ「北の国から」第1回の純の気持ちがわかるナ)です。でも、そんな考察は今はどうでも良いことで、目指すお店に何とかたどり着かなければならない。

が、路線バスなら2時間、電車なら3時間半待ち・・・仕方ないので、ご法度の“タクシー使用”で向かうことに。

「あの、会津坂下(あいづさかした)まで」

「えっ!どこ???」

「あいづさかした ですが・・・」

「ああ、会津坂下(あいづばんげ)ネ。ちょっと距離あるよ」

「ばんげ と読むんですか、、それで、どれくらいかかりますか?」

「30分ほどだね」

「じゃあ、料金も結構いきますね?」

「大丈夫、今キャンペーンやってっから(福島弁で)3000円超えたら、その先の料金は半額になるのよ。」

「へ~、キャンペーンね・・・」

話しからすると、確実に3000円は超えるということか。路線バスなら660円で済んだのに!またまた腹が立ってきました。でもこれしか道はないので、諦めの境地で、遠距離乗車で上機嫌になった運転手さんの語りかけに返事を返します。その話しをまとめると、以下のようなことであったと思います。

  • 最近は観光客が減って困っている。昨年は「天地人」で結構お客があったが、今は「龍馬伝」で高知や長崎にいってしまって、さっぱりダメとのこと。(※昨年は鹿児島で同じ話しを聞いた。順繰りなのネ。罪つくりなNHKだこと。地方を翻弄してはいけませんヨ。)
  • (ある農村を通りかかった時に)福島は“桃”で有名だが、ここ「高久(たかく)の桃」は高級品で特に有名。生産が少ないので、東京でも一般小売店では手に入らない。(※だから買っていけということか?小生、桃に興味はない!)
  • (突然、前方を指さして)このあたりに「鶴ヶ城」に代わる、大きなお城を建てる予定であったが、徳川家康に邪魔されて出来なかった。 出来てれば、この辺りが中心地になっていたはず・・・(※知らないのネ?岡崎の人は性格が悪いのヨ・・・えっ!誰のこと?)

と、取りとめのない話が続き、急に「あの、お客さん、帰りはどうするの?この辺りは不便だよ。」「ああ、大丈夫。帰りはバスで帰るから・・・」 「・・・。・・・このあたりだけど・・・」

やっと到着です。料金は3640円(※キャンペーン期間でなかったら4280円だとか)。予定外の出費です。でも地獄はここから始まったのです。

目指すお店はすぐ見つかりました。でも何故かひと気がない。時刻は10時20分なのでオープンしているはず。・・・が、ドアも閉まってい る。看板の店名も剥がれ落ちている。???潰れたのか? !!小生、かなり焦りました。こんなに出費をしてやって来たのに!・・・

念のため電話をしてみると、しばらくの呼び出し音の後、受話器を上げる音。「はい、プリティです。」「あの、今日は営業しますか?」「ええ、 しますヨ。」(※ほっ)「何時から?」「ええっと・・・(誰かに聞いている様子)11時からです。」何!11時!!情報と違う!!!

それでは、これからの小生の行動予定が大きく狂ってしまう。それに何より、こんな何もない所で、しかもこんな炎天の下(※福島県は涼しい と勝手に思い込んでいる人いませんか?ここ会津地方は盆地で、特に今年は例年以上に暑いとか)どうやって時間をつぶすのか?・・・

“途方に暮れる”とは正にこのことです。喫茶店らしきものなど一切ない。(※もっとも小生が行こうとしている「プリティ」が喫茶店なのだが・・・) 夏の太陽はどこまでも高く、周辺の建物はどこまでも低い。よって日陰がほとんどない。汗がしたたり落ちます。(※先回の「高崎プチ 旅B」で学習したので吸汗速乾の服を身にまとっていて、それほど憐れな姿にはなりませんが) 

日陰のない町「会津坂下(あいずばんげ)」

そして遂に発見!誰でも入れる、冷房の効いた(多分この辺りで唯一の)小売施設であるファッションの殿堂「しまむら」です。急いで入店し、休憩スペースを探します。・・・

が、ない。入口から一目で見渡せるほどの狭い店内には椅子ひとつない。諦めムードで店内の奥へ。・・・

うず高く積まれた商品の向こうに、何やらスペースらしきものがある。・・・それは、取って付けたようなゲームコーナー。古いゲーム機の 前には椅子が・・・思わず座り込み、汗を拭います。ここで30分間、子供たちに疎まれながらも、じっと我慢です・・・

今日のスケジュール変更も完了し、時刻も11時となったので、「クーラーしまむら」ともお別れをして店に向かいます。電話での会話の通り、すでにオープンしていました。

プリティ

2010年8月7日(土) 今日の昼飯 は・・・

会津坂下(あいづばんげ) 「 プリティ 」 

ハンスパランチ ¥950

注文前にお店の人に確認です。「営業は11時からですか?」「ええ、そうしました。」「平日もそうですか?」「ええ、そうです。」そうか営業 時間を変更していたんだ。

早速「食べログ」に『店舗情報訂正依頼』で営業時間の変更をメールでお知らせ。同志?が同じ苦難に遭わないようにとの配慮です。

ご紹介が遅れましたが、この「プリティ」は、『B級グルメ』でも“大盛部門”に属する大喰らい野郎には有名なお店です。その名物メニューが“ハンスパランチ”。

ハンバーグ・スパゲティ・ランチ(※何時でもランチです。)の略。“半分(ハンブン)のスパゲティのランチ”ではありません。

むしろ、その逆で、「タワー盛りのナポリタンスパゲティと、それに負けないぐらいの大量サラダ、結構分厚いハンバーグ、それに大盛りのライスと味噌汁、ホットコーヒー(※この暑い日でもホットですし、食後ではなく料理と一緒に出てくる。・・・困りものですヨ。)」がセットになっている。

そのハンパない量といったら、小生、出された時に思わず引きました。絶対完食は無理。そのために小生、朝食を控えてきたのですが・・・そんな姑息な手段では不可能です。

はっきり言って、『二足歩行の動物の食物ではない。絶対、四足家畜系動物(例えるならば・・ブタさん)のものだ!』(※あっ、誰だ!じゃあイイじゃない、と言っている奴は・・・)

小生、結構お腹が空いていたにも拘わらず、半分がやっとでした。時間も十分にあったのですが(※バス時刻の関係で、結局11時から12時半までいた。)撃沈です。

その大きな理由は・・・量ではなくて、その味付け。あなたは好みでないものを大量に食べられますか?戦時中ではあるまいし、少し考えて欲しいなあ。・・・

ちなみに、隣のカップルが注文した『チョコレートパフェ』は、座っている二人の頭よりはるかに高いものでした。

https://goo.gl/maps/3boEjiLM54DEC8dJ6

・・・

今度は、予定通り「坂下一中前(ばんげいっちゅうまえ)」から路線バスに乗り、会津若松駅に戻ります。

そこからJR磐越西線で「猪苗代駅」にやって来ました。暑さもピークです。でも、涼を求めて駅前の喫茶店(※=土産店)を探すも、どうやらこの辺りは例年は涼しいらしく、クーラー等の冷却装置が装備されていない。窓開けッパでの対応になっています。入るのが躊躇われます。むしろ外の方が涼しい。

そんなこんなで、思考回路もオーバーヒート気味で、その結果、路線バスの時刻を間違えてしまい、乗るべきバスは、遥かかなたに消え去りました。再びのご禁制「タクシー」の登場です。結局、目指す『長浜』まで2660円。路線バスなら440円。今度は自分の所為なので、誰にも文句は言えません。チッ・ク・ショー!!今日は厄日なのか・・・

『長浜』では今日第一発目の観光、「磐梯観光船かめ丸」で猪苗代湖35分の遊覧です。

猪苗代湖遊覧(翁島めぐりコース) ¥1,000

https://goo.gl/maps/8VVSK3em4j9n2kCf6
「磐梯観光船かめ丸」での遊覧

猪苗代湖(いなわしろこ)は、福島県の会津若松市、郡山市、耶麻郡猪苗代町にまたがる、日本で4番目に広い湖である。別名、天鏡湖(てんきょうこ)。

福島県のほぼ中央に位置する。面積は琵琶湖、霞ヶ浦、サロマ湖に次いで日本第4位。福島県最大。また、湖面の標高514mは、全国でも有数の標高の高い湖である。※Wikipedia

この翁島には伝説があります。

伝説の「翁島」です。

弘法大師がこの地を通りかかった際、機(はた)を織っていた女に水を乞うが断られてしまう。そこで別の村で米をといでいた翁という名前の貧しい女に米のとぎ水を乞うと、快く飲ませてもらえた。その翌日、磐梯山が噴火して周囲の52の村が陥没して湖底に沈んでしまったが、弘法大師に水を飲ませた翁の家だけは湖底に沈まず、島となった。これが翁島だという伝説が会津地方に伝わる。※Wikipedia

強い太陽光線と雲のイタズラなのか、 翁島の上にできた幻想的な光景。

湖上から見る「磐梯山(ばんだいさん)」が美しいと聞いていましたが、この日は気温上昇で靄(もや)がかかっていて、少し残念でした。

猪苗代湖と磐梯山

「磐梯山」を挟んで、南側を『表磐梯(おもてばんだい)』、北側を『裏磐梯(うらばんだい)』と呼び、両方とも福島県の主要な観光スポットとなっています。(この猪苗代湖は表磐梯の代表格)

表磐梯から見る磐梯山は普通の山であるが、裏磐梯から見ると、一変して山体崩壊の跡の荒々しい姿を見せる。※Wikipedia  

※ちなみに「裏磐梯」は明日行く予定

猪苗代駅前から見た「磐梯山」。 やや霞気味ですが 穏やかな表情を見せています。

雄大な景色と湖上を流れる風に涼しさを満喫した30分余りでしたが、下船した途端、厳しい現実に直面しました。

猪苗代駅までの路線バスが出発したばかりで、次の便まで1時間ほど待たなければならない。しかし、ここも目ぼしいものは何もない。あるのは、「何故かモノトーン模様の変な“セブンイレブン”」と「海水浴場ならぬ“湖水浴場”」だけ。

まさか、1時間もセブンに入り浸っているわけにもいかないし、そうかと言って、砂浜で寝そべっているおネエちゃん達の水着姿を見ている訳にもいかないし(※小生的には、それでも良かったのですが・・?)ちょっぴり困惑です。

で、おもむろにガイドブックを開き、この辺りのマップを見ると、丁度帰り路に「野口記念館(※野口英世の生家)」がある。バス停もあるようだ。

暑い!

ここから2km足らずだ。・・・よし!歩こう!!ということで、歩き出したのですが、行けども行けどもたどり着かない。再びマップを凝視すると、これが完全な見間違いであることが判明。2kmではなくて4kmはある(※ホントに今日はどうかしている。)・・・引き返す訳にもいかなく・・・このまま進むしかない。ああ、体が暑い!

辺りにひと気はなく、磐梯山から吹く風も“雨”を予感するものに変わってきている。歩速を上げる。が、目的地は未だ見えない。

磐梯山に怪しげな雲が・・・ 雨が降り出さないうちに 何とかたどり着きたい・・・

結局30分の競歩状態で、やっと「野口記念館」に到着。入場料500円。・・・高いので外から眺めることに。外からでも十分『生家』は見られます。(※でも例の囲炉裏は見られませんヨ)

野口英世の生家です。 外からの撮影です。 妙に新しくありませんか?

小生の感想、「想像より新しい家だなあ・・・」くらいです。

https://goo.gl/maps/tKSe5GZn8pQYxwMx9

・・・

この後バスと電車を乗り継ぎ、会津若松駅に戻ってきたのが午後5時56分。そのまま、今日の宿「会津若松ワシントンホテル」に。(※会員であることはご紹介済みですよネ。)

少しの休憩の後、夕食のため会津若松の繁華街(※たかが知れてますが)に出かけます。

なかじま

2010年8月7日(土) 今日の夕飯 は・・・

会津若松 「 なかじま 」 

元祖煮込みソースカツ丼 ¥1,000

会津若松も福井と同様「ソースカツ丼」が一般的な地域です。

「ソースカツ丼に最初にキャベツを入れた町」として、店舗が「伝統会津ソースカツ丼の会」を結成し、町おこしをしている。※Wikipedia

その会の中でも、独特な“煮込みソースカツ丼”を提供しているのが「なかしま」。他にそういったメニューを出す店舗はないが、「煮込みソースカツ丼の元祖」を名乗っている。

「煮込みソースカツ丼」とは、卵とじカツ丼を割り下ではなく、ウスターソースで作ったもので、ソースカツ丼との折衷形である。※Wikipedia

「卵とじカツ丼」を割り下(醤油)ではなくウスターソースで煮る・・・。どんなゲテモノが出てくるのか。戦々恐々です。しかも今日は厄日のようだし・・・ 

でも小生、食べてみて驚きました。とっても美味いのです。この驚きは、「名古屋の手羽先を醤油味でなく、ソース味で仕上げているもの(※名古屋住吉の「設楽」)」に遭遇した時に似ています。

さすが、 それを売りにしているだけあります。大変満足です。ご主人に賛美の言葉をかけ、ほろ酔い機嫌で店を後にしました。(※実は生ビールを2杯ほど飲みました。¥500×2です。)

https://goo.gl/maps/FaEPLabP4nBcBR478

<資料写真> 会津若松ソースカツ丼   『 白孔雀食堂 』

https://goo.gl/maps/yDJuEK9virUgZjq4A
以前、出張時に訪問した“会津若松ソースカツ丼”の有名店「白孔雀食堂」

・・・

明日のことを考え、少し早めに就寝です。「お休みなさ~い。明日は良い誕生日になりますように・・・」  祈るばかりです。

<チョイ旅B Vol.1> 終了

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